お兄様を誘惑するつもりだったのに！ネタバレ67話｜クララがどこに行ったか誰も知らない

陛下はセシリアの邸宅に来ていました。

そこにクララがいると思っていたからです。

でもクララはいませんでした。

セシリアも父親のモンテス伯爵もオロオロするばかりです。

陛下も彼らが嘘をつける人物ではないと思うので、本当にここにクララはいないのだと理解ました。

そこで、セシリアにクララがどこに行っているのか？と聞くように命令したのです。

セシリアは、不安になりましたが、命令を聞くことにしました。

その頃、クララはダニエル皇子の主催したパーティに参加しています。

ベローナの王女ではなく、考古学者のララと身分を偽って参加していたのでした。

質問攻めにされるクララを見て、アドリアナがやってきます。

そして、取り巻きを一蹴するとクララに会えて嬉しいと話しました。

するとそこに、ダニエル皇子がやってきます。

クララはダニエル皇子とアドリアナが初めての対面を果たしたと思いました。

でも、小説とは違い、2人の出会いはあっさりとしたもので終わってしまいます。

クララは、自分が生き残る為に、小説の内容を変えてしまったのだと思いました。

そして、これからの展開はどうなるのだろうと不安を覚えるのです。

お兄様を誘惑するつもりだったのに！　67話のネタバレ込みあらすじ

怒りに身を任せた陛下は、モンテス伯爵の邸宅に来ていました。

そして、クララはどこだと聞いたのです。

でもここにクララはいませんでした。

セシリアも父親のモンテス伯爵も何のことか分からず、オロオロするばかりです。

使用人に聞いても同じような、返答だったので陛下は本当にここにクララはいないのだと理解しました。

モンテス伯爵は以前、クララがネルハの切手を買ってきてくれたことを話します。

陛下は、クララが遠くまで出かけてしまっているのだと思いました。

そこで、どこに行っているのかを突き止める為に、セシリアに命令します。

今度クララに会ったら、いつもどこに行っているのかを質問するように命令したのでした。

セシリアは、陛下の命令なので従うしかありません。

それでもクララのことが心配になりました。

その頃、クララはダニエル皇子が主催するパーティに参加しています。

ベローナの王女であることは、伏せて考古学者のララと名乗った上での参加なのでした。

でもダニエル皇子の紹介ということで、会場でクララは注目の的です。

クララは考古学について、沢山質問されました。

そのほとんどが、おちょくる内容だったので、クララは試されているなと感じます。

なので、ベローナの考古学は未熟ではないとキッパリと否定したのでした。

すると、後ろからアドリアナが声を上げたのです。

質問攻めにしている人達に、お客様に対してする対応ではないと怒ったのでした。

その剣幕に、オドオドしてクララを取り巻いていた人達は、散らばっていきます。

アドリアナはまたクララに会えたことを嬉しく思いました。

するとそこに、ダニエル皇子が来たのです。

クララは、2人が初めて対面したと思いました。

でも2人は挨拶をするだけであっけなく終わってしまいます。

アドリアナも、ダニエル皇子のことを気にするでもなく、むしろ2人の邪魔だなと思って離れていってしました。

ダニエル皇子も、初めてあった人だと、あまり興味がなさそうです。

小説では、2人の出会いはもっとロマンチックなものでした。

クララは、自分が生き残りたい為に小説を変えてしまったのだなと思いました。

小説での内容と違う展開になってしまってきていることに、クララは不安を覚えます。

自分が小説の内容を変えてしまったのだと感じました。

自分が生き残る為とはいえ、小説の内容を変えてしまったことにクララはこれからはどうなるのだろうと思ったのです。

クララは、ダニエル皇子に話して、帰ることにしました。

ダニエル皇子も、クララをエスコートして送ります。

その2人の姿を、会場の人達はザワザワして見ていたのでした。

パーティーが終わり、アドリアナは自宅に帰ります。

するとお母さんが待っていたのでした。

お母さんはパーティーでのクララのことを聞いてきます。

アドリアナは、きっと皇太子に報告するのだと思いました。

なので、当たり障りない内容を話します。

するとお母さんは手を見せろと、アドリアナに命令しました。

渋っているアドリアナの手を、お母さんは無理やり見ます。

アドリアナの手には剣をふるったことによる、タコが出来ていました。

お母さんは、アドリアナが剣の練習をすることを良く思っていたのです。

なので、剣の練習をしてはいけないと、怒ったのでした。

叱責を受けた、アドリアナはクララのことを思い出します。

先ほどのパーティーでのクララは、取り巻きに散々質問されていましたが、毅然と対応していたのでした。

アドリアナはそんな気おくれしそうでも堂々としていたクララをスゴイと思います。

ダニエル皇子が訳なく、ベローナの考古学者を選ぶはずがないと思っていました。

なので、ダニエル皇子がクララを選んだ理由が分かる気がしたのです。

アドリアナはそんなクララが羨ましいと思ったのでした。