捨てられた皇妃 ネタバレ144話！アリスティアの知らない美優の4年間と最期/ルブリスの心からの言葉に…

漫画「捨てられた皇妃」は原作Yuna先生、漫画iNA先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「捨てられた皇妃」144話を読んだので、ネタバレ込みあらすじや読んだ感想をまとめました！

 

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美優との最後の面会をするアリスティア。

前の人生でアリスティアが命を落とした後のことを美優から聞かされます。

 

アリスティアは美優の処遇をルブリスから託されていました。

その選択は…?

 

そして、ルブリスに「運命を変えると言っていた理由」を聞かれたアリスティアは?

捨てられた皇妃144話のネタバレ込みあらすじ

幽閉されていた美優を訪れたアリスティア。

 

どうして密告したのか訪ねました。

黙っていれば望むものを一つは手に入れることができたのに、と問います。

 

押し黙ったままの美優に、アリスティアは私は美優が嫌いだったと言いました。

アリスティアの知らない前世

前の人生で、突然現れてすべてを奪い無邪気に笑い、自分より秀でたところが何一つないのにルブリスの愛を一身に受けていたことも腹が立ったと言うアリスティア。

 

あの時もルブリスは毒を盛られていたのかと美優に訊ねました。

美優は口を開くと、頭痛やめまい、不眠症に情緒不安定がルブリスが死ぬ前に悩まされていた症状だと言います。

 

美優はこの国の政治のことはよくわかないと言ったうえで、アリスティアが命を落としてからのことを話し出しました。

たった4年のことだと…。

 

2人の公爵がいなくなってからルブリスの症状は深刻になりました。

そんな状態が続いたある日、突然ルブリスは遠征に出たきり帰ってこなかったと言う美優。

 

どうして首都を離れたのかアリスティアが訊ねますが、美優はさあねと答えます。

妊娠中の自分を置いて行ったのだからよっぽどのことだったんだろうと言うだけでした。

 

アリスティアは、多分彼は他に方法がなかったのだろうと思います。

跡継ぎが生まれたら殺されただろうと。

 

ルブリスは自身と美優、跡継ぎを守るためにそうしたのだろうと思うのでした。

 

残された美優は頼れる人もなく、どうにか女児を生んだものの体力の回復を待つ暇もなく逃げなければなりませんでした。

しかし、結局捕まって殺されたと言います。

 

あれだけ愛を囁いてくれたのに逃げ出したルブリスも、変な世界に連れてきたくせに何もしてくれなかった神をも憎んだと言う美優。

 

美優もアリスティアが嫌いだったと言います。

アリスティアから皇后の座は奪ったかもしれないけれど、貴族たちはアリスティアを支持していたし、比べられては嫌な思いをしていました。

 

それでも、自分には神の御加護とルブリスの愛があると思っていたのに、そのどちらもアリスティアのものだったと言う美優。

私はあんたより劣る代用品だったと…。

美優が願ったこと

死の間際、美優は今更元の世界に返してほしいと望んだところで、一生この記憶に苦しみながら生きていくことになると思いました。

 

かといって記憶を消してと頼むのは負けを認めるようなものだと思ったのです。

そして目を開けたとき、またルブリスがいました。

 

その横にいたゼナ公爵。

美優の胸にナイフを突き刺した張本人も。

 

美優は復讐のためにゼナ一族に入り込んだのです。

なぜ私を助けたのかというアリスティアの問いに、美優は答えました。

 

瀕死のアリスティアを抱いて必死に声をかけ続けるルブリスを見て、頭が混乱したと言います。

彼が本当に変わったことを実感して、美優は自分のしてきたことの意味がわからなくなりました。

 

ここにいる理由もなくなったと呟きました。

 

判決は?と冷静な声で美優が訊ねます。

反逆罪だから養子の自分も死刑でしょうと…。

アリスティアに託されたことは…

美優に下された判決は自決でした。

刑が重すぎるとアリスティアが言うと、ルブリスも同意しますが皆が望んでいることだと言います。

 

ただ、死んだことにして逃げしてやることもできると言うルブリス。

条件は、皇宮を出たらすぐに帝国領を離れることと、二度と帝国に入らないことです。

 

アリスティアが持ってきた箱の中には二つの薬瓶が入っていました。

ひとつは劇薬、もうひとつは仮死状態にする薬です。

 

劇薬を手にしたアリスティアは、これを渡せばもう美優と関わることはない、彼女さえいなくなればつらい記憶を断ち切ることができると思いました。

 

そのとき、美優の被っていたフードが風に煽られます。

美優の艶やかだった黒髪は、その色素を失い白く変わっていました。

 

神聖力を使うと髪色が変わると言っていた大神官の言葉を思い出したアリスティア。

美優が本当に力を使ったことを悟りました。

アリスティアの打ち明け話にルブリスは…

美優に会った帰り、ルブリスがアリスティアを待っていました。

 

時を遡ったときに運命を変えようと必死だったアリスティアですが、もしルブリスが自分を思い続けてくれていなかったら、こうして運命を変えることができただろうかと考えます。

 

アリスティアはルブリスの胸に飛び込み、感謝の言葉を伝えました。

 

運命を変える力になってくれたことを伝えると、ルブリスは昔見た夢のことかと訊いてきます。

その夢の中の自分はどんな人で、どんな風に傷つけたのか知りたいと言いました。

 

アリスティアは「夢のはなし」をしました。

ルブリスは、そうかそんな夢を…と神妙な顔でつぶやきます。

 

アリスティアの心に寄り添い、もう絶対つらい思いはさせないと誓うルブリス。

だからルブと呼んでくれと言いました。

 

アリスティアは頬を染めてルブと囁き…。

 

ある雨の日、アリスティアはカルセインとお茶を飲んでいました。

久しぶりのことで、カルセインは昔を思い出すと言ってアレンディスの話を持ち出します。

 

アリスティアも昔のことを思い出したと言いました。

懐かしいな、と呟くアリスティア…。

捨てられた皇妃144話の感想と次回145話の展開を考察予想！

アリスティアは美優にどちらの瓶を渡したのでしょう。

その描写はありませんが、多分仮死状態にする方だと思います。

 

全貌が明らかになって、美優が気の毒になりました。

結局時を遡っても幸せにはなれなかったという結末?

 

生き残ったとして、今後この世界で皇室と関係のない外国で生きることによって彼女にも幸があればいいなと思います。

じゃないとあまりにも不憫です。

 

アリスティアはルブリスに話したようですが、ルブリスはそれを現実にあったことだと本当に理解した?

そこはあいまいです。

 

ただ、お互いに深く想い合っていることは十分伝わっていると感じました。

ついにアリスティアは皇后に!?

まとめ

今回は漫画『捨てられた皇妃』144話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

≫≫次回「捨てられた皇妃」145話はこちら

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