シルビア様に跪きなさい！ネタバレ56話｜漫画｜シャレンの芸能人生を賭けたオーディション

野崎美香は、システムを利用してシャレンの劣勢状態を作り出します。

そのせいで、西川監督に嫌われてしまっているシャレン。

しかし、腹が据わっているシルビアは怯むどころか、闘志に火がついているようにも感じられます。

オーディションを終えたというのに、その場に居座っている美香が気になりますが…。

シルビアは、どのようなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか？

シルビア様に跪きなさい！56話のネタバレ込みあらすじ

演技力で勝負！

シャレンを、俳優の本業に集中していないと厳しく指摘する西川監督。

俳優としての実力を発揮する前に、ネットで名前が一人歩きしている状態だというのです。

シャレンとして西川監督と対峙するシルビアは、これに反論。

自らの尊厳と名誉を守るために戦うことを、誰も否定できないはずだと答えました。

確かに本業とは別の話題でトレンド入りしているとはいえ、演技をおろそかにしているつもりはないとも言います。

これから確認してもらえばハッキリすることだと、挑戦的な発言をするシルビア。

2人のやり取りを見ていた美香は、嫌われている西川監督を挑発するなんて逆効果だとほくそ笑みます。

結果は絶望的？

美香の思っていた通り、西川監督はシャレンの言い分にイラつきだしました。

大口を叩くシャレンにお望み通り「チャンス」を与えると言って、台本を投げつけます。

それは「チャンス」とは名ばかりで、失敗すればタダでは済まないことを意味していました。

テストとして与えられたのは、一人二役をこなさなければいけない最高難度のシーン。

審査員も、いきなり無茶すぎる内容だと、シャレンに哀れみを感じます。

しかし、全ての決定権は西川監督にあり、口出しをすることは出来ません。

憑依したかのような気迫

台本に目を通すシルビア。

ルアンは、想い人のカイから与えられた薬によって、王女・ヨナとしての人格を取り戻します。

ルアンはもともと創り出された偽の人格のはずが、その後もヨナの体内に宿り続け、2人の性格の違いが葛藤を生むことに…。

シルビアは、1つの身体に2つの魂を宿す役を演じなければならないのです。

台本を読み終えたシルビアのテストがスタートします。

次の瞬間、シルビアの目からは、王女としての品格が漂い、審査員たちは驚きを隠せません。

カイのことを単なる護衛だと見下したかと思えば、突然フラついて荒い呼吸を繰り返します。

まるで、その体内にルアンとしての意識があることを思わせるような演技です。

台本に書かれている些細な情報も見落とさず、しっかりと演じ分ける「シャレン」に西川監督も目を見開いて…。