ネタバレ16話｜悪女はマリオネットあらすじ＆感想｜漫画｜全ては鍵を手に入れるための努力。カエナに与えられた鍵とは？そして新たな計画のために動き出します！

漫画「悪女はマリオネット」は原作Manggle先生、漫画hanirim先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「悪女はマリオネット」16話を読んだので、ネタバレ込みあらすじや読んだ感想をまとめました！

 

≫≫前話「悪女はマリオネット」15話はこちら

 

▼ピッコマと同じく、この漫画アプリもおすすめ♪

 

さらにある人物を味方にするための計画を実行すべく、カエナは動き出します。

その計画とは？！

悪女はマリオネット16話のネタバレ込みあらすじ

権力を表す鍵を手に

テストというカエナの言葉に聞き返すベラ。

陛下が考えを改めたわけではないのか？と聞きます。

 

ベラの質問にカエナは答えました。

無期限謹慎というのは、後継者の権力を剝奪する事。

 

お父様の性格からしてレイジェフを本当に追い出すつもりなら回りくどい事はせずに廃位させると思う。

という事は最初から謹慎は10日程度で考えていたはずよ、と言って口につけたティーカップを傾けていくカエナ。

 

お父様はむしろ私がどう対処するのかを見ていた・・・。

私に課せられたテストだったのだとカエナは笑います。

 

そしてその結果はすぐにわかる。

カエナの最後の言葉にベラがどういう事かと聞き終わる前に部屋の扉をノックする音がしました。

 

来た。

 

カエナが呟いたと同時に扉が開きルーデン侍従長が入って来たのです。

 

皇帝命令でありますカエナ殿下。

そう言うルーデン侍従長の手には台座に乗せた鍵がありました。

 

ベラは一目見て察して言葉を失います。

その隣でカエナは跪きました。

 

エルダイム帝国第一皇女　カエナ・ヒル。

今回エルダイム帝国第一皇子レイジェフ・ヒルは謹慎処分になり、その間任務である上席の女官の管理を行う事が困難と判断した。

 

よって、第一皇女　カエナ・ヒルにその管理権を臨時で委任する。

 

ルーデン侍従長から伝えられた皇帝の言葉にカエナは答えるのです。

カエナ・ヒル、確かに承りました。

 

失礼しますと部屋を出て行くルーデン侍従長にカエナはお礼を伝えました。

彼女を味方にする

部屋の扉がしまったのを確認したベラはさっそくすごいと驚きを口にします。

侍女の上級職の上席の女官を管理するなんて・・・殿下の統率力が認められたんですね！と。

 

手に持った大きな鍵を見つめるカエナ。

臨時ではあるけれど初めて与えられた大きな権利、代々皇后に引き継がれてきた管理者の象徴・・・。

 

お母様も持っていた・・・。

 

心の中で思うカエナはぎゅっと鍵を握りしめます。

振り回されるだけのマリオネットからこの鍵を手に入れるまで、長かった。

 

でも始まったばかり、こんな鍵の一つや二つで満足しないと不敵に笑いました。

 

ベラの言葉にふふっと笑うと、こんな事で大喜びするなんて、これからの計画を聞いたら驚くわと言います。

計画とは何か？とカエナに聞くベラ。

 

真っ先にすべき事は皇帝命令を出して、オリビア・グレイスを皇女宮に呼ぶ事ね。

とカエナは話しました。

 

グレイス家はレイジェフの要請を聞かなかった。

皇子を後継者として支持しているように見えるのを避けるため。

 

しかし、皇帝の名で命令したとなれば話は違う。

断る事もできない上、後継者支持の問題からも自由になる。

 

オリビアは家族のためを思い、皇女宮に入るだろう。

この世界の主人公であり最強のカード。

 

同時に誰からも守ってもらえていなかった不遇の主人公。

 

レイジェフとハインリヒから彼女を守るには、私の味方にしなければ！

 

カエナはそう考えていたのです。

なるほどと頷くベラは、オリビア嬢なら女官職でもうまくやりそうだと納得します。

 

そしてその他に何か予定はあるのか？と聞きました。

ニヤッと笑うカエナは、私が得意な事をしようと思うと答えます。

 

悪女らしく、嘲笑われても大きな利益を得る事ができる。

 

仲違いさせるのよ。

カエナは言うのでした。

憎たらしい悪女

後日、エバンス卿がレイジェフの部屋の前でカエナに拝謁いたしますと声を張り上げているのです。

心配する表情でやってきたカエナは、レイジェフには会えないのかとしおらしく聞きます。

 

部屋の前にいた衛兵はカエナの姿に顔を赤らめながら、面会はできかねると答えました。

 

しかし、カエナを部屋へ入れるか迷う衛兵たちはひそひそと話します。

姉が弟に会うだけだろ？、でも皇帝陛下の命令だ・・・、しかし皇子殿下に会いたがっているのに・・・。

 

話の内容を聞いていたエバンス卿は呆れた様子で、苛立ちからため息をついて頭を抱えました。

頭のネジがゆるんでいるのか・・・。

 

そしてカエナの元へ行き、レイジェフ殿下の立場も考え願うと言います。

レイジェフは大丈夫なのか、心配で何も手がつかないとカエナは食い下がるのです。

 

皇子殿下は心配無用だと答えるエバンス卿。

皇帝陛下の命に背くことはできないのでお引き取りをと言いました。

 

心の中では憎たらしいと呟きます。

2人を会わせるわけにはいかない。

 

これは仕組まれた事、彼女が大きな権利を掴む事も絶対に計画にあったはず。

なのに弟を心配するフリをして来るとは図々しい・・・。

 

カエナにさえ苛立ちを隠さないエバンス卿は、再度皇女宮に戻るよう伝えます。

 

しゅんとするカエナは私の考えが足りなかったと言いました。

しかし、すぐに衛兵たちはカエナの言葉を否定するのです。

 

そしてエバンス卿に、どういう事かと小さな声で抗議をし始めます。

衛兵たちの視線が突き刺さるエバンス卿は黙り込みました。

 

それでも衛兵たちの抗議は止まりません。

皇女殿下に嫌われたらどうするのか！、真摯たるもの笑顔を引き出してなんぼでは？！と言ってエバンス卿を取り囲みます。

 

エバンス卿とカエナが呼ぶと一同はぴたりと動きが止まりました。

 

戻る道すがらレイジェフについて聞きたい事があるから、エスコートをお願いしても？

カエナはそう言って、エバンス卿に手を差し出したのでした。

悪女はマリオネット16話の感想と次回17話の展開を考察予想！

カエナの今までの努力や計算、計画はこの鍵のためにあったのですね。

 

それでもまだまだ始まったばかりですが、報われる事にはドキドキしてさらに成し遂げていくカエナの姿を見ていきたいという応援の気持ちも出ました！

 

オリビア嬢を味方にするための計画もようやく動き出します。

なぜだかこれもうまく成し遂げてしまいそうなカエナです。

 

しかし、悪女らしい事が仲違い・・・。

そうだと言えばそうなのですが、とりつくしまもなさそうなエバンス卿を利用して何と仲違いさせるのでしょうか？

 

次回が気になりますね。

楽しみに待ちましょう！

まとめ

今回は漫画『悪女はマリオネット』16話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

≫≫次回「悪女はマリオネット」17話はこちら