恋の呪いは愛で解け ネタバレ3話(5～6)呪いを解くため一歩踏み出した香澄の前に現れたのは？

めちゃコミック×ゼノンより須賀千夏先生の漫画「恋の呪いは愛で解け」3話を読んだので、今回は3話ネタバレと感想をご紹介します。

仕事ができて上司や後輩からも信頼されている、美人キャリアウーマンの杉咲香澄（27歳）。

でも実はあるコンプレックスのせいで3年も恋愛から遠ざかっています。

 

それは極度に敏感で、感じやすい体質。そのせいで初めての人から「まるでプロの人としているみたいで萎える」と言われてしまい、その言葉が「呪い」となり、ずっと香澄は苦しんでいました。

一方、香澄の同期で営業のライバルでもある黒川斗真（28歳）。

斗真には中学校を卒業するまで5年くらい好きだった幼馴染がいました。

 

でもその幼馴染が好きなのは斗真のお兄さん。同窓会で幼馴染と再会し、ようやく斗真の想いが伝わったかのように思いましたが、幼馴染がベッドで呼んだのは斗真のお兄さんの名前でした・・・。

 

結局自分は兄の身代わりなんだ・・・そのショックで斗真はそれ以来、エッチの出来ない体になってしまったのです。

お互い「呪い」にかけられて、恋愛に憶病になってしまっている香澄と斗真。「呪い」を解くために、まずリハビリとして疑似恋愛を始めることにした二人。

 

「あくまでビジネスライクに、俺と疑似恋愛をして苦手意識を薄めよう」斗真の提案に乗った香澄。

お互いの事情を知っているからこそ、ふたりでなら「呪い」が解けるかもしれない。こうして香澄と斗真の疑似恋愛は始まったのですが・・・。

 

 

単なる同期でライバル同士だったはずの香澄と斗真。

顔を合わせれば憎まれ口を聞いていたような関係。

ある飲み会でもいつものように口げんかになる二人。

 

斗真から「色気がない」と言われた香澄は、イケメンの斗真に対し「顔が良いだけのスケコマシ」と言い返し、なぜか二人はお酒で勝負することに・・・。

 

そして香澄が気が付いた場所は・・・ラブホテル！

介抱してくれた斗真が発した「お前に手を出すほど女に困っていない」の一言に「女に手を出しすぎて、使い物にならないんでしょ？」とついついいつもの調子で言い返してしまう香澄。

 

豹変した斗真に押し倒されたことで、これまで抱えていた「人一倍敏感で、感じやすい体質」という呪いを打ち明けた香澄。

斗真もまた、兄の身代わりにされたことでエッチの出来ない体になってしまったことを香澄に話します。

 

お互いのトラウマを打ち明けあった二人は、リハビリのために疑似恋愛をすることに！

 

「提案に乗ってやろうじゃない」

勢いもあり斗真の誘いに乗った香澄ですが、3年間もまともに恋愛していないのに、いきなり疑似恋愛なんて、大丈夫なのでしょうか？

 

しかも相手は犬猿の仲の、斗真！

疑似恋愛って、デートだけ？それともキスまで？それとも・・・？

恋の呪いは愛で解け 3話ネタバレあらすじ

恋の呪いは愛で解け 3話 ネタバレ 知らない一面(1)

「別れようか」

本格的に税理士の資格を取るために会社を辞めると告げる、香澄の元彼。

 

これまでは同じ職場で会いやすかったけれど、これからは違う。

「今後は香澄に寂しい思いをさせてしまうから」と言う元彼に、自分の想いを抑え込み

短い間だったけど、ありがとうございました、とだけ答えた香澄。

 

本当は私の体が嫌だからでしょ？・・・ハッキリ言ってくれればいいのに・・・

 

うそつき・・・

 

月曜の朝から最悪の目覚めを迎えた香澄。

忘れたと思っても、いまだにこうやって夢に見てしまいます。

 

でも、今回ばかりはなぜこんな夢を見たのか原因ははっきりしています。

それは斗真のせい。

 

「あの」斗真と、疑似とはいえ恋愛なんてできるの？

恋愛って、あんなことも？こんなことも？

っていうか、リハビリって何？

無理無理！気持ちがついていかない！

 

職場に向かうエレベーターの中で、ひそかにパニックに陥る香澄。

 

そんな時に、同じエレベーターに滑り込んできたのは斗真本人。

ついつい閉ボタンを連打し、締め出そうとしますが斗真はお構いなしに乗り込んできます。

 

こんなタイミングでエレベーターの中に二人きり、というシチュエーションに、どう振舞ったらいいのか分からず気まずい香澄。

 

それなのに、斗真は普段と変わらない様子。

 

しかも、「今夜食事に行こう」とデートの誘いをかけてきます。

デートなんて付き合っている人達の話、なんで私とあんたが食事なんて一緒に行くのよ！と慌てる香澄。

リハビリなんだから食事に行くくらい当たり前だろと斗真に返され、言葉に詰まってしまいます。

 

「もしかして、もっと過激なのを想像してた？」「エッチ」とからかってくる斗真。

 

「エッチって・・・自分は勃ちもしないくせに！」と朝から怒りに震える香澄。

 

イケメンだけど顔が良いだけの性悪男！なんであんな奴がモテるわけ？

ついつい斗真のことを気にしてしまう香澄。

 

仕事以外のことで斗真のことを気にしている香澄の様子を見た後輩の由紀は、「さては金曜の夜、二人に何かあったのでは？」と大興奮。

フラグの波動をビンビンに感じる、と香澄に詰め寄ります。

 

由紀の勘の鋭さにドキマギしつつも、また嫌味を言われたからなんであんな奴がモテるのか知りたいだけという香澄に「なんだ、そんなことですか」とがっかりの由紀。

 

斗真は顔がイケメンなだけではなく、気が利くうえに色々フォローしてくれるところが良い、と答える由紀に、わたしはフォローなんてされたことないし！とさらにモヤモヤしてしまう香澄なのでした。

恋の呪いは愛で解け 3話 ネタバレ 知らない一面(2)

「来月のイベントは杉咲さんの案で決定します」

企画会議で自分の企画が選ばれて、喜びいっぱいの香澄。

 

そんな香澄の背後から浴びせられたのは先輩女子社員からの意地悪な一言でした。

「若いっていいわね～、それだけで企画を通してもらえるんだから」

 

先輩女子が自分のことを僻（ひが）んで、意地悪を言っているのを理解している香澄。

嫌味な言葉にも「たまたまですよ」と、顔はひきつりつつも笑顔で大人の対応をします。

 

そこへ、さらに追い打ちをかけるように先輩女子は元カレのことを口にします。

 

「そんなに仕事ばっかりしていいの？経理部にいた木崎さんと別れてだいぶ経つでしょ？」

「えーっ、杉咲さんて木崎さんと付き合ってたの？」

「いつまでも若くないんだから、早く次の人を見つけたら？」

 

香澄に呪いをかけトラウマを作った元カレは、木崎という同じ会社で働いていた人だったのです。

騒ぎ立てている先輩女子の声は、すこし離れたところにいた斗真にも届いていました。

 

香澄の元カレが同じ会社の経理部にいた木崎だった、と知って驚く斗真。

意地悪な先輩女子からの言葉たちに、心が冷え切っていく香澄。

 

もう、頼むから放っておいてほしい・・・

そう思った瞬間、香澄を助けてくれたのは・・・斗真でした。

 

「いや～そうなんすよ。俺も彼女が欲しいんですけど、なかなかね～」

わざとらしいくらい明るい調子で、香澄と先輩女子の間に割って入ってくる斗真。

 

やっぱり俺がイケメンすぎちゃうから～などとふざける斗真に、本当はいい人がいるんじゃないの？と盛り上がる先輩女子たち。

「どうして今わざわざ、そんな話をしてるの・・・？」

戸惑いつつ見つめる香澄に、斗真は目配せしそっと背中を押します。

 

斗真がわざと話題を変えることで先輩女子の関心を香澄から自分にそらそうとしていること、そしてこの場から逃がそうとしてくれていることに香澄も気付くのでした。

 

後輩の由紀ちゃんが言っていた言葉が香澄の頭によみがえります。

「気が利くし、色々フォローしてくれるし」

 

ムカつくところもあるけど、良い所もちゃんとある・・・これまで気づいていなかった斗真の一面を目の当たりにし、香澄は斗真を少し見直してしまうのでした。

助けてくれたお礼に、と缶コーヒーを斗真に差し出す香澄。

 

本当はあれくらい自分で何とか出来たし！と素直にお礼を言えずに、ついつい一言余計なことまで言ってしまいます。

そういうところがかわいくない、と呆れる斗真。

でも・・・意地を張りつつも「ありがと・・・」と感謝を伝える香澄。

 

強がりながらも、なんとか気持ちを伝えようとする香澄を見て、つい笑いだしてしまう斗真。

「今のはちょっとかわいい」と斗真に言われ、バッカじゃないの！と言いつつ顔は真っ赤になっている香澄。

 

二人の距離が少し近づいたように感じるのでした。

 

「それにしても、元カレが木崎さんだったとはね～」

社内恋愛なんてよくやるよ、と斗真に言われてしまいます。

 

どうせもう木崎さんは辞めてるし、終わった話だからもういいでしょ、と吹っ切ろうとする香澄。

そんな香澄を見て、「お前、聞いてないのか？」と焦ったように言う斗真。

聞いてないのか？っていったいなんの話、と首を傾げていると背後から「香澄？」と呼ぶ声が聞こえます。

 

振り向いた香澄が見た人物は・・・

「木崎さん・・・？」

そこにいたのは、元カレの木崎。

 

人一倍敏感で感じやすい香澄に対し「プロみたいで萎える」と告げ、香澄の前から去った元カレ。

 

その言葉に囚われて、ずっと新たな恋愛に踏み出せなかった香澄。

疑似恋愛とはいえ、ようやく前に進もうとしたときにまた現れるなんて。

その場に立ちすくんでしまう香澄なのでした。

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恋の呪いは愛で解け3話の感想＆次回4話の考察予想

仕事が出来る香澄に対する、先輩たちの僻みが怖い！

笑顔を崩さず大人の対応の香澄に対し、元カレ情報を暴露し広めようとする、意地悪の波状攻撃が恐ろしいです。

 

「いつまでも若くないんだから」

その言葉は先輩の皆さまにそのままお返ししたいですね（笑）

 

そんな中、さっそうと助けに現れる斗真。

しかもうまく話題を自分にそらしつつ、香澄を逃がすとはさすがイケメン、女性の扱いに慣れています。

 

斗真のさりげない気づかいに、香澄の斗真を見る目も変わったかもしれませんね。

いつも意地っ張りで素直になれない香澄ですが、がんばって「ありがとう」も言えました。

 

強がっている香澄ですが、かわいい一面もありますよね。

そんな香澄を見て、思わず笑顔になる斗真。

いつもはそっけないくせに、ここぞというときに助けてくれて、たまに最高の笑顔を見せる・・・これは惚れてまうやろー！

 

二人の間の空気もこれまでの仕事のライバルから、すこし距離が縮まったような雰囲気です。

元カレはもう過去の終わった話だから、と前を向いて進もうとする香澄ですが、なんと！その過去そのものの木崎さんが二人の前に現れます！

 

税理士になるために会社を辞めたはずなのに、どうして？

疑似恋愛とはいえ、ようやく過去を忘れて進もうとしているところだったのに。

これから、元カレの木崎は香澄と斗真の関係にどのように影響してくるのでしょうか？

これ以上、香澄を苦しめないでほしいです。

まとめ

今回は漫画『恋の呪いは愛で解け』3話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。