ケダモノ王子と秘蜜の情事 ネタバレ17巻48話～50話｜漫画｜捕らえられた美紅を救うために動く紫月たち

父親と別れた雅はどうすればいいのかと頭を抱えますが、紫月から美紅の話を直接聞くべきと助言されて立ち上がりました。

瑞は雅の父親との約束や過去の出来事を振り返って複雑な気持ちを抱きます。

地下牢にて美紅は雅たちが来たことに希望を感じましたが、自分のことを信じてくれないと敵意をむき出しにしました。

妹に対して瑞はどうして銀太の元にいたのかと怒りで取り乱してしまい、兄の反応を見た美紅は謝罪の言葉を口にして紫月や雅に対する殺意はなかったことや、雅に薬を盛ったのは雅を取り戻すためと説明をします。

そして紫月に嫉妬していたことを告白しました。

雅に対する美紅の恋心を知った紫月は自分さえ我慢すればいいと思っていたことを反省して彼女に謝ります。

紫月の気持ちを聞いた美紅は心を開きました。

父親に説得すると雅が提案しましたが、彼の本性を知っている瑞が人の話を簡単に聞いてくれるはずがないと口をはさみます。

ケダモノ王子と秘蜜の情事17巻48話~50話のネタバレ込みあらすじ

頭首としての覚悟

本邸に帰り、雅は父親に美紅が捕らえられたことについて抗議します。
毒を盛った犯人は捕まったはずだという雅に父親は黒幕は銀太であると睨んでおり、彼が滞在するところに美紅が現れたと話し始めました。

他の者が簡単に本邸に入れないはずなのに美紅が関わっているなら毒を盛ったのも彼女の仕業ではと父親は判断し、身内に甘すぎると雅を叱ります。

父親と別れた後雅は頭を抱えました。

父親が言う通りもし美紅が紫月を狙っていたらとあれこれと考えている雅に紫月は彼女の話を聞こうと説得します。
家族である彼女から直接話を聞くべきと紫月の主張を聞いた雅は立ち上がりますが、瑞は雅の父親との会話を振り返って顔をしかめました。

美紅の訴え

地下牢で捕らえられていた美紅は雅たちが来たことに希望を感じましたが彼に拒絶されたことを思い出して顔を伏せます。
自分のことを信じてもらえないと思った美紅は自分が犯人であると思っているのではと敵意をむき出しにしました。

紫月にも噛みつく美紅に瑞がどうして銀太のところにいたのかと怒りを露にします。
瑞は両親を失った際、妹の美紅や弟たちを守ると決めてましたが罪人として疑われてしまった妹をどうすればいいのかと窮地に陥りました。

兄が取り乱した姿を目にした美紅は謝罪の言葉を口にして自分はやってないことや紫月や雅に対する殺意はないと訴えます。

雅に薬を盛ったのは彼を取られたくなかったからと涙を流しながら説明した美紅は力があるだけでちやほやされる紫月に嫉妬していたと告白しました。

紫月と美紅の和解

紫月を大嫌いと言う美紅に雅が叱ります。

自分がいなかったら雅に媚薬を飲ませることはなかったと美紅の発言を聞いた紫月は彼女が雅を好きであることを感じました。

自分が我慢すれば事は済むと思っていた紫月は周りの人を傷つけてしまったと気づきます。
好きな人を想う気持ちは自分も同じなのに美紅を傷つけてしまったと紫月は詫びました。

紫月の気持ちを聞いた美紅は心を開きます。
彼女は不器用なだけで悪い子ではないと感じた紫月は美紅の訴えを信じました。

雅はもう一度父親に説得をしてみると決めましたが、瑞がうまくいくわけがないと言い出します。
両親が死んだのは雅の父親が殺したせいであり、彼はそれを目撃しました。

そのことから雅の父親は話を聞いてくれるような人ではないと思っていたのです。