精霊のペンダント ネタバレ117話！リアム叔父さんから聞くバユルのお母さんの話

バユルのお母さんはやっぱり…

バイルを思って涙を流すバユルの肩にそっと手を置いたランデルト公爵。

そんな2人を木の陰から見つめる人物がいました。

バイルやお母さんのこともよく知っているその人物から、バユルはあることを教えられて驚きます。

精霊のペンダント117話のネタバレ込みあらすじ

バユルたちを見つめていたのは

ランデルト公爵はバユルに何も言いませんでしたが、バユルはまるでもう過ぎたことだからと言われたような気がしました。

公爵に許されたような気持ちになったバユルはただ泣き続けるのでした。

しばらくしてバユルが落ち着くと、ランデルト公爵は木の後ろに立つ男性に声をかけます。

それは叔父さんのリアムでした。

リアム叔父さんは、バイルの命日にあわせて皇都からハミルトンへ駆けつけたのですが、ランデルト公爵はそれが不満だったようです。

公爵はロイアン皇帝が帝国に来ているのに、リアムが皇都を離れたことが気に障ったのでした。

屋敷に戻ったリアムはランデルト公爵から厳しく叱られてしまったようです。

バユルがそんな叔父さんを気遣うと、リアムは子どもの頃からよく怒られてるからと笑いました。

2人が小さい頃からランデルト公爵はしっかりしていて、弟のリアムは良く怒られていたのです。

お母さんに名前がなかった？

リアムは公爵に特に反抗したことはなかったのですが、一度だけ、ランデルト公爵をひどく怒らせてしまったことがあったと話し始めました。

公爵とバユルのお母さんの結婚にリアムが反対したからです。

実はランデルト公爵の結婚は当時、帝国を騒がせるほどの大事件でした。

身元もわからない女性と、帝国の英雄ランデルト公爵の結婚。

リアムが反対するのもしかたないことですが、ランデルト公爵は激怒します。

縁を切るとまで言われたリアムはショックを受けましたが、あとになってバユルの母、イベートのことを知って自分が間違っていたと知りました。

素晴らしい女性だったと話すリアムに、バユルはお母さんのことを教えてほしいと頼みます。

リアムが話してくれたのは、ランデルト公爵がイベートと知り合ったのは戦争の帰りに立ち寄った小さな村で、しかもイベートという名前をつけたのは公爵だったということでした。

お母さんは最初、名前がなかったということ？

バユルは混乱し、イノセントたちのことを思い浮かべます。

もしかしてお母さんは精霊…とバユルは思いましたが、リアムは元の名前が公爵夫人にふさわしくないから変えたのだと思っているようです。

そこまで話したところで、ランデルト公爵が来たので話は中断してしまいました。

そして、せっかくバユルがハミルトンに帰ってきてるのに、ランデルト公爵も皇都に行かなければいけないことがわかります。

心配するリアムの前で、公爵はハミルトンのことはバユルに任せると話すのでした…。