お兄様を誘惑するつもりだったのに！ネタバレ11話｜クララとダニエル、両方の問題を解決する名案とは？

クララの地位を固め、ダニエルの問題も解決するためにクララができること

会議のあともイライラしているバスティアンはまた寝不足のようです。

クララはバスティアンを寝かせるため、一緒に寝室へ行きました。

そこでクララは、ダニエルをずっと閉じ込めているべきではないという意見が大臣から出たことをバスティアンから聞きます。

バスティアンは乗り気ではなさそうですが、その話を聞いたクララは自分にできることを考えます。

お兄様を誘惑するつもりだったのに！11話のネタバレ込みあらすじ

ダニエルを外に出すべきと言う意見にバスティアンはいら立ちますが、クララのことが頭に浮かびます

クララを外で待たせて会議は続きますが、明らかに機嫌の悪いバスティアンに大臣たちはそのうち全員島流しかもと暗い雰囲気になります。

次の議題はダニエル皇子の待遇についてでした。

大臣は皇子が閉じ込められていて誰も会ったことがないので、生死に疑問を持つ人もいる状況は良くない、帝国との関係改善に役立つ可能性があるからダニエルは外で活動させる方が良いと提案しました。

バスティアンはダニエルの名前が出ただけで不機嫌になりましたが、他の大臣たちも立ち上がると、自分も同じ意見だと提案した大臣の肩を持ちます。

バスティアンはどうしてダニエルを外に出さなきゃいけないんだ、閉じ込めていたっていいだろうと思うのですが、クララがダニエルを貴賓として扱うほうが良いと言っていたのを思い出しました。

そこでこの件については考えてみる、と言うと会議を終了にします。

大臣たちはホッとして帰っていきました。

入れ替わりにクララが部屋に入ってきます。

不機嫌なバスティアンにクララが気分が良くなさそうですねと言うと、バスティアンはクララは会議を聞いていたからわかっているはずなのに知らないふりをしていると思いますが、よく眠れてないだけだから気にするなと言いました。

バスティアンは以前、庭園でクララの膝枕で寝て以来、いつ寝たかも覚えていないほどだったのです。

もう予定がないならこれから寝室へ行きましょう、私が寝かせてさしあげますとクララは言いました。

女が寝室に入るなんて、人に見られたらどうするんだとバスティアンは嫌がりましたが、体を壊すというクララの発言に思い当たることがあったのか、クララに着いてくるように言います。

初めて入ったバスティアンの寝室はものすごく広くて豪華で、クララが見とれているうちにバスティアンはさっさとベッドに横になっていたようです。

さあ俺を寝させるんだとベッドの中から命令してきました。

しかし服も着たまま、目も開けたままのバスティアン。

着替えはしたくないと言われたので、せめて目を閉じてくれないととクララはバスティアンのを手で覆いました。

バスティアンは根負けして目を閉じてくれます。

子守唄でも歌いましょうか、とクララが言うとバスティアンはおもむろに、本当にネルハの皇帝が目覚めると思うかと聞きました。

バスティアンは態度はともかく、本当は良い王様

みんながダニエルの話をすると言うバスティアンに、クララはお兄さまのためです、皇子を拘束しても得るものはありませんと言います。

するとお前が毎日一緒にいてやってるのに、拘束なんてしてないとバスティアンが怒りだしたのでクララはバスティアンの目をもう一度つぶらせるのに苦労します。

戦争から帰ってきたら面倒なことはなくなると思ったのにとつぶやくバスティアンに、クララはバスティアンは態度は横柄だけど本当は悪い人じゃない、原作のクララももっとバスティアンと話していればよかったのにと思いました。

私が方法を考えてみるとクララは言ったものの、何か案があるわけではありません。

しばらく考え込んだクララは、ダニエルの問題もクララの問題も両方解決できる方法として、お茶会を開くことを思いつきました。

クララ主催のお茶会にダニエルを招待するかたちなら良いのでは、とクララが話しているそばからバスティアンは眠ってしまったようです。

バスティアンと話したことで、地位を固めることから始めようとクララの心も決まりました。

クララはバスティアンのところを出ると、そのままダニエルのところへ向かいます。

数日後、モンテス伯爵家で人の良さそうな伯爵がお茶を飲んでいると、娘のセシリアが飛び込んできました。

クララ王女さまからお茶会の招待状が来たというセシリアは困った顔をしています。