漫画｜ハツコイリテイク ネタバレ14話｜マンガMee｜ウソをつかず、真っ直ぐゆめこに向き合いたい高杉

太雅がだいぶ引っ掻き回したせいで、ゆめこと高杉の間には微妙な空気が流れているようです。

ゆめこは先日、「どんな高杉でも嫌いになることはない」と固く決意し、高杉と向き合うことを決めました。

もう夢見るだけではいけない、と。

しかし、いざ現実を突きつけられたら、その決意も揺らいでしまったようですね。

それも当然でしょう。

ゆめこは恋愛経験自体がとても少なく、フィクションの真っ直ぐな恋愛しか触れてこなかったのですから。

一方で高杉も、そんなゆめこにどのように接すればよいのかわからない模様。

果たして、ゆめこは逃げずに向き合うことができるのでしょうか。

また、過去は過去で置いておいて、今度は心を入れ替えてゆめことちゃんと恋愛していきたいという気持ちがある高杉。

ようやく、高杉も自分が今まで経験してきた恋愛模様をゆめこに打ち明けるときが来たようです。

また距離が開いてしまった様子の二人ですが、どのようにまた歩み寄っていくのかが注目ポイントですね。

ハツコイリテイク14話のネタバレ込みあらすじ

決意がゆらぐゆめこ

ゆめこは不安げな表情を浮かべて、先ほど太雅が語っていたことを言います。

たとえ好きではなくても、デートもそれ以上のこともできる、と。

そして、高杉も太雅と同類だと。

ゆめこ自身、自分が大人の恋愛のことを知らないだけで、これは普通のことかもしれないとも思いましたが、どうすればよいのかがわかりません。

そして、高杉は重い口を開きます。

ゆめこにウソはつきたくないからと、それを肯定しました。

ぽつりと謝る高杉に、ゆめこはかける言葉が見つかりません。

先日、どんな高杉でも受け入れると決め、その決意に自信を持っていたのに。

ゆめこは、涙が止まらなくなってしまいました。

高杉は、そんなゆめこを見て、何も言えなくなってしまいました。

お手洗いに行く、とゆめこは席を立ちます。

再び歩み寄る二人

しかし、何分経っても、ゆめこは戻ってきません。

高杉は、不安そうな表情でスマートフォンの画面を眺めていました。

今更純愛なんて、ということは、高杉自身もよくわかっていました。

それでも、高杉は今度こそ、ゆめこにしっかりと向き合い、きちんと恋愛をしたかったのです。

ふと、高杉が後ろを振り返ると、そこは土産物売り場でした。

とあるものが目につき、高杉はそれをレジに持っていきます。

一方、ゆめこはトイレで、鏡の前の自分を自分で奮い立たせていました。

もう中学3年生ではないのだから、大人らしく逃げずに向き合わなければならない、と。

その時、高杉から一本の連絡が入りました。

高杉の待つ場所に向かうゆめこ。

高杉、ゆめこを見るや否や、固く抱きしめたのです。

ゆめこが戻ってきたことに安堵する高杉。

そんな高杉の様子に、ゆめこの胸は思わずきゅんとしてしまいました。

高杉が、何か大きい袋を持っていることに気づくゆめこ。

中身を取り出すと、それはゆめこへのプレゼントとして購入していた、ピンク色のイルカのぬいぐるみでした。

その可愛さに、ゆめこは一瞬で目を奪われます。

高杉が選んだのがイルカのぬいぐるみであることに、ゆめこは何か心当たりがありました。

笑顔でお礼を言うゆめこが可愛くて、高杉はまたもや身悶えしてしまいます。

袋をゆめこが持つと、ゆめこの両手がふさがってしまうため、袋は高杉が持ち、二人はようやく再び手をつなぐことができました。

手をつないで二人で歩いていたとき、ふと、高杉は過去のことをゆめこの打ち明けようと、真剣な面持ちで口を開きます。

高杉は、今までの自分と決別し、ゆめこと一緒にやり直すことを決意していたのでした。