十億のアレ:6巻｜ネタバレ＆感想｜漫画｜アザミのしてはいけない失態！久しぶりの糀谷に…。

宇月あい先生の『十億のアレ。～吉原いちの花魁～』6巻についてネタバレ有りであらすじやお得に読める方法をご紹介します！

 

＞＞前回「十億のアレ。～吉原いちの花魁～」5巻はこちら

また『十億のアレ。～吉原いちの花魁～』はU-NEXTで無料で読むことができます！

 

アザミと先輩遊女・葵は喧嘩になります。
その様子を見ている社長の目つきは、穏やかなものではなさそうです。

 

先輩遊女・葵は、花魁・山吹とは違い、アザミに容赦などしませんでした。

 

なんと、アザミが先輩遊女・葵のお客である中条を怒らせてしまう出来事が起きてしまったからです。
中条からは、アザミからの謝罪を要望していました。

 

頭を抱える、三倉や睡蓮達…。
予防をしっかり取ったはずなのに、感染症が流行し、遊女の人手不足に悩まされていました。

 

その為に、葵の所にアザミを行かせる事となり、このような問題が起きてしまいました。
当の本人、アザミの顔には反省の色はありません。

 

アザミの言葉に、葵はブチ切れます。
葵は、アザミを付けた事で、お客に似たようなことをしていました。

 

言い訳をして拗ねる、アザミ。
アザミの意見も、聞く事になりました。

 

お酒に酔っていた中条は、アザミに絡んでいきます。
アザミはそんな中条に、塩対応で接しています。

 

中条の態度が気に食わないアザミは、舌打ちをしてある言葉を口に出してしまいました。

 

それを聞いた全員は、アザミが悪いと言います。
アザミの態度が、今まで問題にならなかった事が疑問に思う、三倉。

 

つくしはその事について、いつも花魁・山吹のフォローがあったからと説明をします。
皆は、山吹のフォローに感心します。

 

態度を改めず、謝りもしないアザミ。
そんな態度に、葵の怒りはヒートアップします。

 

木南も巻き込み…、社長は、アザミに次の中条の席に必ず出るようにと命令をしました。
社長の目は何かを言いたそうで…。

 

部屋を出たアザミは、木南から先ほどの事で注意を受けました。
木南の口から出た糀谷の名前に、アザミは…。

 

アザミは、自分の草履の鼻緒が切れてしまい転んでしまいました。
悪い事が続くアザミでした…。

糀谷への想い。

アザミは、テレビを見ながら中条の件を考えています。
スポーツニュースが流れ、ビーチバレー大会で、山野・吉田ペアが優勝したと流れます。

 

山野選手の胸元にある「糀谷グループ」の名前、これを目にしたアザミは、ドキドキしました。
ずっと糀谷の顔を見ていないアザミは、名前を見ただけでときめいてしまうのです。

 

山吹と糀谷が並んだ姿を想像するアザミは、胸が痛みました。
そこへ、つくしが山野選手について話を振ってきました。

 

ビーチバレーについて詳しくないつくしは、山野選手が気になると言います。

 

つくしの話に、適当に相槌を打つアザミ。
つくしは、今日の会議の話を、笑顔で持ち出しました。

 

つくしは、今の状況を楽しんでいる様子です。
アザミは、自分以外の人達はうまく接客を出来ている事が気になります。

 

山吹は、アザミのミスを怒りません。
うまく場の空気を壊さずに、フォローしてくれます。

 

それを考えるアザミは、自分が迷惑な存在と考えてしまうのでした。

糀谷の誘い。

遊女たちが、感染症になり、すぐには出勤できずに人手不足はまだまだ続いています。
葵は、アザミの事があり、怒りが収まっていません。

 

三倉達の悪い予感は的中してしまい…。
アザミが、お客を待たせていました。

 

木南は、遅刻の理由を聞きます。
アザミは、事情を話し、自分が嫌がらせを受けているのではと聞きます。

 

アザミが急いで葵の所へ向かっていると、そこには糀谷の姿がありました。
二人は目が合い、アザミは糀谷に目を奪われてしまいます。

 

アザミは、糀谷に誘われて、ある部屋に一緒に行きました。
アザミは、仕事そっちのけで糀谷と一緒にいる事を選びました。

 

糀谷の口から伝えられた、海外へ行く事になった話。
海外へ行くのは、糀谷の母親の命令でした。

 

糀谷の愚痴に、アザミも分かる所がたくさんあって…。
糀谷は、アザミの手を握るとそのままアザミに寄りかかります。

 

そのまま時間が経ちました。
アザミのスマホに、木南からの連絡が入りました。

 

アザミは、急いで葵の元へ向かおうとします。
糀谷も一緒に謝ると言ってくれましたが、アザミはそれはと断ります。

 

扉を開けると、そこにはつくしが立っていました。
つくしは、アザミと目が合うとニヤリと笑い…。

 

アザミがお客に、こんな態度を取ってもいつも問題にならないのは、花魁・山吹が間に入ってくれるからです。

 

アザミに注意しない、山吹。
山吹なりにアザミの事を考えているのかもしれませんね。

 

アザミは、一人考え事をしてしまいます。
今回の件が、アザミを変えるきっかけになってくれれば、良いですね。