失恋未遂ネタバレ24話｜ずっと待っていた言葉、今更あっさり言わないでよ。

有無を言わさないような羽島の顔を見たカナは、それ以上言い返すことはできませんでした。

そこへ、その場から離れていた南条が戻ってきます。

南条は、自分が戻ってきた途端に車を取りに行くと言いその場を去る羽島と、どこか様子がおかしいカナに気付き、2人の間に何かあったのだと察します。

すると、南条は下を向くカナに気遣いながらも別に話さなくても良いが羽島と何かあったのかと声を掛けました。

キスの対象

戸惑いながらも「男の人は本命以外にもキスをする事が出来るのか」と問いかけるカナに、南条は「できる」と答えるのです。

その言葉を聞いたカナは、我を忘れて南条に苛立ちをぶつけてしまい、羽島だけではなく南条に対しても失礼な言葉を吐いてしまうのです。

きっと、カナは過去と現在の自分を重ねて積もってしまった不安を払拭したくて南条に聞いてしまったのでしょう。

しかし、思いもよらない南条の一言で、自分は羽島にとって今も昔も本命じゃなかった。と、肯定された気になってしまったのかもしれませんね。

そして夜・・・。

家のインターホンが鳴り、羽島が訪ねて来ました。

ずっと待っていた言葉

追い返してもどうせ入ってくるんでしょう？と言わんばかりのカナの態度にムッとしながらも、鞄を置いた羽島はカナを後ろから抱きしめます。

驚いて固まるカナ。

そして羽島は、キスしたと思えば避けるのに家には入れるのはどういうつもりかと問いかけたあと、カナのことが好きだと伝えたのです。

羽島があっさりと放ったその一言でカナの表情は歪みました。

そして、羽島の手を振り払ったカナはおもむろに服を脱ぎ始めたのです。

突然の行動に驚く羽島に対し、カナは「そのつもりで来たんでしょう？」と嘲笑うかのように挑発するのでした・・・。