奈落の花 ネタバレ36話【漫画】別れ話じゃない？笑いかける翔輝からのプレゼント！つばさはさらなる美を追及して・・・？！

今ある幸せだけで十分

復讐で残った感傷に浸っていると、久々の翔輝からの連絡につばさは安堵のような笑みを零しました。

しかし、話があると翔輝から切り出されると不安が胸をよぎります。

不安なまま翔輝に会うと想像もしていなかった事を言われ、涙を流すつばさ。

 

目の前の幸せだけに目を向ける事を決めました。

一体、翔輝に言われた事とは何なのでしょうか？！

翔輝と離れた後、つばさはとある場所に連絡をとるのでした。

奈落の花36話のネタバレ込みあらすじ

不安を抱えたままの対面

メッセージを受信したスマホを急いで開くつばさ。

翔輝からの連絡を黙々と読みます。

連絡ができなくてごめんから始まり、時間が取れそうなので会いたい。という内容でした。

 

その文面に嬉しさから笑顔が零れます。

そのすぐ後に、大事な話がある。と送られてきた瞬間につばさの笑顔は曇りました。

まさか別れ話なのだろうか・・・そんな不安が胸をよぎります。

そのまま翔輝と会う当日が来てしまいました。

 

対面しても会えなかった事をきちんと謝る翔輝は寂しかったか？とつばさに問いかけます。

寂しさを否定するつばさは、また会えたからと大丈夫な事を伝えました。

翔輝はつばさの名前を呼ぶと、笑顔で言います。

他に女がいるから別れて欲しいと。

 

固まるつばさ。

しかし、翔輝に呼ばれハッとしました。

不安から嫌な想像を見てしまうつばさ。

そんな事に気づかない翔輝はぼーっとしてどうしたのか声をかけました。

 

そして翔輝から、メッセージで送った大事な話の件を切り出します。

暗い顔で聞きたくないと内心強く思うつばさは、歯切れの悪い相槌を打つのです。

聞きたくないと再度思うも、目をぎゅっと閉じて翔輝の言葉を待ちました。

目の前の幸せを信じるつばさ

言葉の代わりに、目の前に差し出されたラッピングされた封書。

おずおずと目を開けたつばさは、思わず驚いた声をもらします。

 

翔輝はもうすぐつばさの誕生日だから、一緒に旅行でも行けたらなと言いました。

驚くつばさは封を開けてみます。

中には南の島で・・・と書かれた旅行のパンフレットが入っていたのです。

 

笑顔で南の海で泳いだり、ゆっくりしようと話す翔輝。

別れ話ではなかったことに、驚いたままいまだに返事ができないつばさ。

楽しそうに日程はいつにするかの話を翔輝は進めていきます。

 

自分のスケジュールを話し、つばさはどうかと尋ねました。

誕生日プレゼントだという事に涙するつばさに翔輝は驚かせたかと謝ります。

サプライズに喜んでくれたと勘違いをしている翔輝は、高いプランの旅行ではないのでがっかりさせるかもと言いかけました。

 

しかし、つばさは翔輝の言葉を強く否定します。

あふれ出す涙と共に嬉しいと言葉に出すつばさを見て、翔輝はニヤリと笑うのです。

かわいいなと頭を撫でる翔輝の仕草に、ハッと浮気相手の顔を思い返すつばさ。

自分に言い聞かせるかのようにあれは人違いだと何度も思いました。

 

もしくは一時の気の迷い。

男なら酔って行きずりの女性と遊んだだけ、それだけだと。

翔輝へ問い詰めてこの幸せが壊れるくらいなら、目を背けよう。

笑い合う2人は本当に幸せな雰囲気に包まれていました。

ゆっくりと依存していくつばさ

夜になり、公園のベンチで寄り添いあいながら座るつばさと翔輝。

翔輝の肩に寄りかかり、もう離れないとつばさは呟きました。

 

何があっても翔輝についていくと伝えるのです。

俺もだよとぼんやりと答える翔輝。

話の流れを変えるように、つばさの水着姿は可愛いだろうな、楽しみだなと言うのでした。

 

翔輝の言葉はつばさに刺さります。

帰宅してシャワーを浴びるつばさは俯いたまま考えるのです。

顔は整形で綺麗になっても、何もしていない自身の体をさらす事に疑問を覚えます。

 

胸もなく痩せているだけで、肌もきたないまま。

顔もあの浮気相手と比べたら全く可愛くない・・・と。

自身の汚い体で翔輝に恥をかかせたら、今度こそ捨てられた浮気相手の元へ行ってしまうかもしれない。

鏡で自身の顔を見つめ、両頬に手を添えます。

 

もっと目をぱっちりさせ、顎もとがらせて・・・。

そう考えるつばさは旅行までの日数を考えました。

シャワーを終えると部屋へ行き、スマホの画面を見つめます。

翔輝との旅行のために浮気相手よりも綺麗になる！！

そう決めて連絡を取り出すつばさ。

かけた場所は整形した美容外科でした。

 

カウンセリングの予約をしたのです。

そして、別の場所では翔輝が電話をしています。

電話口の相手から聞かされたのは来院の予約が来たという事。

怪しく笑う翔輝は当分は搾り取れそうだと答えるのでした。