鬼獄の夜 ネタバレ26巻76話～78話【漫画】柴の仲間になった鷹介の告白、2年前の彼の身に起きた出来事

今回の見どころは鷹介の登場と二年前に起きた出来事です。

幼馴染の鷹介と再会した恭平は無事であることに喜びますが、美空から衝撃的なことを聞かされます。

柴の仲間になった鷹介は二年前の自分の身に起きたことを話して関わらないでほしいと頼みますが、良太郎は鷹介の話に矛盾点を感じました。

再会できた鷹介と牡丹の身に一体何が起きたのか、美空達は今後どのように接していくのか見逃せません。

鬼獄の夜26巻76話~78話のネタバレ込みあらすじ

76話　変わった鷹介

風呂から出た恭介と良太郎が客室にて口喧嘩をしていると鷹介が入ってきました。
恭平は幼馴染の鷹介が無事であることに喜んでいると美空が割り込んできて彼を平手打ちします。

彼女の暴挙に良太郎と恭平が驚く中、美空はずっと心配していたと今までの気持ちを吐きどうして柴家の仲間になったのかと怒りをぶつけました。
晴馬の敵なのにと怒っている美空にエリカはいきなりたたいたらかわいそうではと声をかけます。

エリカが何かしたのかと良太郎が睨むと彼女は鷹介が自ら望んで一緒にいると言いました。
鷹介は美空に今すぐここから去って二度と訪れないでほしいと頼みます。

ここで見たことを他言無用とするなら柴家の方から攻撃しないことを約束するという鷹介にそんなことできないと美空は反論しました。
美空の反論に鷹介は臆せずに自分の生き方を自分で決めて何が悪いのだろうかと冷たく言い放ちます。

鷹介の態度に我慢できなくなった恭平は咎めようと寄ってきますが牡丹が間に入りました。
牡丹の行動、そして様子がおかしいことに恭平は驚きます。

鷹介をかばった牡丹は薬を飲んで安定しました。
鷹介は贄取塚にて牡丹は嫌なことを見たせいでおかしくなったと説明し、衝撃的な一言を放ちます。

2年前、鷹介は一度死んだことを告白しました。

77話　目の前で絶望的な…

鷹介は2年前の出来事を語ります。
鷹介は泣いている牡丹に一人で逃げるよう言い聞かせました。

牡丹は鷹介を置いて逃げることなんてできないと渋りますが、鷹介はお願いだから逃げてほしいと頼みます。
かごめの歌を歌いながら柴は牡丹と鷹介を見つけました。

牡丹は服を脱いでやめるよう懇願します。
自分を鬼の生贄にして鷹介を逃がしてほしいと言う牡丹を柴は健気だと笑い、反吐が出ると吐き捨てて彼女の溝内に膝蹴りをかましました。

柴は残り4発の弾を鷹介に向かって打ち、もし彼が生きていたら助けてあげようと条件を出します。
負傷していた鷹介は柴によって殺されてしまいました。

柴は鷹介に薬を飲ませて去ろうとしましたが、牡丹から殺してほしいと頼まれます。
鷹介と死にたいという牡丹を柴は連れ去りました。

鷹介は人生が終わったことを実感し、自分が死んだら牡丹はどうなるのかと心配します。
柴に渡すわけにはいかないこと、そのためには死ぬわけにはいかないと思った鷹介は起き上がりました。

その後鷹介は傍に寄ってきたエリカの腕に嚙みつきます。

78話　魔の取り引き

鷹介が怪我と高熱から回復して正気を取り戻したのが牡丹と別れて2日後のことでした。
それは美空達が贄取塚を去った後のことであり、あの時の牡丹が記憶喪失を装ったのは絶望から死を望んでいたためなのではと美空は考察します。

鷹介の話を聞いた良太郎は鷹介が生き返ったのは柴からの薬によるものであり、適合したら鬼なるものを大地にも飲ませたのではとエリカを睨みました。
大地は日没前に人間の姿に戻っていたと振り返る良太郎は鷹介が日没後も人間のままだと指摘します。

良太郎の指摘に頷いた鷹介は牡丹を生贄にしない代わりに自分を研究に使ってほしいと柴と取引をしました。
取り引きは成立しましたが、牡丹の心は取り戻せなかったと語ります。

精神を病んだ牡丹に鷹介は一度は拒絶されましたが、受け入れられたことから今は幸せな状態のためこれ以上関わってほしくないと言い放ちました。
美空は現実から逃げているのではと反論し、良太郎は鷹介が嘘をついていると睨みます。

今の話には鷹介がここに残る理由が一切ないことを指摘しました。
愛する人を囲って恐怖から遠ざけて守りたい気持ちはわかるが、ここでなくてもできることではと切り込みます。

良太郎の指摘を聞いた美空は牡丹を生贄にしないためなら鬼から物理的に離れるのが最良のはずと考えました。
鷹介が何かを隠しているのではないかと美空は彼に対する疑惑が湧き上がります。