濡れ刃に花びら ネタバレ29話｜漫画｜早貴の心のうち、受け止めようとする小粋。

小粋はそれに対して、抵抗出来ずにいたのです。

しかし早貴はこの時、初めて自分の思いについて語り出しました。

小粋は初めて早貴の気持ちを聞き、一体何を思うのかが気になります。

そして小粋は早貴に対し、ある言葉を掛けました。

一体この時なんと言葉を掛けたのか今回はその辺りにも注目し、詳しく読んで行きたいと思います。

濡れ刃に花びら29話のネタバレ込みあらすじ

第29話　光と陰

早貴は小粋に迫りました。

小粋は必死に抵抗し、まだ聞きたい話しがあると訴えたのです。

この時小粋はここに来る前に土門から一緒について行かなくても大丈夫かと心配されていました。

ですが小粋は一瞬迷ったが自分1人で確かめないといけないと思い、断ったのです。

そして1人でなければ早貴は本心を見せてくれないと思いました。

早貴は小粋に迫りながら本当に嫌なら全力で逃げれば良いと告げ、今の小粋は情に流されていると伝えたのです。

それに対し小粋は情に流されてなんていないと訴え掛けました。

ですが早貴の行動は次第にエスカレートしていき、小粋に深いキスをして来たのです。

小粋は早貴に触れられ所が全て熱く疼くと感じ始め、頭の奥が痺れて来ました。

早貴は知ってしまえばもう戻れなくなると、告げながら小粋を押し倒します。

制服を脱がし始め、早貴は小粋に肌に触れ始めました。

そして小粋が今溺れているのは、快楽の情だと教えたのです。

その瞬間、小粋は力を振り絞り早貴の頬に手をぶつけさせて抵抗し始めました。

早貴は手を止め、少し笑いながら可愛らしい抵抗だと告げたのです。

すると早貴は立ち上がると、着ていた着物をはだけさせ右肩の刺青を小粋に見せながらこれは自分が10代の時に居れたと教えました。

この時小粋は、早貴から自分の事を話すなんて珍しいと思ったのです。

早貴は、土門と違って自分はサラブレッドではなく早く周りに認めてもらいたかったと伝え始めました。

土門の母親は組長を庇った英雄として死に、ですが早貴の母親は心が病んだ末に自殺をしたと小粋に伝え、残された自分は周りから向けられる哀れみの視線を感じていたのです。

早貴は必死に自分は母親と違うと証明し続けました。

ですがこの時、早貴はいっそ土門が先に生まれていれば自分なんて居なくても良かったと告げたのです。

小粋はその言葉を聞いた瞬間、早貴にそんな事ないと答えると早貴は小粋の情に訴えているだけでこれは作戦だと告げました。

この時小粋は、情に振り回されてるのは早貴の方だと感じ勘違いしていたのは自分の方だと思ったのです。

初めて会った時、早貴が光で土門が陰だと思っていたが本当は逆で土門が光で早貴が陰なんだと悟りました。

土門はきっと誰とでも上手くやれるが、早貴は門のように振る舞う事は出来ないと感じたのです。

そして小粋は早貴を抱き締めながら、早貴に今まで早貴にされて来た事は全部許すと答え一緒にやり直そうと告げました。