お兄様を誘惑するつもりだったのに！ネタバレ6話｜膝枕でクララとバスティアンの関係に進展？

色気たっぷりのダニエルと恋に落ちないことは難しそう

戦勝記念パーティーに一緒に入場してほしいとバスティアンにお願いしたクララ。

バスティアンはクララの突然の変化を少しあやしんでいます。

しかしその後、バスティアンはなぜかクララに昼寝させられることに！

さり気なくバスティアンを手玉に取っているクララなのでバスティアンと仲良くなるのは難しくなさそうです。

しかし、ダニエルが国に帰るまでの半年間、恋に落ちないようにするのは難しそうなのでした。

お兄様を誘惑するつもりだったのに！6話のネタバレ込みあらすじ

バスティアンの機嫌を取ろうとしてるのがバレた？

どうしたとバスティアンに聞かれたクララは慌てて涙をぬぐい、なんでもないフリをします。

バスティアンはクララをじーっと見ていましたが、何も言いませんでした。

昨日のクララの、これからでも変わりたいという発言について考えていたのです。

バスティアンは散歩中のようで、皇子に会ったかとクララに聞きながら歩き始めました。

クララは急いでそのあとをついていきながら、ダニエルが外出できるようにしてほしいと言っていたことを伝えます。

すると貴賓のつもりか、調子に乗ってるなとバスティアンは怒り出しました。

貴賓扱いするって言ってたのに、とクララは思いましたが何も言うことはできません。

あいつに優しくするな、そのためにお前に任せたわけじゃないと言うバスティアンの機嫌を取るのは難しいとクララは考えます。

公爵令嬢にはバカにされるし、兄にはびくびくして、これのどこが王女なのかしらと思うクララ。

しかしバスティアンと歩いていれば、侍従たちからも挨拶をしてもらえるので悪いことばかりではありません。

暗い顔で歩くクララに、バスティアンは戦勝記念パーティーには来るのかと尋ねました。

今回は出席します、と言うクララの返事は少し意外だったようです。

しかもクララが一緒に入場してほしいと言ったのでバスティアンは戸惑いました。

俺がいない間にどうかしたのか、慕ってるフリをしているのではないかと疑うバスティアンとの間に気まずい空気が流れます。

もともとクララはバスティアンを怖がって避けていたので、やりすぎたかもしれないと思いながら、陛下の方が顔色が悪いですとクララは話題を変えようとしました。

するとバスティアンは戦争に行って以来ずっと寝不足なんだと言います。

小説でもバスティアンは不眠症だったので、気難しいのはそのせいかもしれないとクララは思いました。

そこでお昼寝を提案してみたのですが、どうせ寝られないからと拒否されてしまいます。

しかしクララは少しだけでも、とバスティアンの手を引くとベンチのところへ連れていきました。

ベンチに座らされたバスティアンは、枕なしにこんなところで寝られないと文句を言います。

少し考え込んだクララは、なんとバスティアンを膝枕することにしたのです。

意外と楽だとバスティアンはまんざらでもなさそうな表情を浮かべました。

しかも子守歌を歌えと言ってきたので、歌は苦手でしたがバスティアンの気難しさを解消するためと割り切ってクララは歌い始めました。

するといつの間にかバスティアンは眠ってしまったのです。

寝顔ならバスティアンも少しはいい人に見えるとクララは思います。

原作では多くの人を殺した悪魔のような暴君だったバスティアンは、他の兄弟は殺したのになぜかクララだけを助けたという経緯がありました。

私はいままでのクララと違うから、過去は忘れて仲良くしましょう、私を助けてくださいとクララはバスティアンの寝顔を見ながら思うのでした。

ダニエルの前で恥ずかしい失言！

翌日、クララはまたダニエル皇子に会いに行くことにします。

ダニエルの部屋のドアの前で、クララはネルハの皇帝が目覚めるまでの半年間だけがんばってお世話をすればいいと気合を入れ直しました。

皇帝に可愛がられているダニエルは皇帝が目を覚ましたらすぐに呼び戻されるはずです。

クララがドアを開けると、ダニエルは眠っているところでした。

その寝顔は美しく、クララはつい、イケメンだからクララが心酔するのも当然だとつぶやきます。

するとダニエルがむくりと起き上がり、王女さまにそんなに褒めていただけるなんて、と言ったのでクララは真っ赤になりました。

ずっと寝たふりをしていればよかった、もしかして聞いてはいけませんでしたかとダニエルはクララを見つめるのでした。