公爵夫人の50のお茶レシピネタバレ12話！クロエがキエルの為に淹れたお茶とは？エリーは嫉妬！

コリン夫人の願いとは裏腹に、クロエはいじめられるどころか、クロエの評判はうなぎ登りになり、人気が出てきました。

そんなクロエをよく思わないコリン夫人から、クロエが何かされないか心配です。

今回コリン夫人に何かされないといいのですが。

そして、今回はどんなお茶の豆知識が得られるのか楽しみです！

公爵夫人の50のお茶レシピ12話のネタバレ込みあらすじ

キエルとの約束を思い出したクロエ！

クロエがお茶を整理していると、以前キエルがお茶の整理を手伝ってくれたことを思い出しました。

そして、自分からお茶を誘っておいて、結局今までお茶をご馳走していないことに気づいたのです。

クロエは、今日はキエルとエリーとお茶を楽しもうと、部屋を飛び出しました。

クロエに誘われたキエルとエリーは、光栄だと言いながら、クロエの誘いに乗ります。

クロエが淹れたお茶からは甘い菊の花の香りがしました。

そんなお茶を見て、エリーはそれがいつものように黒いお茶っ葉ではなく、乾燥した白い花びらからできているお茶だと気づいたのです。

クロエがいれたお茶、カモミールティーとは？

それは、カモミールというキク科のハーブティーでした。

二人は、早速ドキドキしながらいただくと、ふわっと薫る、甘い香りと民都のようなさわやかさのハーモニーを感じます。

そして、とても落ち着く香りに甘みを感じ、砂糖入りなのか聞きました。

クロエは、砂糖ではなくはちみつだと言い、カモミールにはちみつを入れるのは、帝国南部にある半島国家の飲み方のようだと豆知識を付け加えました。

そう、これはスペインで好まれる飲み方で、マンサニージャ・コン・ミエルと呼ばれている飲み方なのです。

なんと、牛乳を入れて飲んでもおいしいハーブティーなのです。

お茶を飲んだことのないキエルは、お茶は味気ない飲み物だと思っていたのでその甘さに驚きました。

実はクロエは、不眠症のキエルの為に、わざわざこのお茶を選んだのです。

カモミールは緊張をほぐすので不眠症に効果があり、そして、更に快眠に効果的なはちみつを加えました。

クロエは、自分に優しくしてくれる数少ない人物であるキエルの役に立ちたかったのです。

それを聞いたキエルは、立った一杯のお茶にそんな深い意味が込められていたことに感動し、感謝しました。

そして、今後も誠心誠意尽くすことを約束したのです。

そんな二人を見て、エリーは、クロエは自分のものなのにと嫉妬でショックを受けます。

カモミールはお茶ではない？では一体何？

そして、クロエは豆知識として、なんと、カモミールはお茶ではないということを言いました。

お茶は本来、キャノキの葉っぱから作った飲み物を指すようなのです。

そして、それ以外のもので作った飲み物は、代用茶などと呼ばれることを教えました。

すると、エリーは、自分が前一緒に飲んだお茶がお茶なんだと、自慢するように大げさに、嬉しそうに言ったのです。

そのエリーのクロエ愛に気づいたキエルは、自分も負けないようにと、クロエに何か必要ないものはないかと聞き、ティーポットを用意することを約束したのでした。

エリーは、クロエに差し上げるティーセットの財力がない自分には、キエルは強力なライバルだと心の中で泣くのでした。

そして、その後、キエルは公爵に明日、自分には重要な業務があるからクロエに付き添いをするよう言われました。

それを聞いたキエルは、公爵に重要な業務がなければ、公爵がクロエについていくはずだったのかと驚いたのです。

公爵が毎日クロエとお茶を飲んでいるのは、ただお茶が好きだからだと思っていたキエルは、公爵の変化に気づきました。

そして、もしかしたら二人の関係が変わるのかもしれないなと感じたのです。

クロエは茶器の買い物に！するとそこにはなんと・・

翌日クロエとキエルは、茶器の専門店に向かうと、なんと公爵が馬車から降りてきたのです。

公爵は仕事の約束がキャンセルになったので来たというのですが、ここまでは少なくても一時間かかる距離でした。

そして、それに気づいたキエルはまた気を利かせ、買いたいものがあるといい去り、クロエと公爵を二人きりにしたのです。

すると公爵は、クロエに行こうと手を差し伸べました。

クロエは、公爵にエスコートされるのも一緒に外出するのも初めてなことに気づいたのです。

そして二人は、公爵のエスコートで、手をつないで買い物に出かけたのです。