渋谷金魚ネタバレ2巻｜渋谷の貂・自分の家である渋谷を荒らされ怒り心頭！喰うか喰われるか！！

渋谷金魚【2巻】最新話ネタバレあらすじ

渋谷金魚ネタバレ5話 

渋谷で囁かれる都市伝説のひとつ『渋谷の貂(てん)』。

それは、ホームレスの彼の呼び名です。

彼の噂は、グルメで血と人肉が好物、食べ物をあげると一つ願いを叶えてくれる、ヤクザ100人と戦って皆殺しにした、不老不死で右手がドリル等々・・・。

3月3日、そんな彼の前にも人食い金魚は現れます！

 

3月5日、渋谷緑川学園に東寺　秋(とうじ　あき)はいました。

休日なのに先生に頼み込まれ、弟の春(はる　5歳)を連れて渋谷にある学校に来ていた秋。

他の人たちと同じように金魚に襲われ、春と二人、2日間逃げ隠れていたのです。

音楽室に逃げ込んだ秋と春は、音楽準備室からカチャカチャと作業音のような物音がすることに気がつきます。

もしかしたら人が居るのではないかと、扉を開ける秋でしたが、金魚が入ってきてしまいます！

逃げようとする秋の視界に、一人の男性が・・・！

男性は、金魚をそこにあった楽器で殴り殺すと、秋に近寄ってきてチョコレートのいい匂いがすると言いました。

秋は何故か、男性を見て『渋谷の貂』だと思います。

そしてチョコレートを差し出すと「私たちを助けて」と言いました。

 

学校の上空には、まだらの金魚の群れが常に周回しています。

保健室には、貂と揉めているヤクザ3人と中年の夫婦が隠れていましたが、水も食料も尽きてしまっていました。

秋と春もこの保健室に隠れていましたが、学校内のことに詳しい秋は春を連れて、水や食料などの備蓄があるという『食堂棟』の鍵を取りに出ていたのです。

貂を連れて、保健室に戻ってきた秋と春。

貂はヤクザたちと揉めそうになりますが、自分が食堂棟の鍵を取ってくると言うと、ヤクザたちは納得したようでした。

秋は春を中年の夫婦に預けて、貂と屋根裏から、食堂棟の鍵があるであろう職員室を目指します。

こんなときでも冷静でマイペースな貂をうらやましく思う秋。

職員室に着き食堂棟の鍵を見つける秋でしたが、金魚に気付かれてしまいます！

貂は秋を先に天井裏に逃がすと、追ってきた金魚をはさみで刺し殺しました！！

渋谷金魚ネタバレ6話 

鍵を持って保健室に帰ってきた秋と貂。

次の課題は、保健室から食堂棟までの移動です。

保健室から食堂棟までは100mはあり、そこら中に金魚はいます。

貂はこの2日間、金魚を見ていて、夜は大部分の金魚が物陰で眠るということに気付いていました。

深夜0時に移動することを提案する貂。
全員がそれに納得しました。

貂は一人、隣の部屋に入ると「0時まで眠る」と言います。
秋は助けてもらったお礼を言うと部屋を出ました。

その後、疲れていた秋は保健室のベッドで、いつの間にか眠ってしまっていました。

 

目を覚ますと、銃を突きつけるヤクザの顔が・・・！！
春もヤクザに捕まって、銃を突きつけられています。

貂を別室に閉じ込めて、逃げようとするヤクザたち。
秋に食堂棟の鍵を出すよう迫ります！

ポケットから鍵を取り出した秋は、別の鍵とすり替わっていることに気がつきました！！

ヤクザたちは「貂の仕業だ」と怒り心頭で、貂の部屋のゲージを解き扉を開けます！

でも貂がいるはずの部屋には、たくさんの金魚が・・・！！

血だまりに惹かれ、外から金魚が入って来ていたのです！！

扉を開けたヤクザは、金魚に喰われてしまいました。

なぜ貂の姿がないのか、なぜ金魚がいるのか、秋には分かりません。

保健室に人間がいることに気がついた金魚たちは、扉を破って入り込んできました！！

 

慌てて逃げる秋たちは、保健室の窓を破ると、食堂棟を目指して走ります！

途中、ヤクザの一人と中年の夫婦の奥さんは、金魚に喰われてしまいました！！

必死でたどり着いた食堂棟。

でもその中にも、すでにたくさんの金魚が入り込んでいました！

立ち止まり、絶望する秋。

金魚に喰われそうになったところを春が突き飛ばしました！

金魚に喰われそうになる春・・・！！

奥からハンマーが飛んできて、春を喰おうとしている金魚に命中しました！

 

武器を調達し、3日ぶりのご飯を食べた貂が奥から現れます！

貂にすがりつこうとする秋。
貂は秋を見もせず、金魚の方へと歩いて行きます。

突然、吐き気をおよおした秋たちに貂は「洗剤を混ぜてまき散らしたから、呼吸をしない方がいい」と言います。

塩素ガスを吸って死んでいく金魚たち。

自分の家である渋谷を荒らされた貂は、金魚たちに激怒していたのです！

渋谷金魚ネタバレ7話 

貂がまいた塩素ガスで、小型の金魚たちは死んでいきます。

大型の金魚には塩素ガスは効きませんが、もともと動きが機敏ではなく、それほど硬くもないので、貂の運動神経なら余裕で殺せます。

中型の金魚も塩素ガスは効きませんが、鎖でガードした貂の腹を喰い破る力はありません。

金魚の生態を確かめながら、貂は食堂棟に集まってくる金魚たちを次々に殺していきます！

秋たちは戦いに巻き込まれないように、隅に隠れて見ているしかありませんでした。

『渋谷の貂』の狂気を・・・！！

 

最後の一匹を殺した貂に向かって、秋はおとりにされた怒りをぶちまけます。

そして、置いていかないで欲しいと泣いて頼むのでした。

そんな秋に貂は、冷酷に「弟を守りたいなら死ぬ気で戦え」と言うと去って行きました。

残された秋と春は、食堂棟にあった食料をバッグに詰め、逃げる準備をします。

そこに生き残っていた金魚が現れます！！

逃げ場を失った秋は包丁を片手に春の前に立つと、金魚に立ち向かうのでした・・・！

 

3月8日、渋谷に金魚が発生してから6日が経過していました。

自衛隊のヘリによる救助は、12機中10機が墜落し、救助者はわずか5名に終わっています。

政府は救助を打ち切ってしまっていました。

渋谷金魚ネタバレ8話 

3月6日、自衛隊のヘリから落ちた月夜田とアリサ。

金魚たちから逃げ、囲まれ、死を覚悟しましたが、気を失い次に目が覚めたときには、なぜか金魚の群れは去っていたのです。

それからアリサを抱えて、地下下水道に逃げ込んだ月夜田は再び気を失い、次に気がついたのは、2日が経過した3月8日でした。

水と食料を探すため下水道を歩く月夜田とアリサ。
微かに金魚の声を聞いた気がして立ち止まります。

暗闇で匂いもきつい下水道で金魚に気付かれるはずがないと思う月夜田とアリサでしたが、確実に金魚の気配は近づいて来ていました！

出口を探して走る月夜田とアリサを3匹の金魚が追ってきます！

今までの金魚より速く「逃げ切れない！」と思った月夜田とアリサの前に一人の男性が現れます！

その人は鍋に入ったお湯を金魚に浴びせると、手に持った包丁で金魚たちを殺していきます！！

そして最後に月夜田に馬乗りになると、鍋から飛び出て下水に浸かったラーメンを「もったいない」と食べました。