お兄様を誘惑するつもりだったのに！ネタバレ24話｜バスティアンは殺さないとダニエルはクララの手にキス！

ダニエルに自由を与えたバスティアン、でも条件があって…

クララを助けてくれたダニエルに自由を与えたバスティアンですが、自由と言っても行動範囲が庭園まで広がっただけ、おまけに条件がありました。

その条件とは、皇子にはふさわしくないアレを毎日することです。

そしてダニエルに助けてくれたお礼を伝えたクララにダニエルは…？

お兄様を誘惑するつもりだったのに！24話のネタバレ込みあらすじ

怖い目にあったけど、決闘は結果オーライ

バスティアンとダニエルの対決の翌日、クララは侍女からクララを救ったのがダニエルだったことを聞いて驚きます。

恐怖で目を閉じていたので見ていませんでしたが、クララに当たりそうになった矢をダニエルの矢が射抜いたと話す侍女は、さすが皇子様、すばらしい瞬発力ですよねとうっとり。

まさかそんなことが起きていたとは知らなかったクララは、バスティアンがダニエルに自由を与えたのも納得です。

それに、バスティアンが自分のことを大事にしてくれていることも確認できたし、ダニエルの外出問題も解決したし、危ない目にはあったけど結果オーライだったと考えました。

あと残っている問題は…

クララはバスティアンの待つ地下牢へ向かいました。

そこにはクララに矢を放った騎士が投獄されていました。

騎士の顔はボコボコで、ひどい拷問を受けたことが見て取れます。

クララを見るなり、騎士は土下座をして謝り、王女さまを狙ったわけではないと言います。

それならどうして矢が私のところへ来たのか説明してくださいとクララが言うと、騎士は涙ぐみながら、王女さまの顔を正面から見たかったと言いました。

初めて見るクララが美しくて、見とれてしまったのが手元が狂った理由だというのです。

そんな言い訳通用するか、誰の差し金だ！とバスティアンは激怒し、死刑にするべきだと言いましたが、クララはこのまま様子を見ようと提案します。

私は無事だったし、誰かに狙われるほどの影響力もありませんと微笑むクララ。

でも危なかったのは事実だから、このまま監獄に閉じ込めておきましょうとクララは言いました。

バスティアンは、美しいと言われたから許したわけじゃないよなとクララに念を押し、クララが否定すると、今度は騎士に向かってクララに一生感謝しろよと言いつけました。

騎士の拘束期間は大臣と相談することにし、バスティアンとクララは牢をあとにします。

バスティアンはクララの言葉が気になっていたのか、帰り際に二度と自分のことを卑下するな、お前は王族なんだから自信を持てと言ってくれました。

クララはバスティアンに感謝を伝えました。

なんのことだと言うバスティアンに、さっきの言葉と、皇子さまの自由の件ですとクララ。

しかしバスティアンはダニエルに自由を与えたのはクララのためではなく、ダニエルがクララを救ったことに対して恩を返しただけ、動ける範囲が少し広がっただけで騎士の監視もついていると言います。

それに特別に仕事を与えてやったからなとバスティアンは意地悪そうな笑みを浮かべるのでした。

バスティアンが与えたダニエルの新しい仕事

バスティアンと別れたクララが庭を歩いていると、こんにちはと誰かに声をかけられました。

振り向くとそこにいたのは、ホウキを持ったダニエル皇子。

なんとバスティアンは、ダニエルに毎日1時間ずつ、クララのいるカナリア宮の庭園を掃除するように命じたのです。

聖剣を持つべき主人公がホウキを持つなんて、とクララはびっくり。

バスティアンは他の人にダニエルが掃除する姿を見せて、名誉を汚すつもりなのでしょう。

家族とはいえタチが悪いと思うクララです。

しかし当のダニエルは気にする様子もなく、掃除は初めてだけどやってみると面白い、外に出られて嬉しいのでバスティアンに感謝を伝えてほしいと気分が良さそうです。

おまけに、掃除が初めてのはずなのに庭園はピカピカ。

本人が満足ならまあいいわと思うクララです。

ダニエルはクララが元気そうでよかったと言ってくれました。

そういえば私が先にお礼を言うべきだったのに、とクララは前日に自分を助けてくれたお礼を伝えます。

ダニエルはバスティアンがクララのことをとても心配していたことを教えてくれ、クララをとても大事にしているのですねと言いました。

兄と私は兄妹ですからと微笑むクララですが、なぜかダニエルは少し微妙な表情を浮かべていることにクララは気づきました。

兄はたった一人の家族だから、ずっと幸せでいてほしいとクララは言いました。

だから二度とバスティアンとは争わないでほしい、もしケガしたら大変なのでと言うクララ。

兄には末永く生きてもらわないと困るというクララの本心はもちろん、そうしないと自分が長生きできないからです。

しかしダニエルはあまりクララが強調するので、まさか僕が陛下を殺すとでも思ってますかと尋ねました。

クララは冗談でもやめてくださいと怒ります。

敵国でもそんな考えはまったくないから大丈夫ですとダニエルは言いましたが、クララは私にとっては大事な問題なんですと真剣な表情を浮かべました。

それならどうやったら信じてもらえるかなと頭をかくダニエル。

じゃあ、と言ってクララの前に片手を差し伸べます。

クララがわけがわからずその手を取ると、ダニエルはそっとクララの手の甲にキスをしました。

これで信じてもらえますか？と微笑むダニエルの笑顔にクララは思わずときめいてしまいます。