愛も憎しみも沈黙の中でネタバレ37話～38話｜【コミコ漫画】濡れ衣を被せられた親王

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旅立つ沈玉に戸惑う親王

沈玉は親王に自分を愛していたか尋ねた後、世話になった礼を奴隷として述べました。

親王は沈玉に怒りをぶつけますが、彼から動じる様子を感じられません。

怯えていた彼が別人のように思った親王は……。

母親の失踪

沈府に戻った沈玉は寝耳に水のことを知らされます。

母親が連れ去られたと聞いた沈玉は親王の仕業と思って親王府に戻りました。

身に覚えのないことを聞かされた親王は密偵に……。

愛も憎しみも沈黙の中で37話~38話のネタバレ込みあらすじ

紅連の気遣い

沈玉の様子を聞いた玳柔は食事の配慮をしないよう厨房に命じました。
紅連は玳柔の様子を伝えながら沈玉に話しかけますが、彼の手が傷だらけであることに気づきます。
沈玉から気遣われたことの礼を述べられた紅連は玳柔の機嫌が悪かったら八つ当たりされると愚痴を吐きながら離れます。

沈玉の書き物をしている内容に気づいた紅連は再び話しかけますが、宋青が間に入って咎められます。
紅連は宋青の忠告を軽くかわしながら沈玉に塗り薬を渡しました。
沈玉の手を心配した紅連は誰も気遣わないことに憤慨したのです。

沈玉の別れの挨拶

執務に専念していた親王は外で騒がしい声がしていることに気づきました。
そして沈玉が許可せずに入ってきたことに軽く嫌味をかけます。
親王はつまみ出すように命じますが、荷物を抱えた沈玉は跪きました。

親王は沈玉の変化に戸惑います。
そして別れを言い出したことに驚きました。
沈玉は記録していた冊子を取り出し、親王の真意を尋ねようとします。

親王から好意を寄せられていたことを確認した沈玉は自分を愛していたか尋ねました。
沈玉の問いに親王はどんな意味が込められているのかわからず否定します。
親王の答えを聞いた沈玉は自分が下人として働いていた理由を明かしてお別れの言葉を述べました。

自分を奴隷だと言い出す沈玉に親王は腑に落ちない顔をします。
沈玉の書物は仕事の記録であり、ひと月の間にたくさんの作業をこなしたことに親王は驚きを隠せません。
立場を変えずに話し続ける沈玉に金を投げつけます。

自分が怒りを示しても沈玉が怯える様子のないことに親王の心がざわつきました。
しかしある程度予想していたと親王は気分を切り替えます。
親王は沈玉の働きを褒めた後、親王府を出るよう冷たく言い放ちました。

門前の別れ

親王が去った後、沈玉はこれまでの恩を3つの礼で表します。
そしてわだかまりが解消できたと沈玉は立ち上がりました。
門前で紅連と宋青は別れを惜しみ、気遣います。

沈玉は二人に礼を述べました。
二人はもし何かあったら頼ってほしいと言い残し、宋青は馬車の手配をします。
二人の温情を受けた沈玉はこれからの生活を思い浮かべました。

連れ去られた母親

沈府に戻った沈玉に待ち受けていたのは母親が連れていかれたという知らせです。
門番からの説明によると役人がやってきたこと、沈府知事に丁寧に見送られたとのことでした。
寝耳に水のことに顔を青ざめた沈玉は親王の仕業だと感じます。

しかし、なぜ親王がそのようなことをするのかと疑問に思いました。
母親が連れられた時期は親王からの寵愛を失った時期と重なると気づいた沈玉は親王府に戻ることにします。
親王の真意を知りたい沈玉は門前で対面を懇願しました。

宋青の批判

宋青から沈玉の対面の申し出を知らされた親王はどうして戻ってきたのか不思議に思います。
事情を話す宋青は親王の仕業を咎めました。
勇敢な親王が卑怯なことをするとは信じられないと語る宋青に親王は身に覚えがないと主張します。

宋青を下がらせた後、親王は密偵に……。
夜までずっと門前にいた沈玉は親王の残虐さに怒りを感じます。
そんな彼に親王の関係者だと名乗る男が声をかけてきて……。