アデライド ネタバレ63話｜ピッコマ漫画｜街に広まるルイ犯人説…貴族会議では動きが！

聖女が犯人という噂

エリアス公爵の婚約者が毒を盛られたという噂は街で広がっていました。

聖女がメイドに指示したらしいという話も同時に広く囁かれています。

神殿でも当然その噂は把握していて、ルイへの怒りや不満が募っていました。

神官たちをなだめながら、パウロは内心頭を抱えます。

アデライド63話のネタバレ込みあらすじ

人の口に戸は立てられず…

昼間の首都では、ボルボン伯爵令嬢が毒○されかけたらしいという噂でもちきりでした。

いったい誰がそんなことを…と衝撃を受ける人物に、他の女性は聖女がメイドに指示したらしいと話します。

それなら聖女が犯人かという噂は光の速さで広まっていきました。

その頃神殿では、神官たちの反発の声も強まっていました。

聖女が毒○事件の主犯だなんて、呆れてものも言えないと神官の一人が声を荒らげます。

最初から言動や態度何一つ気に入らなかったが、神殿の評価を高めるどころか神殿の名誉を傷つけるなんて…と憤っていたのでした。

まだ聖女が犯人だと決まったわけではないと他の一人がなだめますが、さらに他の神官は部屋から証拠が出てきたなら確実だろうと話します。

もうすぐ貴族会議の結果が出るはずだからそれを待つしかないと話している神官たちを、パウロはじっと見つめていました。

もし聖女が主犯だったなら、神殿は聖女への一切の援助を中止して聖女への厳罰を要請しようと話し合っています。

そこでパウロは口を開き、決定的な証人がいることを伝えました。

聖女の罪であることが確定すれば、皇室が神殿の介入を阻止するはずです。

他の誰でもなく、公爵の婚約者を○そうとしたのだというパウロの言葉に、神官たちは息を呑みました。

公爵には散々迷惑をかけてきたので、神殿を守るためにも聖女の件には一切口出ししてはならないとパウロは告げます。

心の中では自分の誤った判断を深く悔やんでいました。

あの女の誘惑に流されてはいけなかったのに…とパウロは自分を責め続けます。

会議の流れ

一方貴族会議では、ルイの犯した罪であることが明らかになったので、ルイの処罰について話し合おうとフェリックスが口を開いていました。

自分は人道的な理由からルイに部屋を与えてやったが、あの女は自分の婚約者の命を奪おうとしてその恩を裏切ったのだと改めてフェリックスは貴族たちに説明します。

エリアス一族は恩知らずで破廉恥な女とそのメイドの処刑を要求するとフェリックスが宣言しました。

強烈な言葉に多少の動揺が走ったものの、被害者であるフェリックスがそれを求めるのなら致し方ないという空気が流れます。

マティアスは内心焦っていました。

結局聖女という切り札は捨てなければならないのかと思い、歯を食いしばります。

こうなった以上、ルイと自分が通じていたことまでバレる可能性があります。

マティアスは仕方なく、犯した罪が罪だから処刑は真っ当な判断だと思うと告げました。

しかしそこに処刑反対の声が挙がります。

中道派の中心人物で、アランの父親であるフェルナンド公爵でした。

聖女を下手に処刑すると民衆から反感を買いかねないし、今後帝国に何か起これば聖女を害したからだという不安も募るだろうと指摘します。

一理あるとフェリックスはため息をつきました。

聖女への怒りは相当なものだが民衆を混乱に陥れたくはないので、こうするのはどうだろうかと新たな提案をします。

聖女という爵位を剥奪して平民にし、皇室が支給した支援金の回収はもちろん、神殿および貴族の援助なく身一つで追放するのだとフェリックスは伝えました。

フェルナンド公爵は同意し、会議室の空気も同調に傾きます。

この流れは…？とマティアスは必死で頭を働かせました。

会議終了後にマティアスがとった行動とは…！？

続きはピッコマで！