公爵夫人の50のお茶レシピ ネタバレ103話｜遊び人のアーサーが恋に落ちた！？

遊び人アーサーの悩み

アーサーといえば帝国一の遊び人。

そんな彼の悩みは、女性と遊ぶのが楽しくなくなってきたということ。

そのせいで恋人のエリーナともうまくいかなくなってしまいます。

いったいアーサーに何が起きたのでしょうか。

公爵夫人の50のお茶レシピ 103話のネタバレ込みあらすじ

女性と遊ぶのが楽しくない理由は

アーサー皇子といえば帝国一の遊び人です。

ところがそんなアーサーは、最近、女の子と会っていても前ほど楽しくないという悩みを抱えていました。

深刻に考え込むアーサーを、恋人のエリーナが何か悩みがあるのではないかと心配してくれます。

エリーナはここのところアーサーと会う頻度が減っているうえに、一緒にいてもいつも上の空なので気になっていたのです。

ところがそんなエリーナをアーサーはうっとうしいと遠ざけてしまいました。

きちんと挨拶もせずに出ていってしまったアーサーの態度の変化にエリーナは涙するのでした。

エリーナと別れてアーサーが向かったのは？

アーサーが向かったのはトリプルスイートのティーハウスです。

アーサーは席に座ると、今日はクロエがいるのを確認してニヤリ。

クロエが挨拶に来ると、メニューにない新しいものがほしいとリクエストをしました。

突然のリクエストに首を傾げるクロエに、アーサーはちょうどテーブルの上に置いてあったバラを見つけ、バラの香りのお茶が良いと伝えます。

しばらくしてクロエが運んできたのは、一杯の紅茶でした。

アーサーはバラの香りがするフレーバーティーだと思ったのですが、一口飲むと意外にも柔らかい味わいがします。

そしてバラの香りに混じって甘い果物の香りもしますが、リンゴなのかバナナなのか、アーサーにはわかりませんでした。

思い切ってクロエに尋ねると、正解はジャックフルーツという東洋の果物。

さすがクロエはなんでも知っていると褒めると、クロエは恥ずかしそうにはにかみ、その顔をアーサーは満足げに眺めているのでした。

ところでこのきれいなバラの花はどこで仕入れたのかとアーサーがテーブルの上の花瓶のことを尋ねると、クロエは笑顔になり、アルフォンスがくれたのだと話します。

アルフォンスの名前を聞くと、なぜかアーサーの心臓がドキンと大きな音を立てました。

そしてお茶も飲み終わっていないのに、急に席を立ち、クロエに軽く挨拶すると帰っていきます。

クロエは不思議そうにアーサーを見送りました。

一方のアーサーは、店を出てから、なぜ逃げるように出てきてしまったのかということに気づきます。

今まではクロエが自分のことを好きなのだと思っていたアーサー。

しかし今は、アーサーがクロエに惹かれているのでした…。