失恋未遂ネタバレ134話｜泉の前から突然姿を消す時峰。奴の正体はケルベロス！！

双葉社より高宮ニカ＆イアム大先生の超名作漫画失恋未遂134話を読んだので、今回は134話ネタバレと感想をご紹介します。

 

時峰は瀕死の重傷を負いながらも、なんとか野戦病院まで自力でたどり着く。

しかし、そこで目撃したのはすでに事切れてしまったテイラー大佐の姿であった。絶望に打ちひしがれる時峰。

そんな彼の唯一の救いは、ラジオから流れる伊集院光の軽快なトークだけであった。

＞＞失恋未遂・前回のもっと詳しいネタバレはコチラ

31日間無料トライアルでもらえる600円分のポイントを使えば、失恋未遂を無料で読めちゃう！せっかくなら文章ネタバレだけじゃなく絵付きの漫画で読んでくださいね♪

時峰はベビーフェイスである反面、BIGディックであった。

ほとんどブラジル人サイズ。

一度見ると忘れられない。

泉は時々思い出しては、自身の身体を慰めた。

 

ある日の朝、泉は出社しようと部屋を出たところでマンションの管理人の鳥潟と顔を合わせた。

鳥潟は初老で小柄の男だった。

シルバーのヘアーが優雅な印象である。

「ああ、綾川さん」

鳥潟が声を掛けてきた。

「管理人さん、おはようございます」

「おはよう。今朝のわたしの朝食はサンドウィッチだったよ。わたしが作ったんだ。具材はだね、昨日の餃子用の餡の余りだよ。それにレタスを加えてね・・・」

「管理人さん、これから仕事なので。失礼します」

「マスタードもたっぷりつけてね。これがまた美味いんだ。好みでさらにケチャップを足したりね。まあ、妻も美味いって食べたよ。いやあ、ほんとにおいしかったよね。今度作ろうか？綾川さんなら若いから3つは食べられるだろうね。明日の朝、持ってくるよ。あ、マスタードは大丈夫？」

泉はとっくに歩き去ってしまっているのに、鳥潟はひとりでしゃべっていた。

認知症が始まっていたのだ。

それに、彼の妻は4年前に他界していた。

失恋未遂【134話】ネタバレあらすじ

ついに年貢の納め時だった。

時峰は岩手県警に逮捕された。

ドラマで見るように手錠をはめられるのだと思っていた。

しかし手錠ははめられず、セレナに乗るよう促された。

後部座席に座り、両側を警察官が挟むように座った。

運転している警察官はカーステレオをつけた。

音楽が流れだす。

 

♪もうチャーシューもメンマもいらないのよ

ネギだけあればそれでいい

それ以外は蛇足

二郎系とか言ってもやしだけ山盛りとか誰得だよ

本質的な部分を高めろ

原点へ帰れ

 

今人気のロックバンド、ブリスター&ステロイドの「ラーメン一丁」だ。

大ヒットしていて、至る所で耳にする。

この楽曲のプロデューサーは島村泰司という男で、ウィードとクリスタルメスを常用している。

2年ほど前にクラブのVIP席で一緒になったときがある。

当時すでにプロデューサーとして成功していた島村はモデル系の美女をはべらせ、鼻からコークを吸い込んでいた。

実は時峰に悪い遊びを教えた男こそ、この島村だった。

島村は10代の頃からウィードやメスを経験していた。

音楽で成功してからはかなり派手にやっているようで、大口の客ということで売人の間では有名だった。

 

若いお父さんがガルフィーのセットアップを着て子供とイオンで買い物している姿に大和魂の残渣を感じずにいられない。

まるで、バスタード！！

暗黒の破壊神。

顔がほとんど宅麻伸。

泉は急に行方をくらませた時峰を探すべく、街へ出た。

ここは岩手県・花巻市。

世界屈指の犯罪CITY。

2009年の犯罪発生件数が668件。

It's a 世紀末ワールド。

ラッシャー木村も花巻ロケを拒否するほどの土地柄であった。

しかし、泉は恐れている場合ではなかった。

一刻も早く時峰を見つけなくてはならなかった。

こないだ「いきなりステーキ」で貸した2000円をまだ返してもらっていない。

泉だって生活がきついのだ。

そこへ懐中時計を持ったウサギが通りかかった。

「やあ、泉ちゃん。時峰なら象牙の塔へ向かったよ。ほら、あっちの道だ」

ウサギの指さすほうを見ると、森へと続く道があった。

「途中で芋虫のやつが話しかけてきても相手をしちゃいけないよ。あいつはいつもからかう相手を探しているのだから」

 

しかし、寒くなってきた。

なんたって岩手県だからね。

もうここに住み始めてから2年半近くになる。

やはり北東北である。冬は厳しい寒さになる。

まだ10月といえど部屋にいるときは裏起毛のスウェットでも着ないと寒くて仕方がない。

夜や朝なんかは暖房が必要だ。

なぜ岩手に住んでいるのか。

それは以前、実家で無職だったときにそろそろ働こうと思い立ち、スマホで求人を探した。

カネが無いので実家を出ると言っても引っ越し費用もなければ家具を買い揃えるカネもない。

そこで、工場の派遣の仕事なら家具付きの寮があって、しかも引っ越し費用もすべて出してもらえるというので、それをやることに決めたのだ。

工場での仕事は精密部品の組み立てだった。

一日中同じ作業の繰り返しだった。

突っ立ったまま、手だけ動かす。

ずっと同じ動きだ。

それを8時間。毎日、毎日。

最初は何も考えずに済むからラクだと思った。

けれど段々、時間の経過が遅く感じるようになった。

とにかく時間が経過しないのだ。

時間の感覚がおかしくなりそうだった。

そのうちに左肩が原因不明の痛みに襲われるようになった。

仕事を休みがちになり、ついに退職した。

その後、しばらく無職で過ごした。

寮を出て自分でアパートを借りた。

寮は家賃が無料であったが、自分で借りたアパートは当然ながら家賃が発生する。

酒浸りになった。

すべてがどうでもよくなった。

カネが底をついた。

もう人生をやめてしまおうと思い始めていた頃、あの男と偶然出会った。

失恋未遂134話や最新話を無料で読む方法とは？

失恋未遂134話の感想＆次回135話の考察予想

ひとりで時峰を待っている泉がかわいそう。

時峰ってひどいやつですよね！

これってやり逃げですよね？

許せない！！

天罰が当たればいいと思います。

本当に許せないですよ。

 

さて、次回はいよいよ泉が時峰と対峙、事の真相を問いただします！

ぜひお見逃しなく！！

お楽しみに♪

まとめ

今回は漫画『失恋未遂』134話の見どころやネタバレ、読んだ感想をご紹介しました。