私のことを憶えていますか ネタバレ6話！猫作にからかわれ、自分の気持ちを伝えられなくなった遥。

誕生日から数日が経ち、猫作が受けていた取材映像を、編集部のみんなと一緒に見る遥。

みんなから猫作との仲を茶化されているうちに、こうちゃんのことでからかわれていた記憶が蘇ってきました。

年下のこうちゃんのことをかっこいいという遥に対して、猫作は他の同級生たちと一緒になって、「ヘンタイだ！」とからかってきたのです。

そのことがきっかけになって、遥は自分の気持ちを隠し、こうちゃんに本当のことを伝えられなかったのです。

猫作さえいなければ・・・と荒れ狂う遥の行く末は、一体どうなるのでしょうか。

私のことを憶えていますか6話のネタバレ込みあらすじ

スーパーボールをくれた男の子・こうちゃんと、苦い初恋の記憶を思い出してしまった30歳の誕生日から数日が経ちました。

猫作の取材映像と蘇る記憶

幼なじみの猫作は、父親が町長選にでることをきっかけに、山猫ワイナリーというワイン製造業を継いだ3代目の若社長です。

先日遥が電話をした日に、「全国生産者からこんにちは」というテレビ取材を受けていました。

その映像を編集部のみんなと一緒に、ツッコミを入れながら見ている遥。

ガチガチに緊張しながら取材を受ける猫作を見て、編集部のみんなは「イケメンの若社長なんて素敵」「遥はなんで付き合わないのか」と盛り上がります。

遥は猫作のことを「無神経でバカで優しくない」「幼稚園のころもすごくいじめられた」と完全否定しますが、周りからは愛情表現の一種でしょと茶化されてしまいます。

そんな可愛いモノじゃないと怒る遥は、猫作の話をしているうちに、どんどん昔の記憶が蘇ってきました。

猫作たちにからかわれた過去、伝えられなかったこうちゃんへの気持ち

小学生の頃、遥はこうちゃんのことを「髪がさらさらで目が大きくてかっこいい」と猫作に話しますが、「6年生が3年生のことをかっこいいだなんて変だ」と言われてしまいます。

猫作はあることないことを他の同級生男子たちに言いふらし、遥はみんなから「3つも年下の男の子を好きになるだなんて、ロリコン・・・いや、ヘンタイだ！」とものすごくからかわれました。

ヘンタイと言われたことにショックを受けた遥は泣き出し、泣きすぎて終いには吐き出してしまいます。

そのことがトラウマとなったのか、遥は人前で自分の気持ちを口にすることをやめてしまいました。

そして、こうちゃんが告白してくれたあの日も、自分の気持ちを素直に伝えることができず、何も言えないまま終わってしまったのです。

あのとき素直に好きだと伝えられていたら、きっとこうちゃんが引っ越しても連絡を取ることができ、今とは違う人生を歩んでいたかもしれません。

あの頃、同級生からひどくからかわれることがなければ、こうちゃんへの気持ちに蓋をすることもなく、ボサボサ頭を振り乱し、毎晩徹夜でアイドルゴシップを追って人の私生活を暴く、こんな残念な大人になんてならなかったかもしれません。

それもこれもすべて猫作のせいだ！と、遥はモニターの中でドヤ顔してワインについて語る猫作に向かって泣き叫びます。

「猫作のせいで独身なんだ！もしかしたら今頃、こうちゃんと結婚してステキな家庭を持っていたかもしれないのに！！」と荒れ狂う遥なのでした。