ケダモノ王子と秘蜜の情事 ネタバレ21巻60話～62話｜漫画｜始まった婚姻の儀、雅と陽の想い

花嫁姿の紫月を見た陽は彼女に対する想いがあふれだしそうになりました。

初夜を迎えた雅と紫月は、見張りがいることに戸惑います。

雅は父親の駒である見張りに二度去るよう命令して紫月に触れました。

紫月に対して増々愛おしい想いが強くなった雅は力がなくても傍にいてほしいと告白します。

紫月は雅の発言を叱り、抱かれるのは覚悟していたと迫りました。

ケダモノ王子と秘蜜の情事21巻60話~62話のネタバレ込みあらすじ

陽の未練

婚姻の儀を急に進めることになったことに、一族たちは動揺しながらも紫月の力の強さに期待します。
陽は紫月の元に向かい、菊によって美しく着飾られた彼女の花嫁姿を拝見しました。

そこに雅も現れて紫月を綺麗と褒めます。
好きな人から身を引いているばかりだった陽は雅を羨ましいと感じました。

紫月のひいおばあちゃんの千鶴を見送ったときもそして今も大切な人の手を引きたかったと陽は紫月の手を握ります。
心配そうに見守る陽に紫月は大丈夫だと微笑みました。

雅と共に去る紫月を見ながら、彼女が決意したことはわかってましたがどうして隣が自分ではないだろうと切ない気持ちになります。
想いにふけていると人質の話が耳に入ったため、気になった陽は続きを聞きました。

雅が紫月を手に入れたら人質が用無しになること、そして頭首は人質たちに処分を下すだろうと不穏な話を聞いた陽はかけつけます。
紫月を脅したのではと迫るように関係ないと噂していた関係者は陽の登場に驚きました。

しかし紫月は自分や雅にとっても大切な人だから関係あると陽は食いつきます。

寝床を共にする紫月と雅

一方雅と紫月は父親と対面し、大事な場面がやってきたと声をかけられました。

雅は紫月の力を手に入れて一族を幸せにすると言いながらも、父親の笑顔の下に隠れている何かがもうすぐはっきりするだろうと睨みます。
初夜を迎えることになった紫月は、見張りがいることから下手に動けないと困惑しました。

雅が下がるよう命令しますが、見張りの者は頭首から最後までみるよう命じられているため動かないと返します。
自分に気にせずに始めるよう見張りに言われた紫月は緊張して雅を見つめました。

雅に抱きしめられた紫月は最後までしないことやごまかすためにやるから我慢するよう言われます。
キスをされた紫月は恥ずかしいけど怖くないことに疑問を感じました。

あふれ出す紫月に対する想い

紫月を組み敷いた雅は再び見張りにどこか行くよう命令して紫月にキスをします。
雅は嫌だったのに無理をしてすまないと詫びましたが、頬を赤く染めた紫月に心を奪われました。

紫月に対する想いがあふれた雅は紫月にたくさん触れだします。
紫月が陽を好きなのは知ってますが、紫月をそれでもほしいと強く思ってました。

必死になっている自分をかっこ悪く思った雅は紫月に触れるのをやめます。
横になった雅は父親の件が終わったら紫月が陽の元に行くだろうと思い、力なんていらないからずっとそばにいてほしいと頼みました。

自分の発言に戸惑った雅は満月のせいで理性を失ったのだろうかと困惑します。
紫月は力がなしでどうやって父親に対抗するのだろうかと叱り、雅に抱かれるのはとっくに覚悟していたと迫りました。