私のことを憶えていますか ネタバレ23話！萌香と飲んでいたこうちゃんの兄は、あの頃の記憶を振り返り・・・。

それに対し、萌香は話題をそらしつつも、本当の狙いを打ち明けるのでした。

萌香からSORAと似ていないと言われた兄は、過去の記憶を思い出します。

こうちゃんの兄が思い出す過去の記憶・・・それは、とても悲しい思い出でした。

遥たちと過ごしたあの町から引っ越した後の、こうちゃん兄弟の生活とは・・・？

私のことを憶えていますか23話のネタバレ込みあらすじ

萌香にスキャンダルの真相を確かめるこうちゃんの兄。

先日のゴシップにより、知名度が上がったと話す萌香に、こうちゃんの兄は売名行為のためにわざとパパラッチさせたのではと追求します。

萌香は、決め顔で指を指したり指を鳴らしたりと、一々古いというかサムイ行動をとる社長のことが気になってしまい、「社長ってモテない？」と思わず話を逸らしてしまうのでした。

更に問い詰める社長に、萌香は「自分にそんな力はないし、そもそも酔ってグーグー寝ていた社長に代わって、夜道は危ないからとSORAがただ送ってくれただけ」と話します。

そして、「本当はSORA狙いだった」と萌香は本心を打ち明けるのでした。

「みんな最初はそう言うんだ」と言うこうちゃんの兄。

萌香は、SORAに言い寄ってくる悪い虫を、まるで蜘蛛のようにSORAの前に巣を張って食べているのねと話しました。

一々リアクションがキザっぽくてうっとおしい社長に、萌香は「本当にSORAと兄弟なの？」と言い放ちます。

昔は圧倒的に自分の方がイケメンだったと話すこうちゃんの兄ですが、どうも高1の頃に身長が止まり、その後SORAに抜かされてしまったようです。

それでも、顔だけで見れば自分の方がイケメンだとSORAに言われると話す社長に、萌香は「俳優の弟に気を遣わせるな！」と突っ込むのでした。

萌香に散々言われたこうちゃんの兄は、「自分の完璧なプロデュースでSORAは俳優になったんだから！」と言い返しながら、昔のことを思い出します。

あの町から引っ越したあとのこうちゃん兄弟の生活。

こうちゃん兄弟が制服でいたのは、葬儀場。

二人は、二つの棺が並んで火葬されていくのを黙って見ていました。

時は少し流れ、アパートのような場所で二人だけで生活していたこうちゃん兄弟。

服を汚しながら、こうちゃんの兄はバイト代が入ったと笑顔で家に帰りますが、弟のこうちゃんは部屋の隅で塞ぎ込んだままです。

そんなこうちゃんを見て、お兄ちゃんはお菓子を色々買ってきたと明るく声をかけます。

こうちゃんの好きなグミを買ってきたといい、夜ご飯に特製ラーメンを作ろうとしてくれるお兄ちゃん。

お礼を言って、お兄ちゃんからブドウグミを受け取ったこうちゃんは、ジッと眺めて泣き出してしまいます。

「これからは兄弟二人で生きていかなきゃならないから、泣かずに強く生きなきゃいけない」と言うこうちゃんの兄。

しかし幼いこうちゃんは、グミを抱えて泣いたまま、あの町に戻りたいと繰り返すのでした。