アデライド ネタバレ15話｜ピッコマ漫画｜断れない雰囲気でアドリアンの就職が決定！

アドリアンの就職先！

アカデミーを卒業後、通例通り試験を受けて官僚への道を目指す予定だったアドリアン。

しかし彼の未来の地図は、ルトビッヒの一言でいい意味で盛大に破られました。

思わぬ形で就職が決まったのです。

アドリアンは複雑そうですが、兄の就職決定にアデルは嬉しそうでした。

アデライド15話のネタバレ込みあらすじ

皇太子の補佐官に抜擢！？

その日の午後、皇太子の執務室で、アデルとアドリアン、フェリックスがテーブルを囲んでいました。

横にはルーカスもいます。

ルトビッヒがアドリアンに話を振り、カリミールアカデミーに通っているのかと興味深そうに相槌を打ちました。

アドリアンは恐縮した様子で頷き、来月卒業予定だと答えます。

政治学部ならルーカスの後輩だとルトビッヒは話し、政治学部ということは皇宮官僚試験を受けるのかと尋ねました。

アドリアンはやや気後れしたまま頷きます。

ルトビッヒはふーん…と呟くと、ニヤッと笑いました。

いいこと考えた！とルトビッヒが満面の笑みを浮かべて声を上げます。

ルトビッヒはぐいっとアドリアンに近付き、補佐官になりたくないかと笑顔で問いかけました。

アドリアンは食いつくようなルトビッヒの勢いに呑まれてビクッとします。

自分が補佐官に？とアドリアンは慌てふためきました。

フェリックスは何ともいえない表情でそのやりとりを眺め、アデルは目を輝かせて見つめます。

自分は今補佐官が欲しいのだが、誰でもなれるわけじゃないから探すのが大変なのだとルトビッヒは話しました。

アドリアンはフェリックスの婚約者であるアデルの兄だし、もうすぐルーカスの親戚になる人物じゃないかとルトビッヒは熱く語りながらアドリアンの肩に手を置きます。

アドリアンは当惑した様子で冷や汗をかきながらルトビッヒを見上げました。

出会ってしまった、もうこれは運命だとルトビッヒは語ります。

つまり…？と嫌な予感を拭いきれずアドリアンが尋ねると、やってくれるよね？とルトビッヒは笑顔で圧力をかけました。

もちろん、ルトビッヒの補佐官です。

ちなみに自分は部下思いのいい上官だとルトビッヒは自画自賛しました。

アドリアンは青ざめて乾いた笑いを零します。

これは断れないやつだ…と察したのでした。

やっぱりエドモンドに来させるべきだった…と落ち込みながら、もちろんだと遠い目で答えます。

改めて今後の話を始めるアデルたち

ルトビッヒは補佐官の確保に喜び、アデルは兄の就職に喜びました。

アドリアンは明日からここに来てルーカスに仕事を教わって、卒業までは学業と掛け持ちでやることになりそうです。

私のことも少しは思いやってくれればいいのにとフェリックスがため息をつきました。

今こうして君の補佐官を返してあげようとしているだろうとフェリックスは得意げに笑います。

アデルはまるで金銀銅のメダルのような三人を見てくすっと笑いました。

朝からまだ数時間しか経っていないのに、自分の婚約に兄の就職、いろいろなことが起きたなと改めて感じます。

フェリックスはそんなアデルの横顔をじっと眺めていました。

ルーカスが口を挟み、大司教があと2週間でこちらへ戻るらしいので神殿検証に関してもじきに知らせてくるだろうとフェリックスに伝えます。

急ぐように伝えたから大司教が戻ればすぐに検証が始まるんじゃないかとルトビッヒが呟きました。

アデルも口を開きます。

今日のあの様子を見る限り検証が終わっても家から出ていきそうにない、追い出すわけにもいかないし…と困った表情を浮かべました。

問題はそこだとルーカスも頷きます。

ルイを無理やり追い出そうものなら、百姓や貴族派が黙っていないでしょう。

マティアスがフェリックスを行き場のない女を追い出した冷酷な貴族に仕立て上げるだろうとルトビッヒとフェリックスは予想しました。

アデルは再び口を開き、提案をしてみます。

アデルが4人に話した計画とは…？

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