捨てられた皇妃 ネタバレ142話！アリスティア刺される!薄れゆく意識の中、ルブリスの腕に抱かれて思うことは?

劣勢だった騎士団も、ルブリスたちの到着により状況が変わります。

そして黒幕だと思っていたミルワーが…。

そして一番の注目ポイントは、アリスティアが刺されてしまうことです。

瀕死の状態のアリスティアに、必死で声をかけるルブリス。

ルブリスの心からの想いに心打たれます。

捨てられた皇妃142話のネタバレ込みあらすじ

カルセインに剣を向けるミルワー侯爵。

アリスティアが危ない!と叫んだ時、別の角度からカルセインを狙っていた賊を斬りつけます。

ミルワーは次々と正体を隠した賊を斬り倒していきました。

アリスティア、刺される!

黒幕だと思っていたミルワーが賊に応戦しているのを見て、アリスティアは混乱します。

そのとき、なんとルブリスが駆けつけました。

覆面の賊たちは失敗だと口にすると、退散していきます。

ルブリスは逃走者と追え!反逆者を取り逃がすなと号令をかけました。

ルブリスの姿を見て、アリスティアはこれは夢かと思います。

まさか彼がここまで来てくれるなんて夢にも思わなかったのです。

アリスティアは横たわるカルセインに声をかけました。

どうしてここに来たのかと問うアリスティア。

アリスティアの様子を見て、無傷だと察したカルセイン。

間に合ってよかったと口にするとそのまま気を失ってしまいます。

アリスティアは、カルセインと一緒に来た美優に、カルセインを助けてと詰め寄りました。

しかし美優は無理だと言います。

どうして!?とアリスティアは問い詰めました。

カルセインは美優を庇って怪我をしたのです。

すると美優は、できることなら助けたいと涙目で訴えました。

美優の神聖力は人には効かないと言うのです!

アリスティアはこんな風にカルセインを失うわけにはいかないと我を失いました。

するとモニーク侯爵が落ち着くようアリスティアに声をかけます。

カルセインは出血が多く気を失ったものの、応急処置をしたので大神官が来るまで持ちこたえられると皇宮医に言われ、アリスティアは胸を撫で下ろしました。

そこへ、アリスティアに第4騎士団のスピア卿が声をかけてきます。

肩からは血が流れていたので、止血しましょうとアリスティアが言いました。

もう少しで大神官が来るからとアリスティアが言うと、スピアはそれでは急がないといけませんねと呟きます。

その瞬間、スピアはアリスティアの胸を剣で突き刺しました。

薄れ行く意識の中で

スピアは、こんな手に引っかかるとはなんて愚かな、と悪態をつきます。

アリスティアの胸から血が滴り落ちました。

ルブリスとモニーク侯爵が駆け寄ります。

スピアはその場で取り押さえられますが、モニーク一族は呪われてしまえと口汚く罵り続けていました。

アリスティアは急所を刺されていて、皇宮医でも出血を止めることができません。

ルブリスはアリスティアを抱きかかえ、声をかけ続けます。

空からは雨が落ちてきました。

アリスティアは今までルブリスが伝えてくれた想いと、それを拒絶し続けた自分を思い起こします。

ルブリスは大神官はまだか!早くアリスティアを助けてくれと叫び続けていました。

血色を失っていくアリスティアに、声をかけるルブリス。

君の望むものは何だって与えてやる、家も継がせてやるし皇室との繋がりも断ち切ってやる。

僕の顔が見たくなければもう二度と会わないと語りかけるルブリス。

ルブリスの目からは涙がほとばしります。

薄れゆく意識の中、アリスティアは自分のことをかけがえのない人だと言ってくれるルブリスの想いを素直に受け止めました。

そして、そんなルブリスに感謝も伝えず謝ってばかりだったことを心のなかで謝ります。

疑い続けたことも…。

アリスティアの瞼が次第に閉じられていきます。

もしまた巡り会えれば、そのときはきっと…と語りかけるアリスティア…。

目を開けてくれ!必死に叫ぶルブリス…。