渋谷金魚ネタバレ1巻｜月夜田初・平凡な人生を送るはずだったのに・・・人食い金魚襲来！！

ガンガンコミックスJOKERより蒼伊宏海先生の漫画「渋谷金魚」1巻を読んだので、今回は1巻ネタバレと感想をご紹介します。

 

 

渋谷金魚【1巻】ネタバレあらすじ

渋谷金魚ネタバレ1話

その日、月夜田　初(つきよだ　はじめ)は、渋谷を訪れていました。

月夜田の趣味は、映画鑑賞と撮影です。

撮影を手伝ってくれる予定だった友だちは合コンに行ってしまい、月夜田は一人で渋谷をブラブラしながら撮影していました。

本屋に寄った月夜田は、女の子がナンパされているところに出くわします。

嫌がっている女の子を助けるため、本棚を倒すと店員が駆けつけました。

店員を見た男性たちは、ナンパを諦めて去って行きます。

助けてもらった女の子は、月夜田にお礼を言いにやって来ました。

月夜田が振り返ると、女の子は転んで尻もちをつき、思いがけずスカートの中が見えてしまいます！

よく見ると、その女の子は、同じ高校で学園一の美少女と言われている深草でした。

深草は、助けてもらったお礼にと月夜田を食事に誘います。

そして、月夜田が映研の募集をしていたことを知っていて「私も映画仲間を探してた！」と言いました。

深草の言葉にときめく月夜田でしたが、「トシャ」と言う不気味な音に深草の背後を見ます。

するとそこには、先程、ナンパしてきた男性の頭らしきものが・・・！！

そして、巨大な金魚が「もういいよ」と言いながら出てきました！！

 

突然の停電。

さっき見たものは何だったんだろうと思いながら、嫌な予感がし、お店を出ようとする月夜田と深草。

階段を降りたところには、大人の倍くらいはありそうな金魚が、何匹も空中を泳ぐように飛んでいました。

金魚に近づいた男を頭から食べる巨大な金魚。

悲鳴が上がり窓ガラスが割れ、大量の金魚がなだれ込んできます！

慌てて外に出た月夜田が見たものは、映画のような光景・・・。

たくさんの巨大な金魚が渋谷の街を飛び回り、人を食べているのでした・・・。

月夜田は警察に電話をしようと携帯を見ますが、圏外になってしまっています。

次々と周りの人が襲われていく中、月夜田と深草は走りました。

 

井の頭線の渋谷駅に逃げ込んだ月夜田と深草。

渋谷駅全域は停電が起こっていて、電車で逃げることは出来そうもありません。

たくさんの人が構内で電車を待っている中、1本の電車が突っ込んで来ました！

そして、電車の中からも金魚が大量に流れ込んできます！！

駅の構内にいる人々を食べる金魚たち。

月夜田は逃げようとしますが、深草は足がすくんでしまい動けません！

駅の入口からも金魚が入ってきて、出口を失った月夜田と深草は、階段を使って別の階へと逃げます。

通路に消火栓が置いてあるのを見かけた深草が、それを使って自分が足止めする隙に防火扉をしめるよう月夜田に言いました。

月夜田は、自分が足止めするから、深草が防火扉を閉めるよう言い返します。

そして、消火栓を掴むと金魚たちに吹きかけました！

一瞬、ひるむ金魚たち。

月夜田は防火扉へ走りましたが、たどり着く前に深草は扉を閉めてしまいました！！

慌てる月夜田に、深草は罵詈雑言を浴びせかけます！

もともと深草は、自分一人が防火扉に逃げ込むつもりでいました。

映画もほとんど見たことがなく、気まぐれで月夜田を誘っただけだったのです。

月夜田への暴言を続ける深草の周りは、気がつけば金魚だらけになっていました・・・！

悲鳴を上げる深草。

月夜田は扉を開けるよう言いますが、すでに深草は・・・。

何も考えられなくなった月夜田は、明るい方を目指して走ります！

着いたところは、ビルの4階の窓でした・・・。

そして、行き場も生きる気力も無くなった月夜田は、そこから飛び降りるのでした。 

 

渋谷金魚ネタバレ2話

4階の窓から飛び降りた月夜田は、大量の金魚を下敷きにして、ゴミの中に落ち意識を失います。

金魚に襲われる夢を見て、目を覚ました月夜田。

目の前には見知らぬ美少女が！！

周りでは、数人の人たちが思い思いに座ったり、話し合ったりしています。

美少女がこの場所は、渋谷2丁目の南急百貨店の6階、角の喫茶店だと言いました。

今までのことが夢じゃないと分かり、がっかりする月夜田。

 

月夜田が気を失ってから2日が立っていました。

救助は来ず、渋谷は陸の孤島になってしまっています。

渋谷の周りにはでっかいガラスの壁ができ、まるで金魚鉢に入っているかのようになってしまったのです。

 

このコロニーは、女性の警察官がリーダーのようでした。

女性警察官は、雪野杏子(あんこ)と名乗ります。

そして、部下の男性は、藤森と名乗りました。

二人が言うには、2日前のあの日、意識が無いままに月夜田は、南急百貨店の5階まで自力でたどり着いていたそうです。

でも、どうやってここまで来たのか、月夜田は全く覚えていませんでした。

一人になった月夜田は、カメラが無くなっていることに気付きます。

取りに行こうかと考える月夜田に、アリサは一緒に行くと言ってくれました。

喫茶店を出ようとする月夜田とアリサに、杏子と藤森が声を掛けます。

そして、4人は一緒に行くことにしました。

 

武器は杏子の持っている拳銃と、店にあった可燃性の殺虫剤くらいです。

音を立てないように歩き、5階の防火扉を開けるとそこは死体の山でした・・・。

金魚がいる様子はありません。
死体の中にカメラが落ちているのを見つけ、月夜田は拾い上げました。

幸いにもカメラは壊れていませんでした。

 

4人は食料を調達するため、3階にある軽食屋を目指そうとしますが、1匹の小型の金魚に見つかってしまいます。

ブチっと言う音がして、足元を見た月夜田。

すぐ横の死体には、金魚の卵が産み付けられていて、そこから稚魚が続々とわき出してきています！！ 

藤森は稚魚たちに攻撃しようとしますが、死体に足を取られて転び、たかられてしまいます！！

月夜田は藤森が落とした殺虫剤とライターを拾うと、稚魚たちに炎を浴びせました！！

杏子とアリサが藤森を助け出しますが、殺虫剤は無くなり、周りは稚魚に囲まれてしまいます！

その時、カメラにゴミが付いていることに月夜田は気付きました。

囮になろうと飛び出しそうになる杏子を押さえる月夜田。

周りにある香水を自分たちに吹きかけると、息をひそめてしゃがみ込みます。

金魚は月夜田たちを見失い、ひとしきりウロウロすると、去って行きました。

意識を取り戻した藤森は、金魚は視力が弱く、主に匂いと音でエサを探すのだと言います。

人を喰う金魚たちにも、普通の金魚と同じ習性が残っているかもしれない・・・そう考える4人は元の店に戻ることにしました。

 

そのとき、上空でヘリコプターの音がしました！

それは自衛隊のヘリで「明日午前5：00に指定場所に救助ヘリが降下します」と告げると去って行きました。

最寄りの指定場所は、『渋谷駅前スクランブル交差点』です。

助かる道が見えて、喜ぶ4人。

香水を持って、元の店に帰りました。

みんなに集まるよう話す杏子の後ろで、突然、藤森は血を吐きます。

そして、謝る藤森の穴という穴から、稚魚が大量に出てきました！！

稚魚たちは、藤森の身体を突き破り、月夜田たちに向かって襲いかかってきました！！ 

 

渋谷金魚ネタバレ3話

集まってきた人たちがパニックになる中、杏子は後方にある控え室に逃げ込むよう叫びます！

杏子は銃で藤森の足を止めると、一番最後に控え室に逃げ込みました。

金魚を連れて帰ってきたことに、残された人たちは憤り、逃げられないのだと絶望します。

でもアリサだけは、諦めていません。

アリサに励まされ、落ち着きを取り戻していく人たち。

杏子が金魚の生態を知っている人を探すと、一人、職場で金魚を飼っていたという女性がいました。

女性は、夜になれば金魚は物陰に入って眠ると言います。

4：30、金魚たちがまだ眠っている早朝に、月夜田たちは動き出しました。

香水をありったけ使い、金魚を起こさないよう最小の動きで、集合場所である『スクランブル交差点』を目指します。

東京メトロ銀座線のホームに来たとき、一人の女性のアラームが鳴り始めました！

その音に反応して、金魚たちが起き始めます！！

声と血の臭いに反応して、次々と人を襲い始める金魚たち。

月夜田たちはなんとかお店の中に逃げ込みますが、自衛隊が迎えに来る時間が迫っていました！

それでも諦めない月夜田は、店の奥で火事を起こし金魚から視界・匂い・音を奪い、走り抜けることにします！

走り抜ける中、杏子は金魚に食われてしまいます。

月夜田とアリサを含む5名が、なんとかスクランブル交差点の近く、山手線の線路上に着くことが出来ました。

待機していた自衛隊のヘリコプターが見えホッとする月夜田たち。

でも無情にもヘリコプターは、金魚に食べられてしまいます！！

 

渋谷金魚ネタバレ4話

 もう死ぬしか無いのかと絶望する月夜田。

そのとき別のヘリコプターが上空を飛んで行くのが見えました！

ヘリを追う月夜田たち。
ヘリは宮下公園を目指しているようです。

月夜田は、山手線の高架から飛び降りたときに足をくじいてしまいました。

それでも走るしかない月夜田たちに、金魚は次々と襲いかかります！

一人の男性が調達してきた車に乗り込んだ月夜田とアリサ。

車はスピードを出して金魚たちの間を走り抜けますが、空中から長く落ちてきた金魚のフンにぶつかってしまいます！

横転した車から這い出した月夜田とアリサでしたが、周りは金魚に囲まれていました。

車が爆発し、炎が燃え上がります！
さらに月夜田は、車のガソリンにライターで火を付けました！！ 

変温動物の金魚たちは急激な温度差に耐えられず、次々と死んでいきます。

辺りが開け、月夜田とアリサは走り出しました！

自衛隊が待っている宮下公園はもうすぐそこです！

走ってくる月夜田たちに自衛隊員たちも気がつき、銃で援護してくれています！！

 

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渋谷金魚1巻の感想＆次回2巻の考察予想

巨大な金魚が人を襲い食べるって、B級映画好きにはたまらない内容ですね！

渋谷の街を遮断しているのが『金魚鉢』というのもGoodです！

なんで金魚が突然、人を襲うようになったのか、何でしゃべっているのか、巨大化して空中でどうやって生きているのか等々、1巻ではまだヒントも出てきません(泣)

なので、続きを読んでみようと思います。

どうやら『渋谷金魚』は1巻ごとのオムニバスになっていて、2巻では別の人が主人公になるようです。

次はどんな人が主人公なのでしょうか！？

1巻の主人公　月夜田とアリサがどうなったのか、気になるところではありますが・・・。

いずれ全ての巻の主人公たちが集結するのかな？等と予想しながら、2巻を楽しみます♪

まとめ

今回は漫画『渋谷金魚』1巻の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。