鬼獄の夜 ネタバレ19巻55話～57話【漫画】退院してから半年後、柴に会う気満々の美空に良太郎の反応は?

漫画「鬼獄の夜」は加藤キャシー先生の作品でマンガMeeで配信されています。

今回は「鬼獄の夜」19巻55話~57話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと読んだ感想をご紹介します！

≫≫前話「鬼獄の夜」18巻52話~54話はこちら

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今回の見どころは強烈な人格の持ち主である美空の元彼の恭平と絶大な影響を持つ柴、そして何があろうとあきらめない強い意思を見せる美空です。

 

元彼の恭平に思わぬ形で再会した美空は良太郎に助けられました。

その後現状について聞いた美空は柴がまだ生きていることや強い力を持っていることに驚きながらも、大地や牡丹のために動くと決意します。

 

退院した後も美空は贄鳥塚に行く気力をますます増やしていきますが、その反対に良太郎は心配してました。

二人の気持ちが一つになっていくのか、今後の展開が気になります。

鬼獄の夜19巻55話~57話のネタバレ込みあらすじ

55話　1番気持ちいいのは

茶山恭平は美空にとって名前を思い出したくないくらい最悪で大嫌いな20歳の頃の元彼でした。
幼馴染の腐れ縁で彼と付き合っていた美空は仕事もせずに遊んでばかりの彼に嫌気がさしていたのです。

 

ライダーの駆け出しでヒモ男を買う余裕がないことから自分の上京についてきた彼をどうにかしようと話をしますが、情に流されてしまってうまくいきません。
美空が考え事をしながら歩いていると、恭平が路地裏で男を殴っているところに遭遇します。

 

恭平はホストの店に体験入店していましたが、勤務態度が悪く時給を払ってもらえないと難癖をつけられたことに不満を持っていて店の人を殴っていました。
血まみれになった紙幣を出して暴力を繰り返す恭平を見た美空は彼が変わらないことや自分もだめになると恐怖を感じて彼の元を去ったのです。

 

縁を切ったと思っていた美空でしたが、どうして恭平が入院していることを知っているのだろうと驚きます。
恭平は同級生の伝手で美空が入院しているのを知っていました。

 

恭平は美空の色気が増したのを感じ、逃げられても美空をずっと考えていたと告白します。
そして彼は美空に同棲していた時のように手を出してきましたが良太郎に止められました。

 

病み上がりの女性に何をしているのかと良太郎は二人の間に入ります。

56話　イケメン神主

警察を呼ぶと良太郎に脅された恭平は歯向かおうとしましたが美空に帰ってほしいと言われて去ることにしました。
良太郎は美空を気遣いますが、逆に彼女に謝られます。

 

良太郎は傍に座って美空が元気そうでよかったと話しかけました。
しかし美空は大地や牡丹を残して自分だけが助かったため良くないと怒鳴ります。

 

助けると約束したのに満足に歩けない自分をもどかしく思っていた美空にそれでも良太郎は優しく語り掛けました。
美空が目覚めて、そして元気に怒鳴ってくれてよかったと良太郎に言われた美空は彼に心配かけて悪かったと謝ります。

 

あれから贄取塚や良太郎はどうなったのかと気になる美空は衝撃的な事実を知りました。
それは柴がまだ生きていることです。

 

柴は参の女狐こと沙織と一緒に火事で死んだはずではと驚く美空に良太郎は雑誌を見せました。
そこにはイケメン神主として紹介されていた柴が特集されていたのです。

 

良太郎は贄鳥塚のことについて警察に話をしましたが事故が多いことや立ち入る方が悪いと言われて取り合ってくれませんでした。
それどころか住んでいた場所を追われてしまい、今は古巣の大学で世話になっているとのこと。

 

現状に驚いた美空に柴には根回しができるほどの強い力があると良太郎は話を続けます。
柴の裏に強い何かがいると推測した良太郎は殺人さえ揉み消せる連中だから自分たちでは手に負えないのではと言い出しました。

 

しかし、美空は毎晩大地や牡丹たちのことを夢で見ているため忘れて生きるなんてできないと反論します。
柴が生きている限り自分の中で終わらせないと語る最中、恭平が再び戻ってきました。

 

有名人の裏事情を売りつけようと恭平は柴を倒す作戦に乗ろうとしたのです。
反発する美空をよそに恭平は良太郎に牽制しました。

 

もう二度と美空を離す気がないと。

57話　えっちして

時は変わって美空が目覚めてから半年後のこと、恭平と良太郎は美容室の前で美空を待ってました。
良太郎と恭平は互いに牽制をしていると、入院中に伸びていた髪をばっさりと切った美空が現れます。

 

恭平がいることに驚いた美空は彼を殴りました。
復縁を迫る恭平に美空は幼馴染に戻るだけでヨリを戻す気はないと断って良太郎と共に去ります。

 

恭平が自分たちが行く先に必ず現れるため美空は呆れていました。
良太郎に柴や贄鳥塚について新しい情報を求めましたが、これといったものはない模様。

 

自分の体力が戻ってきたことや6月になって山の雪が解けてきたことから美空は柴に会ってやると気合を入れます。
美空が行く気満々であるのを感じた良太郎は乗り気ではありません。

 

柴の現状を話したのは美空ならいずれ知るであろうと思っていたからであり、再び贄鳥塚に行かせようと思って話したわけではないとのこと。
美空のことが心配だった良太郎は余計なことを言ってしまったと詫びました。

 

美空は家まで送ってもらいましたが、彼の気持ちを知りたいと思って良太郎の家に泊まりたいと言い出します。
自分が目覚める間の事、そして贄鳥塚で頭がいっぱいになっている自分を気にかける良太郎の気持ちがひしひしと感じたのです。

 

良太郎の家につき、中に入った瞬間美空は良太郎にキスをしました。
美空は贄鳥塚に死に行くつもりはなくまた必ず帰ってこれると確信していましたが、これだけは果たしたいと思っていました。

 

それは良太郎に抱かれることだったのです。

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鬼獄の夜19巻55話~57話の感想と次回20巻58話~60話の展開を私的考察で予想！

前回は強烈な登場をした恭平でしたが、やはり順調な交際をしていたわけではなかったですね。

幼馴染の腐れ縁でずるずると続き、仕事を始めたばかりの美空にすがっていくとはとんでもない人間です。

 

それだけではなく、仕事の態度が悪いと注意されて暴力沙汰で解決を試みていますからすごい危険人物ですよね。

こんな人間、誰だって逃げますよ。

 

恭平だけではなく柴も強烈でしたね。

まさがあの火事で死んでなく、今も生きているとは驚きです。

 

参の女狐こと沙織が命をかけて柴を倒したというのに、無念ですね。

牡丹や大地、晴馬だけではなく沙織のためにも柴を打倒してほしいです。

 

恐ろしいのは生きていることだけではなく、権力を持っていると言う事。

人が行方不明になったりしているのに警察が動かない他、良太郎の職や住む場所を奪うとはとんでもない相手ですね。

 

今後はより困難なことが待ち受けているかと考えられます。

美空と良太郎、それに加えて恭平がどんな風に贄鳥塚に関わっていくのかと気になって見逃せません。

まとめ

今回は漫画『鬼獄の夜』19巻55話~57話の注目ポイントやネタバレ込みあらすじ、感想をご紹介しました。

≫≫次回「鬼獄の夜」20巻58話~60話はこちら

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