蜜蜂ライアー ネタバレ35話【マンガMee/無料で読める】女王としての責務。放心状態のみつばでしたが・・・？

ミレアと樹は、共同作戦を決行します。

赤妻家に侵入し、なんとか監禁部屋に入り込みました。

そこには、まだいるはずのない雲雀の姿がありました。

雲雀の注射跡を見て、樹は驚愕し、ミレアは焦ります。

最悪のタイミングで来てしまった、と思っていると、セツナが顔を出しました。

侵入したことが、セツナにバレてしまった2人。

2人はどうなってしまうのでしょうか？上手く、弁解することができるのでしょうか？

蜜蜂ライアー35話のネタバレ込みあらすじ

女王としての責務。放心状態のみつばでしたが・・・？

屋敷には入るなと言ったはずなのに、あの子に頼まれたのかしら？とセツナは言います。

ミレアは、みつばは関係ないと言います。

セツナが、雲雀のことを本気で好きだとは思っていなかったミレア。

好きなら、これ以上毒を使わないで欲しい、と言います。

しかし、セツナの主張は違いました。

女王が所有物に愛を与えるのは当然の責務。

ドローンが女王に忠誠を誓うのも当然のこと。

それがBEEとしての正しい姿なのに、雲雀はその理から外れてしまっている。

だから毒で矯正しているのに、何が間違っているのか分からない、と言います。

実の妹ですが、その考え方にミレアはゾッとします。

そんな義務感は愛じゃない！と言いますが、セツナは聞く耳を持ちません。

話す時間が無駄だと言い、追い返すそうに使用人し指示を出して、去って行きます。

正面から女王に挑んでも勝ち目はありません。

フェロモンを使われず帰らせてくれるだけ、マシでした。

それでも、作戦が上手く行かなかったことが悔しいミレア。

雲雀とみつばに、申し訳ないと思っていました。

一方、みつばは病院にいました。

壁越しに雲雀と再会した場所から、動くことができません。

一部始終を見ていた二胡は、声をかけることができずにいました。

セツナの毒の影響で、心の底から嫌いだ、と雲雀がみつばに言った後。

放心状態のみつばに、セツナが更に追い討ちをかけます。

どこまでもしつこい方ね、今のが雲雀の本音なのよ、と言うセツナ。

結婚式の準備は整っているから、絶対に来て下さいね、と言って帰って行きました。

病院じゃなければ、自分がドローンを取っ捕まえたのに、と歯痒い二胡。

振られたショックで、これ以上みつばのフェロモンが出なくなることも心配していました。

すると、みつばは立ち上がり、長い時間うずくまっていて申し訳ない、と二胡に言います。

みつばが心配な二胡は、無理しなくてもいいと言います。

しかし、みつばの顔は凛としていて、もう大丈夫、と言いました。

二胡は、みつばにセツナの話をします。

赤妻家は、セツナの代で急成長した家系でした。

５年前、家の事業の関係で女王同士が挨拶する機会があったのです。

成長したといっても、御三家の二胡からすると血統は平凡です。

どんな女王なのかと思って会ってみると、セツナは初対面で服従フェロモンを二胡に飛ばして来ました。

その場で返り討ちにした二胡。

勝てないと悟ったセツナは、態度を変えて二胡に服従を誓いました。

隙あらば御三家すら取り込もうとする野心と、引き際を弁え強者になびくことができる柔軟さ。

ただプライドが高いだけではできない二面性を、二胡は評価していました。

そんな感情を表に出さないセツナだからこそ、明星院家に乗り込んで来た時は驚きました。

セツナの激高する姿を見て、よほど雲雀を取られたくないのだと感じていたのです。

雲雀とは付き合っていたの？と二胡は質問します。

みつばは、ずっと自分の片想いだと言いました。

自分の雲雀への気持ちを二胡に話します。

フェロモンを出してしまう時は、いつも雲雀のことを考えていた、みつば。

ここ最近出なくなったのは、雲雀への気持ちから目を逸らしていたからだと思っていました。

女王のフェロモンは先代の女王、つまり母親から習うものでした。

そばで見て、肌で感じて学んでいくものです。

女王には家を守る責務かあります。

普通は使命感の芽生えと共に、フェロモンも自然と操れるようになるのです。

しかし、みつばには家も母も存在しません。

そんなみつばの拠り所になっていたのが、雲雀だったのだと二胡は察しました。

だからこそ、雲雀にあんなことを言われたのは致命的だと思っていました。

もう少し、みつばに他者を攻撃する気持ちがあれば・・・と考えています。

するとセツナの家の使用人が、みつばを監視しています。

二胡は自分が手本になって、ゆっくり育てるしかないと思い、使用人を服従フェロモンで攻撃しました。

舐められないように、強めに攻撃しようとする二胡。

しかし二胡の服従フェロモンが、みつばのフェロモンによってかき消されました。