
漫画『死がふたりを分かつとも』は天色ちゆ先生の作品でマンガMeeで配信されています。
今回は『死がふたりを分かつとも』28話「ボーイ・ミーツ・ガール」を読んだので、ネタバレ込みあらすじと読んだ感想をご紹介します!
27話では、地獄での日々に絶望していたよつばが召喚者の願いを叶えないことで自らの命を断とうとしていたことが分かりました。
よつばの壮絶な過去を知った流星は何も言うことができずに、よつばを傷つけてしまいます。
NO.427は流星からよつばの魔力を奪い、よつばを連れてどこかへ去って行きました。
加賀里と灯志が倒れた流星に駆け寄って……??
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Contents
死がふたりを分かつとも 28話の見どころ・考察予想!
今回の見どころは、よつばが悪魔であることを知った加賀里と灯志の反応です。
NO.427が大きな音を出してしまったせいで、流星とよつばが悪魔と戦っている様子をふたりに見られてしまいました。
これ以上隠すことのできなくなった流星は、加賀里と灯志に真実を話します。
果たしてふたりは悪魔の存在について信じてくれるのでしょうか?
死がふたりを分かつとも 28話のネタバレ込みあらすじ
目覚めた流星
よつばが自らの命を断つために流星のもとへとやって来たことを知ってしまった流星。
自分と一緒にいた間もよつばは絶望していたのだろうか。
自分の過去を見る力はなんのためにあるのだろうかと流星は葛藤します。
流星は自分からよつばのことを知るために過去を見る力を使いました。
しかしよつばの過去から目をそらしてしまったせいでよつばを傷つけ、泣かせてしまいました。
手の人が苦しむ流星に力を持っている理由を説明しようとしますが、流星はもう何も考えたくないと言ってそれを聞こうともしません。
やがて流星は目を覚ましましました。
コテージの近くの病院で2週間眠り続けていたようです。
灯志はよつばの行方を調べてくれていたようですが、手がかりは全くない様子。
よつばは地獄へ帰ったのかもしれないと言う流星に加賀里と灯志は困惑します。
よつばの正体を知った加賀里と灯志
流星は加賀里と灯志にここ数ヶ月の出来事を打ち明けることにしました。
よつばが悪魔であることを聞いた加賀里と灯志は、驚きつつも流星のはなしを信じてくれたようです。
流星がNO.427と戦ったときに負った怪我はもう治った様子です。
クリスマスのときの傷ももう残っていません。
悪魔の力を失った流星には誰かのオーラを見ることも、よつばの魔力をたどることももうできないのでした。
加賀里はよつばを探そうと提案しますが、流星はもういいと言って断ります。
地獄で苦しむくらいならこのままよつばを死なせてやった方がいいのではないかと流星は言うのです。
よつばの残した言葉
そんな流星に加賀里は温泉でよつばの言っていた言葉を伝えました。
よつばによると人間は未知が恐ろしいのだと言います。
加賀里が流星の兄のことを知り戸惑っってしまったのも未知を恐れているからなのです。
未知の何かに出会ったとき、人間はどう接すればいいかが分からなくなる。
けれども分からないからと言って距離をとるのはさみしいとよつばは言います。
流星がもしもみんなに無視をされてひとりになってしまったら嫌だと感じるという、その気持ちこそが加賀里の本当の気持ちなのだとよつばは教えてくれました。
加賀里は流星はいままさにその未知から逃げようとしているのだと言います。
しかし、自分に何ができるか分からない流星はNO.427の方がよつばの力になれるはずだと逃げ腰です。
加賀里は流星はNO.427に嫉妬しているだけだと怒ります。
死なせてあげた方が言いつつもNO.427といた方が生き残れると言う流星は、本当はよつばに死んでほしくないと願っているはず。
流星はただよつばを諦めるための理由を並べているだけだと加賀里は言います。
灯志も他の男に任せられるくらいならよつばのことは忘れるべきだと静かに流星を諭します。
それを聞いた流星は、忘れられるわけがないと言って涙を流すのでした。
よつばのつらさを受け止めきれなかった流星は、よつばを抱きしめることすらできませんでした。
そのことを悔いている流星に、灯志は流星はよつばに頼ってもらいたかったのだろうと言って優しく寄り添います。
その言葉を聞いた流星は、よつばが怯えているときにただ手を繋いでやりたかったことを自覚します。
灯志は自分たちに人生を共に歩むということを教えてくれたのは流星とよつばだったと語りました。
そして、ふたりには頑張って幸せになってほしいと流星の背中を押すのでした。
よつばを探す方法は!?
加賀里と灯志に背中を押された流星はよつばを探すことを決意します。
流星はよつばの過去を見ていたときに自分がいた場所へと戻り、よつばを探すつもりのようです。
よつばが死ぬことを諦めなくても、よつばの命が終わるその瞬間まで傍にいたいと願う流星。
気がつくと、流星はよつばがいたあの場所へとたどり着いていたのでした。
死がふたりを分かつとも 28話の感想と次回29話の展開を私的考察で予想!
今回は、流星を説得する加賀里と灯志の姿が頼もしかったですね!
流星と出会った当初はすれ違っていたふたりも、いまや息がぴったり合っています。
流星は加賀里と灯志に背中を押されてよつばを探し出すことを誓いました。
次回29話で流星とよつばは再会できるのか、また流星はよつばに何と声をかけるのかが気になりますね。
まとめ
今回は漫画『死がふたりを分かつとも』28話の注目ポイントやネタバレ込みあらすじ、感想をご紹介しました。
28話では、病院で2週間眠っていた流星が目を覚ましました。
加賀里と灯志の言葉によってもっとよつばに自分をたよってほしかったことを自覚した流星は、よつばを探し出すことを決意します。
そして、よつばの過去を見ていたときに自分がいた場所へとまた戻って行ったのでした。
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