捨てられた皇妃 ネタバレ141話！黒幕はミルワー侯爵!?路地の追い込まれたアリスティアたち、駆けつけたカルセインが!

アリスティアがルブリスの本気の想いをやっと受け入れますが、時既に遅し…。

アリスティアは自分をひどく責めます。

そんな時、召喚令に背いたミルワー侯爵を拘束せよと騎士団に命が出されアリスティアも向かいますが…。

窮地に立たされたアリスティア、どうする!?

物語は一気に佳境に向かいます!

捨てられた皇妃141話のネタバレ込みあらすじ

アリスティアは大神官セクンドゥスから、今回の取引について意外なことを聞かされます。

アリスティアがセクンドゥスに依頼した内容と同じことをルブリスからも頼まれていたと言うのです。

ルブリスの想い

アリスティアが意外に思ったのは、以前この件に神殿が関わっていると報告した時には取り合ってもらえなかったからでした。

実はセクンドゥスも最高位の神官が悪事を働いていたことに憂慮していて、ルブリスに情けを乞おうかと考えていたと告白します。

するとその前にルブリスが、神官への処罰に関する一切の権限をセクンドゥスに委ねると言い、その代わりにひとつ頼み事をされたと言うセクンドゥス。

それはアリスティアに定期的に祈りを捧げることでした。

ルブリスは僅かな可能性にもかけたいと思うけれど、期待させてがっかりさせたくないからアリスティアには黙っておくようにとも言ったのです。

その話を聞いてアリスティアは自己嫌悪に陥ります。

ここまで大切に思ってくれるルブリスを冷たく突き放したアリスティア。

婚約破棄を申し入れた時も、皇帝としての立場が悪くなってもアリスティアがいればいいと言ってくれた彼の言葉を思い出します。

もう過去の彼ではないとわかっていたのに、怖がり続けたのは自分だとはっきりと自覚するアリスティア。

自分が憎い、とさえ思うのでした。

黒幕はミルワー侯爵!?

場面は一転して、剣を持つアリスティアの前には、美優と傷を負って倒れたカルセイン。

他の騎士たちも怪我をしていて辺りは血のにおいが立ち込めます。

そこでアリスティアはミルワー侯爵が黒幕だったと悟ったのです。

その日の朝、アリスティアは美優に会っていました。

美優が萎れていたバラの花を見事に蘇らせたのを目にして、なぜフェデン男爵夫人の時は神聖力を使わなかったのかとアリスティアは詰め寄ります。

美優は使えなかったのではなく使わなかったのでした。

それを聞いたアリスティアは憤慨して立ち去ろうとします。

美優が大事な話があると声をかけますが、何も話すことはないと拒絶しました。

その後に、ミルワーを見つけ出せという命令が騎士団に下されます。

召喚令に背いて逃走中だと言うのでした。

アリスティア達はすぐに動き出しますが、ミルワーの罠に嵌ってしまいました。

追うことに必死で、行き止まりの路地に追い込まれていることに気づかなかったのです。

ミルワーの目的は自分だとアリスティアは思いました。

そのとき、カルセインが駆けつけます。

美優を連れていました。

すると相手は美優を狙い始め、カルセインが背を斬られてしまいます。

駆け寄ろうとしたアリスティアに、背後から敵が襲い…!

アリスティアを庇ってシーモアが刺されてしまいました。

ミルワーが冷たい視線をアリスティアに向けます。

アリスティアは絶望しそうになり、自分が犠牲になれば…と頭をよぎりました。

しかし自分の命ひとつでミルワーが満足するとは思えないと考え直したアリスティアは剣を取ります。

この生命が尽きるまで戦おうと!

ここで自分が剣を取り一生を終えたら、少しは悲しんでくれるだろうか…アリスティアの脳裏にはルブリスの姿が浮かびます。

そのとき、ミルワーがカルセインに剣を振り上げました。