不毛恋愛 ネタバレ26話｜漫画｜実は霊感があった幹人の友人の安田。榴の存在に気づいていた安田は幹人へ注告するのですが・・・

不毛恋愛26話のネタバレ込みあらすじ

幽霊の本質とは・・・

退院後久しぶりに大学へ行く幹人。

幹人の友人の安田は幹人の復学を喜びます。

幹人が休学していた理由を入院としか聞かされていなかった安田は、病気か怪我だったのか尋ねます。

追求されるのがめんどくさいと思い、怪我だったと素っ気なく答える幹人。

そんな幹人に安田は軽い口調で、幹人が生きててよかったと言います。

幹人が本当にそんなこと思っているのかと疑いの目を向けると、安田は最近幹人に何かが憑いていたから本気で心配していたのだと答えます。

榴の話は一切していないはずなのに、そんなことを言われて驚く幹人。

安田は信じてもらえないだろうと半ば諦めた様子で、実は幽霊が見えるのだと打ち明けます。

幹人は自分の側に幽霊がいることを知っていて、そのことを安田が言い当てたので、何の疑いもなく安田の言うことを信じるのでした。

あっさり信じてもらえたことに驚く安田。

幹人はそんな安田を試すように、今も自分の側に幽霊が見えるのかと確認します。

安田は、今日はいないからお祓いでも行ったのかと逆に幹人に尋ねます。

もちろん幹人はお祓いには行っていないけれど、榴は大学の授業がつまらないといい、今は幹人から離れていたのでした。

幹人は安田に、幽霊の容姿も見えているのかと尋ねます。

安田は、黒いモヤ程度で姿形は見えないと答え、憑き初めの頃は幹人にべったりだったけれど、今は違うからもしかしたら改善されているのかもしれないと話を続けるのでした。

そんな安田の言葉に、憑き初めという言い方は、まるで幹人の側にいる幽霊が怨霊のようではないかとと反論する幹人。

安田は幹人に、幽霊に取り憑かれていることを自覚していないのかと尋ねます。

確かに今の状況は取り憑かれているとも言えるのかと考え込む幹人。

そんな幹人の様子に安田は、何故幽霊に取り憑かれていると聞いてもそんなに冷静でいられるのかと尋ねます。

幹人は冷静でいられるのは、知っている幽霊だからと説明するのでした。

幽霊が人間に触るときは、向こうへ連れて行こうと手を引く時・・

安田の霊感があるという告白を聞き、幹人は何故幹人だけが榴に触れることができるのかという疑問を、もしかしたら安田ならわかるかもしれないと思い尋ねます。

安田の説明では、自分が死んだことを自覚している幽霊がこの世に留まっているのは、なんらからの未練があるからで、幹人はそんな未練のある幽霊に取り憑かれていて、とても危険な状態だということでした。

安田の話を聞いてもいまいちピンときていない様子の幹人は、榴のことを、悪い幽霊ではないし、自分のことを助けてくれたのだと説明します。

楽観的な幹人の様子を心配した安田は、いつになく真剣な表情で、友人として助言をすると言って話始めるのでした。

まず安田は、単刀直入に榴に会ってから何回死にかけたのかと尋ねます。

思い当たる節があった為、愕然とする幹人。

安田は、以前にガーゼまみれになっていた時も、今回の入院も本当にただの怪我なのかと幹人を問い詰めます。

そして、幹人だけが幽霊に触れると言っていたが、それは逆の話で、幽霊が幹人にだけは触れることができるということなのだと言う安田。

幹人は、これ以上話の続きを聞きたくないと思ったのか、突然大きな声を出し、安田の話を遮ろうとします。

安田は幹人の声を無視して、幽霊が人間に触れるとき・・・それは幽霊が手を引いて向こうの世界へ連れて行こうとする時なのだと続けるのでした。