漫画『死がふたりを分かつとも』は天色ちゆ先生の作品でマンガMeeで配信されています。
今回は『死がふたりを分かつとも』40話「許せないこと」を読んだので、ネタバレ込みあらすじと読んだ感想をご紹介します!
39話では、塔子がNO.556を許すことのできないのは亡くなった夫を愛しているからだと分かりました。
NO.556は自分が塔子と夫をもう一度会えるようにすると決意します。
そんなNO.556を助けたい流星とよつばはNO.556の子供時代の記憶をたどり、人間時代の記憶を思い出させることでNO.556を人間に戻そうとします。
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Contents
死がふたりを分かつとも 40話の見どころ・考察予想!
いままで流星が過去を見たときには、ある条件を満たしていました。
死がふたりを分かつとも 40話のネタバレ込みあらすじ
流星が許せないのは悪魔!?
流星はNO.556がまだ人間だった頃の記憶を見ようとします。
しかし、どういうわけかNO.556の過去を見ることができません。
苦しみながら現在へと引き戻された流星は、どうして自分には悪魔の子供時代が見られないのだろうと思います。
そんな流星に手の人は、それは流星に許せないことがあるからだと語りました。
手の人によると、流星が過去を見る力を使うためには「何かを許さなければならない」という条件があるようです。
いままで過去を見たときには流星は必ず誰かを許していました。
けれどもいま流星がNO.556の過去を見ることができないのは悪魔の何かを許すことができないためでした。
今回は手の人が止めましたが、無理に過去を見ようとすると流星の体は拒絶反応を起こしてしまうのです。
流星には自分が悪魔の何を許せていないのかが分かりません。
手の人はそれが何なのかを言いますが、流星には聞き取ることができない様子です。
それどころか流星は苦しそうにうずくまってしまいました。
それは、流星が無意識に真実を知ることを拒否してしまったせいのようです。
自分で気づいて受け入れなければならないのだと、手の人は説明します。
そして、流星の大きな力を使うのには大きな代償があること。
無理に力を使い続ければここからよつばたちのいる元の世界へ帰ることができなくなること。
ちゃんと許してから過去を見ることを手の人は流星に忠告します。
手の人が言う「ここ」とはどこなのかと流星はたずねます。
それに手の人は何かを答えようとしましたが、それを聞く前に流星は元の場所へと戻されてしまいました。
そこにいたのは、涙を流しながら流星を案じるよつばです。
よつばは倒れてしまった流星を膝枕しながら意識が戻るのをずっと待っていたのでした。
NO.556の想い
流星とよつばは、塔子と暮らすNO.556に会いにやって来ました。
いきなりNO.556に抱きついた流星は、NO.556に絶対に死んでほしくないのだとこぼします。
流星の言葉を笑い飛ばすNO.556に、流星は人間のことを好きになったかどうか、そしてもしも人間に戻れるならば戻りたいかとたずねました。
そんな流星に、NO.556は自分のことは塔子に決めてほしいけれど流星のことは大好きだと笑って答えます。
流星もNO.556のことが大好きだと言って、その夜は流星・よつば・NO.556の3人で眠りました。
こんなにもよつばやNO.556のことが愛おしいのに悪魔の何を許せていないのか、流星自身にも分からないようです。
口封じ
場面は変わり、NO.556は地獄にいる父親に連絡をとっています。
よつばが「パパ」と呼んでいた人物ですね。
NO.556は死んだ人間に会う方法を探しているのだと言います。
父親はいつも通り、悪魔の力で叶えられることを叶えて地獄に戻ってくればいいのだと答えますが、NO.556はそれでは塔子がひとりになってしまうからだめだと否定します。
それを聞いた父親は、あることをNO.556に教えました。
塔子は電話口で誰かと会話しています。
悪魔に小さな願いを叶えさせれば失う寿命は少なくて済むのかと確認しているようです。
それに対し、電話の相手は塔子の願いはあくまでも敵を討つことのはずだと忠告します。
そこへNO.556がやって来て塔子に、人間は死ねばあの世で他の人間と再会できるのだと分かったと報告します。
だから、塔子は長生きをしてたくさん幸せになってからあの世で夫に会えばいいのだと言うNO.556。
これが先程父親に教えてもらったことのようですね。
夫にもう一度会いたいという塔子の願いは、NO.556にとって初めての人を傷つけることのない願いでした。
そんなことを言いながら笑顔を浮かべるNO.556を見て、塔子は思わず涙を流します。
NO.556に何か願いを伝えようする塔子。
しかし、願いを伝える直前、塔子は倒れてしまいました。
同時にNO.556の鼻からも血が流れます。
そこへ何者かが現れて、塔子には夫と同じように召喚者の願いによって口封じに病死してもらうと言います。
悪魔は悪魔の力に干渉することができないため、NO.556は塔子を助けることはできません。
そのままNO.556は塔子のとなりへと倒れてしまいました。
NO.556へ会いに来た流星とよつばは異変に気づきます。
流星とよつばに助けを求めるNO.556の声に、ふたりは窓から部屋へと入り、倒れているNO.556と塔子を発見したのでした。
死がふたりを分かつとも 40話の感想と次回41話の展開を私的考察で予想!
今回は、流星の過去を見るための条件が判明しました。
流星はよつばやNO.556を本当に大切に想っているにも関わらず、ふたりを助けるために過去を見ることができません。
流星自身にも理由が分からないだけにもどかしいですね。
そして、NO.556と塔子は絶体絶命の危機に陥っています。
次回41話で流星とよつばはふたりを助けることができるのでしょうか!?
まとめ
今回は漫画『死がふたりを分かつとも』40話の注目ポイントやネタバレ込みあらすじ、感想をご紹介しました。
今回は、流星がNO.556の過去を見るためには悪魔の何かについて許さなければならないことが分かりました。
心を通わせた塔子とNO.556ですが、何者かの干渉によってふたりは瀕死の状態です。
そこへ駆けつけた流星とよつばはふたりを助けることができるのでしょうか。
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