シャーク(漫画)ネタバレ1話～3話！兵頭と聡、二人の初顔合わせ…！

漫画「シャーク」は原作雲先生、絵WOOSUB先生、協力正拳先生の作品です。

更新は毎週火曜日となっています。

 

今回は「シャーク」の1～3話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。

チャンピオン、兵頭に襲いかかる悲劇

3度目の防衛を終えた彼に待っていたのは…容赦のない現実でした。

彼が早く帰っていたら、こんなことにはならなかったのでしょうか。

追い詰められた聡の取った手段とは？

尾崎ヒロキから逃げ切ったと思ったら、またもや同じクラスになってしまう聡。

…わざわざ追いかけて来たのでしょうか…？

「窮鼠猫を噛む」という言葉があるように、追い詰められた者は何をしでかすか分かりません。

シャーク【1話～3話】最新話ネタバレあらすじ

1話のネタバレ

WFFウェルター級の世界チャンピオン、兵頭真。

彼は、3度目の防衛戦を行っていました。

熾烈なやり取りの末、見事に防衛を成功させる兵頭。

これでまだ19歳だというのですから、とんでもない選手だということが伝わってきます。

試合が終わった兵頭は、電話で家族へと連絡を取ります。

「これからお祝いがあるから、先に寝てて」

 

祝賀会を終え、家へと帰り着いた兵頭。

…ですが、彼を待っていたのは――冷たくなった大切な家族と、強盗だったのです。

「先に寝てて」

そう言わずに、早く帰っていれば…兵頭は、酷く後悔をしていました。

しかしそんな兵頭を待たずに、強盗達は彼へと襲いかかります。

――彼が、世界チャンピオンを取る程の男だとは知らずに。

制御の効かなくなった兵頭は、無言で強盗達へと怒りの拳をぶつけ始めるのでした…。

 

そして3年後…

渋谷聡、高校1年生。

彼は、通学に1時間以上もかかる遠い学校へと通っていました。

聡は、幼馴染の早川由香以外知り合いのいない、今の学校生活に満足していました。

――しかし、そんな平和な高校生活にも終止符が打たれます。

 

その日聡のクラスに転校してきたのは、尾崎ヒロキ。

ボクシングの特待生だという彼は、どうやら聡と顔見知りのようです。

しかし、聡の顔色は冴えません。

 

担任の教師が居なくなった途端、不良と化す尾崎ヒロキ。

そんな彼が悪い笑顔で声を掛けたのは…聡です。

聡の中学時代に、一体何があったのでしょうか。

2話のネタバレ

聡の中学時代。

彼の家は経済的に余裕がなく、国からの支給によって生活していました。

…ですがある日、彼は尾崎ヒロキに目を付けられてしまったのです。

それからというもの、聡の人生が狂い始めていきました…。

 

尾崎ヒロキの奴隷にされてしまった聡。

暇さえあれば殴られ、少ないお金は尾崎ヒロキのお菓子代へと消えていったのです。

聡は教師へと助けを求めましたが、教師は真剣に取り合ってはくれませんでした。

…陸連会長の息子である尾崎ヒロキと、貧乏人である聡。

教師は事実を見ることなく、その理由だけで尾崎ヒロキの肩を持ったのでした。

 

聡は、ついに自殺未遂を起こしてしまいます。

病室で目覚めた時、聡の目の前には両親と――なぜか、尾崎ヒロキまでいました。

（死ぬことよりも、尾崎ヒロキの方が怖い）

（だから死にたかった）

嘆く両親の前で、尾崎ヒロキがいる前で、聡は――本当のことを話すことができませんでした。

…そこまで着いてくるとなると、尾崎ヒロキは暇人なんでしょうか？

死ぬことができなかった聡は、この地獄から抜け出すために必死に勉強を始めました。

その努力が実り、聡は今の、誰も知らない遠い高校へと奨学生で入学したのです。

 

これで終わったと思った聡を、現実は容赦なく打ちのめします。

またも同じクラスへと転校してきた尾崎ヒロキのせいで。

また、あの地獄を3年も経験するのか？

絶望する聡を、幼馴染の由香が庇いました。

…ですが、尾崎ヒロキは女性だからと容赦をせずに、机ごと蹴り飛ばしたのです。

 

抵抗の声を上げた聡に、尾崎ヒロキは怒り、彼を更に追い詰めていきます。

（尾崎ヒロキは悪魔だ。）

極限まで追い詰められた聡は、床に落ちていたボールペンを握りしめ――。

3話のネタバレ

裁判所では、聡の裁判が行われようとしていました。

弁護士は、聡は暴力に苦しんでおり、自己防衛だったと主張し。

検察は、先に凶器を振り回したのは聡であり、これは暴力行為だと主張しました。

…意見を求められた聡は、「殺すつもりだった」と短く答えました。

そうして聡に課せられたのは、殺人未遂による懲役3年でした。

 

少年刑務所へと向かうバスの中で、聡が座ったのは穏やかな男性の隣です。

――そう、彼こそ兵頭でした。

兵頭は上告をしていましたがそれを棄却され、懲役10年となっていたのです。

それを知らない聡は、怖いもの知らずといった様子で兵頭へ話しかけます。

面白いと思った兵頭は、聡のネームプレートに書かれた、渋谷聡という名前を覚えました。

 

少年刑務所へと着いた聡。

兵頭は、別の場所へと向かっていきました。

バスから出た時に知り合ったチャラそうな少年「長瀬慎二」と聡は、服を着替え髪を剃られます。

彼らは数日間、刑務所生活の心得を学ぶために臨時の部屋へと入れられます。

そこに居たのは、「田坂正弘」。出所間近の青年でした。

シャーク1話～3話の感想＆次回4～6話の考察予想

身近な人達を害されて暴力に出ざるを得ない、そんな精神状態に追い込まれる、中々ハードな内容ですね…。

刑務所という、また別の閉鎖空間へと入ることになった彼らは一体どうなってしまうのでしょうか。

…聡は運が悪そうな様子があるので、次回でも中学生活のような目に遭いそうな感じもありますが…。

 

聡は、この刑務所生活でどのように生活するのでしょうか？

次回「シャーク」も楽しみですね。

まとめ

今回は漫画『シャーク』1～3話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

≫≫次回はこちら