アデライド ネタバレ82話｜ピッコマ漫画｜結婚式でアデルへの愛を誓うフェリックス

ついに二人の挙式の日！

フェリックスとアデルは、よく晴れた日に結婚式を挙げました。

フェリックスは変わらぬ愛をアデルに囁き、アデルは幸せを噛み締めます。

改めて運命とは不思議だと考えました。

二人を呼ぶ人々に、フェリックスとアデルは笑顔で返事をします。

アデライド82話のネタバレ込みあらすじ

夫婦となった二人

そのひと月後、エリアス領のノバイン城でアデルとフェリックスの結婚式が執り行われました。

これにて二人は夫婦になったと神父が厳かに宣言します。

式場には温かい拍手が溢れました。

フェリックスとアデルは幸せそうに身を寄せ合います。

ルトビッヒはもちろん、ルーカスとリサ、ユリアやマリも式に参列していました。

鳴り止まない拍手の中、フェリックスがそっとアデルの名を呼んで囁きます。

私と結婚してくれてありがとうと伝えたのでした。

ロラントで初めて会った時、アデルが勇気を出して自分に話しかけてくれたことを、フェリックスは心から感謝していました。

そのおかげで今があるのです。

毎日あなたに愛の言葉を伝えることができるようになり嬉しいと囁き、フェリックスはアデルの手にキスします。

今日も明日もこの先も、ずっとあなたを愛し続けることをここに誓うとアデルに伝えました。

アデルは幸せに浸ってフェリックスの目を見つめます。

幸せそうなお二人～とルトビッヒが呼びかけて、フェリックスとアデルは顔を上げました。

そろそろこっち向けよ！とルトビッヒがツッコミを入れ、参列席は笑いに包まれます。

続きは夜にしてもらって、早く盛大な披露宴を始めようとルトビッヒが笑顔で呼びかけました。

フェリックスとアデルは顔を見合わせて微笑み、アデルがはいと返事をします。

結婚ってそんなに幸せなのかとルトビッヒは嬉しそうに呟きました。

斜め後ろに座っているユリアにちらりと視線を向けます。

俺もいつかは…とルトビッヒは闘志を燃やし、ルトビッヒの後ろに座っているルーカスは無言で笑顔を浮かべました。

式場を出ると参列客が二人を取り囲みます。

お祝いの言葉がたくさん投げかけられ、アデルは笑顔でお礼を伝えました。

幸せに浸るフェリックスとアデル

運命というものは不思議だとアデルはつくづく思います。

事故に遭ってこの帝国に生まれ変わり、ルイといろいろなことがあったけれど、今はただそのすべてに感謝しているのです。

でもこれは終わりじゃなくて始まりだとアデルは思いました。

愛しい人と毎日幸せに暮らさなきゃと思い、アデルは微笑みます。

そろりと足を踏み出したフェリックスの背中に、ノエルが声をかけました。

部屋に行くのはまだ早いから会場に戻ってくれと伝えます。

その言葉に、フェリックスの身体がピタッと止まりました。

慌てて振り返り、別に部屋に行こうとしていたわけではないと伝えますが、その顔は真っ赤です。

またまた～とノエルはニヤニヤしました。

フェリックスはさっきから、五分に一度はアデルのいる部屋をまじまじと見つめていたのです。

一秒でも早く会いたいのは分かるが、殿下とボルボン伯爵令息の前なので気をつけてくれとノエルは笑顔で注意しました。

正論すぎる言葉にフェリックスは何も言い返せず、言葉に詰まります。

でも殿下は最近おとなしいと呟いて、フェリックスは人混みの奥にいるルトビッヒをチラッと一瞥しました。

ノエルもつられてルトビッヒを見ます。

自分よりもモナハン侯爵令嬢が気になるようだとフェリックスは呟きました。

ひょっとして寂しいのかとノエルは微笑みながら尋ねます。

慌てて否定するフェリックスのところへルトビッヒがやってきて…！？

続きはピッコマで！