奈落の花 ネタバレ104話【漫画】海を未来へ繋いだ4人。その後のアイコとつばさとジュリはある約束をして・・・？

漫画「奈落の花」はあいだ夏波先生の作品でマンガMeeで配信されています。

今回は「奈落の花」104話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと読んだ感想をご紹介します！

≫≫前話「奈落の花」103話はこちら

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それぞれの未来へ

アイコを筆頭に消火活動にあたるジュリ達。

その結果は海の涙が語りました。

そして月日が流れ、アイコの便りからつばさの便りへと語られます。

そこに書かれた各々の現在。

変わりゆく自身の変化は、最初の頃よりも良い表情を見せるのです。

便りの内容とは一体？

奈落の花104話のネタバレ込みあらすじ

届いたみんなの願い

落ちていった女たちが奈落の底でもがいて、苦しんで憎しみあった末に真実に出会います。

シェアハウスに集まった3人の女性。

この3人がこの場所に揃わなければこれから起こる結末は存在しなかった可能性があったのです。

 

その文章が流れると、炎は大きく燃え上がりました。

消火器でかき消すアイコは絶対に死なせないと誓うように叫びます。

かつて炎に自身の大切な家族を奪われた悲しみを感じていたためか、思い出す両親との思い出の日々。

それを燃やした炎がアイコの脳裏をよぎりました。

もう奪われるのはたくさんだ！！と涙を流して言うのです。

 

同じように消火活動を行うケント。

海に諦めるなと励まし、助ける事を伝えます。

炎の中で呆然とアイコ達を見つめる海。

つばさが叫びます。

もうちょっとだから！！と。

必死に翔輝の名前を叫び意識をこちらに向けようとしていました。

徐々に海の表情は曇りだします。

 

そして涙を流しながらジュリが呼びます。

生きて！！

そう強く叫び続けるジュリの言葉は、海をこの世界に繋ぎとめるかのようでした。

ジュリの言葉は海に届いたのか、海の目からは涙が溢れだします。

 

涙を流し続ける海は、小さな子供のように謝るのでした。

そして安堵の表情を見せる消火活動をしていた4人の動きは止まります。

ジュリは海の元に駆け寄り、抱きしめました。

それから月日は流れて、一年が経つのです。

アイコの変化

2枚の封書につばさとジュリの名前が宛名に書かれています。

アイコが2人に手紙を書いていました。

2人にいかが過ごしているか、自身はとても元気だと伝えます。

ケントとの接し方への戸惑いがあったと。

長い間近くにいたのに、大きな隠し事をしていたためだと・・・。

しかし、それすらも見透かしてようにケントはいつも通りに自身の言葉を聞いて優しい目で返事をしてくれる。

 

そのおかげで新生活にも少しずつ慣れてきた事を書きました。

最近はケントの仕事の手伝いをしているので、祖母がしていた町内会の仕事もあり毎日が忙しいと続けます。

あの日起こった出火で燃えてしまったリビングは、元通り綺麗になったと報告。

消化の後に海が自首をしようとしたのを引き止めて、自身の過失という事で終えた嘘が逆に海を苦しめていないか心配だと言います。

しかしジュリからもらった便りを見て、また、何も言わず優しい目で悩みを聞いてくれるケントの助けで不安が和らいだと書きました。

 

先月に入籍したと、記念に写真を撮ったことも報告します。

ドレスでの撮影をケントが希望したそうで、式も落ち着いた頃に上げたいと書きました。

また会える日を楽しみにもう少し忙しい日々を乗り切りたいと文章を締めるのです。

それを最後まで読んだつばさは感嘆な声をもらします。

つばさの変化

添えられた写真を見てアイコが綺麗だと笑顔を零すつばさ。

ほんのりと化粧を施した顔。

もう行かないとと自転車に跨り、こぎだしました。

つばさの便りが始まります。

アイコとジュリへの最初の一言は実家に戻った事でした。

最後の火事の後、別れる際に3人で約束した・・・

1年後にまた集まる事。それまでにどのくらい幸せを見つけられるか競争。

という事を思い出しながら、つばさの顔からは笑みが零れました。

今までできなかった家族との団らんや相談も前よりはできるようになった事。

整形で胸に詰めたものは、トラブルになる前に除去した事も伝えます。

改造した顔も現在は目元が残っているだけで、化粧を工夫したり髪のケアをするだけで色々な変化を楽しめると綴りました。

いつか勝手に辞めてしまった職場に謝罪をして再雇用してもらえないかお願いした結果、戻って来てくれて嬉しいと言われた事。

そして、整形の事などの嫌味を言ってきた同僚に謝罪をした事も書きます。

しばらくは顔の事で陰口を言われたが、自身から毎日挨拶をしていく内に雰囲気が変わってきたと。

 

最初からこうすればよかったんだなと、知らなかったと素直に書かれています。

今は毎日が楽しいとつばさは語りました。

さらに、工場長から休みの日にデートに誘われた事を書きだします。

工場長はセクハラになるのかと緊張と悩ましさでおろおろしていましたが、つばさはセクハラという事を否定したのです。

誘ってもらえて嬉しいと思うからセクハラではない。と笑顔で伝えると、工場長も笑顔になりました。

工場長はずっと自身の仕事ぶりを見てくれていたのです。

そんな人を素敵だと思うようになったのは自身が成長したと感じるからでしょうか？

 

今度、初めてのデートだと綴った後にジュリは浅羽の海ではどうか？と締めるのです。

それを読むジュリもまた笑顔でした。

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奈落の花104話の感想と次回105話の展開を私的考察で予想！

海が助かってよかったですね～！

4人の気持ちが未来を繋げたのだなと感じました。

それからの月日を語っていくのを聞くと復讐や負の感情を抱え続けていた日々よりも、今の日常が本人たちにとってどれほど幸せなのかも感じれて嬉しいです。

アイコは支えてくれたケントとほんとの家族になれて、つばさは自身の成長を感じるほどにまで事を前向きに捉えられて・・・。

こちらまで思わず微笑んで読んでしまいました。

デートもうまくいってほしいと願います。

さて、ジュリの便りは次回になってしまいましたね。

海もいるからだとは思いますが、2人でどのように過ごしているのでしょうか？

何気に籍を入れているのではないかという願望が・・・。

最後のシーンを見る限り、ジュリも良い日常を送っているのだろうとは思います。

次回はついに最終回です！

まとめ

今回は漫画『奈落の花』104話の注目ポイントやネタバレ込みあらすじ、感想をご紹介しました。

≫≫次回「奈落の花」105話はこちら

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