猫には猫の猫ごはん。ネタバレ64話｜漫画｜宇多子と2匹の出会い

今回の見どころは、宇多子と家康・信長の馴れ初めです！

地元で過ごしていた頃の宇多子のお話。

小さな鳴き声を聞いて助けようとするも、ある条件が重なってしまい…？

小さな宇多子と小さな家康・信長のほっこりと感動する場面にも注目です！

猫には猫の猫ごはん64話のネタバレ込みあらすじ

宇多子が思い描く未来への夢

冬の住宅街で今より少し幼い宇多子はマフラーを巻いてケーキの箱とじーっと睨めっこします。

買ったケーキの中で迷っていたチーズケーキにすべきだった事を、少し後悔している様子。

宇多子の隣を歩く父親も荷物を持って笑いながら自分のチーズタルトを半分こにする提案をしました。

しかし人よりも多く食べる事に体重を気にする宇多子は遠回しに断るのです。

そんな宇多子の言葉に父親は気にしない事を笑います。

思春期の女子特有な体重の増減…それに理解を示さない父親へ宇多子はヤキモキして小言のように注意しました。

父親は思春期という事で宇多子がじきに高校を卒業する日が近い事をしみじみと感じます。

幼少期を豆粒と表現するように指で丸いサイズを作ってみる父親。

宇多子へ専門学校への不安や心配事を探ろうと問いかけるのです。

キラキラとした表情で不安は肯定しつつも学校への進学を楽しみにしている事を伝える宇多子。

就職先の動物園への未来を夢見ます。

すると急に父親の動きがピタリと止まりました。

不思議そうな顔で父親を見上げる宇多子。

しかし黙り込んだままの父親は猫の鳴き声を聞いていたのです。

何も聞こえない宇多子を連れて近くの草むらに向かった父親。

命と意思

宇多子と父親が見つけたのは…箱に入った2匹の子猫でした。

2匹は目に涙を浮かべ、鼻水を垂らしてもいます。

子猫に驚きつつも箱の様子から捨てられてしまったのかと予測を付ける宇多子。

父親へ病院へ連れていくよう提案するも難色を示されるのです。

その理由は宇多子の家ではすでに2匹の成猫を飼っていたから…。

成猫との相性をも心配する父親へ、宇多子は最悪な未来を予想してしまいます。

その未来を肯定しかかる父親へ宇多子は大声で否定しました。

自分の部屋で引き取る事を強く主張する宇多子。

今の現実をなかったことにはできないと判断したのです。

驚く父親は宇多子の状況を確認すると一緒に連れていく事を伝えます。

この2匹のための努力を惜しまない事を必死に説明する宇多子は父親へ懇願しました。

それから2匹の子猫は動物病院へ連れていかれて診察を受ける事になるのです。

連れて帰った宇多子の懸命な世話を受けた2匹の今が…。

宇多子のスマホを見ていた太陽は号泣していて…？