アシガール ネタバレ94戦｜137話【漫画】唯が戻らない緑合。若君には信長からの縁談の話が…。

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尊は、家系図で若君と天野氏の間に7人の子供がいる事を知っていたので、安心していた。

しかし、今回の縁談の相手が、天野守景でご息女だということが分かり、焦る尊。

 

相手の家柄や、信長の命という事で、縁談が断りづらい空気になっている。

周りの殿や家臣たちも、悪い話ではないという雰囲気に…。

 

当の本人の若君の気持ちは？！

457年後の手紙を用意してから4カ月、尊は生活にすっかりなじんでいた。

渋柿を集めてきた三之助たちに、これで電池を作ると説明する尊。

 

その間、若君は2度出陣し、信長と阿久城を責めた。

阿久城は4日後、尾井直平が幼子の息子を人質に出し降参したという。

 

戦から帰った若君は、尊に声をかける。

織田信長がどう人物だったか聞く、尊。

 

尊の持っていたゲームの人物とは程遠い、背の高い、やせ型筋肉質の塩顔だったという若君。

村上城責めの褒美で、高山宗鶴は村上城に戻り、宗熊には小垣場が当てられたという。

 

唯が戻るのは小垣場のため、安心していると若君。

もし、寝所に唯が現れても、宗熊なら大丈夫だろうという若君に、城主として大丈夫なのかと尊。

 

二人は、未来の尊が過去にタイムマシンを送っていることから、唯が戻ってくるのを疑っていない。

尊に関しては、御月家の家系図で清永と天野氏（唯）の間に7人の子供がいることを確認していたので、なおさらであった。

 

殿に呼び出された若君は、信長から文があったことを知らされる。

内容は縁談で、嫁の世話をしたいという奇妙なものだったと聞かされた。

 

もちろん唯がいるため、祝言を上げ正室を待っていると返したという、殿。

良く分からない話に嫌な感じがする尊。

縁談を断った御月家に志喜が訪ねてきて。

2日後、志喜が急に訪ねてきて、急な話があるという。

志喜は、正室である唯の具合を尋ねる。

 

元気でいるという若君に、お目にかかって先日の礼がしたいという志喜。

ここにはいないという若君に、どこにいるのかと聞く。

 

若君は話せないと答えると、志喜は小垣の一軒から奥方は緑合に戻っていない、亡くなっているのではという話も出ていると話す。

 

そんなことは決してないと若君。

この噂が実は信長の耳に入り、清永に後添えを世話すると話したという志喜。

 

城に戻ってはいないとはいえ、亡くなっているとは限らないというも、信長は居ない間に話を勧めろと言ったという。

相手は、海道一の姫であるから、先の妻もすぐ忘れてしまうだろうと。

 

志喜は、縁談相手は天野守景の娘・菊姫だと話す。

家柄も申し分のない相手で織田家の遠縁であるため、気に入った清永に持ちかけているそう。

 

横で聞いていた尊は、御月家の家系図の天野氏は、菊姫の事なのかと青白くなっている。

若君が口を開き断ろうとするが、志喜は止めて、信長の命で今来たわけではないと話す。

 

清永を信長が気に入っているが、油断もしていないと志喜。

正式な使者は近いうちに来るが、もしこの縁談を断れば、清永を人質に差し出せと話すつもりだろう続ける。

 

よく考えてから返答をしたほうが良いと志喜。

思いもよらない出来事に尊は、一人思い悩んでいた。

若君の思い。

若君は、尊に話しかる。

縁談は受けないと若君、自分の妻は唯だけだと続ける。

 

それだと、若君は人質になってしまうと尊は返すが、人質として尾張に行くことになるだろうと若君。

そんなことになれば、縁談も仕方がないと唯は言うと尊は言う。

 

まだまだ、満月にはならない夜の事だった。

 

次回95話では、信長の使者が御月へ縁談を持ちかけに来るでしょう。

若君がどうなるのか気になります！