アデライド ネタバレ50話｜ピッコマ漫画｜フェリックスのプロポーズにまさかの保留！？

アデルは頷きつつも…

フェリックスからのプロポーズ！

アデルは頷きましたが、満面の笑みではありませんでした。

フェリックスはアデルのことを気に入っているかもしれませんが、心からアデルを愛しているわけではないからです。

アデルはその話を先延ばしにしようとフェリックスに伝えました。

アデライド50話のネタバレ込みあらすじ

アデルと結婚したいと話すフェリックス！

真剣に自分を見つめる眼差しに、アデルの胸は高鳴りました。

アデルのことを心の底から愛しているわけじゃないのはアデル自身がよく分かっています。

それでもお互いに思いやりを持って暮らしていけば大丈夫かなとアデルは思いました。

アデルは小さく微笑んで頷き、花束もないしロマンチックなプロポーズじゃないけど分かったと答えます。

途端にフェリックスは幸せそうに顔を輝かせました。

しかしその表情は、アデルの一言で凍りつきます。

でもそれはルイのことが解決した後に話そうとアデルは告げたのでした。

どうして？とフェリックスは不満そうな顔をします。

今すぐにでも式の日取りを決めたかったのです。

このことが解決するまではダメだとアデルは指を振り、いつ解決するか分からないじゃないかとフェリックスは反論しました。

ルイとフェリックスの間には何もないという噂は、すでに帝都に広まっています。

ルイも聖女という身分を得た以上愚かな行動はしないだろうとフェリックスはアデルに伝えました。

今自分たちが結婚すればあの女は潔く諦めるに違いないとフェリックスは立ち上がって熱弁を振るいます。

アデルは困ったような顔で、自分はそうは思わないと答えました。

簡単に諦めるくらいならアデルを誘拐したりしなかったはずです。

それに毒を用意することもなかったでしょう。

やはり○せばよかったとフェリックスは小さく呟きました。

そんなことより…とアデルは話題を変え、そんなに私と結婚したいのかと不思議そうに首を傾げてみせます。

周囲の目にため息をつくアデル

フェリックスは顔を赤らめて聞き返しました。

私があんなことやこんなことをさせてあげないから結婚しようというんじゃ…と、アデルは疑いの目を向けます。

あんなことやこんなこととはいったい何だとフェリックスは真っ赤になって叫び、そんな理由では決してないとアデルに訴えました。

声が大きいとアデルは注意して驚いた顔をします。

誰かに聞かれたらどうするのかと涼しい顔で指摘され、フェリックスは慌てて口をつぐみました。

二人の周りのテーブルでは、何人も照れたような顔をわざとらしく背けています。

参りましたね…と呟いて、ため息交じりにフェリックスはドサッと腰を落としました。

いろんな意味で超えなければいけない障壁が多すぎると呟き、憂いに満ちた表情を浮かべます。

その表情を見た周囲からはため息がこぼれました。

フェリックスに見惚れる令嬢たちばかりです。

あんな方とデートできるなんて…というアデルへの羨望や嫉妬の声も聞こえてきました。

これだからイケメンと一緒にいるのは疲れるんだと思い、アデルは小さくため息をつきます。

それにあの子まだいるし…と思い、アデルは自分の後ろの物陰に隠れているアンナをギロッと睨みました。

横に立っていたリタに、アンナを連れてくるよう頼みます。

すぐにアンナのもとに向かったリタでしたが、アンナは忽然と姿を消していました。

逃げ足が早いことにアデルは驚き、残念そうな表情を浮かべます。

あのメイドを呼んでどうするつもりだったのかとフェリックスが尋ねました。

アデルは、どうして後をつけてきたのか気になったから、その理由を聞こうと思ったのだと答えます。

その場から逃げ出したアンナは…！？

続きはピッコマで！