漫画『死がふたりを分かつとも』は天色ちゆ先生の作品でマンガMeeで配信されています。
今回は『死がふたりを分かつとも』27話「どこにもいかないで」を読んだので、ネタバレ込みあらすじと読んだ感想をご紹介します!
26話では、人間との共存を望むよつばは召喚者の命を上手く奪うことができずにいたことが分かりました。
そのために自分の命が危うくなってしまったよつば。
それを阻止するために、地獄の主は無理矢理よつばの召喚者から命を奪います。
そしてある日よつばが目を覚ますと、よつばの知らない間に大人の体に変化し寿命が伸びていたのでした。
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Contents
死がふたりを分かつとも 27話の見どころ・考察予想!
前回に引き続き、27話では地獄で苦しい思いをしているよつばの姿が描かれます。
また、知られたくない過去を流星に見られてしまったよつばの心境も気になります。
死がふたりを分かつとも 27話のネタバレ込みあらすじ
いつの間にか伸びていた寿命
ある日よつばが目を覚ますと、よつばの体は大人の姿へと変化していました。
その上寿命が70年も伸びています。
よつばが召喚者に呼ばれた記憶もなければ願いを叶えが記憶もありません。
けれども知らない間に自分が誰かの命を奪ってしまったのだと気づき、よつばは恐怖します。
よつばの異変に気づいたNO.556とNO.427も心配そうです。
地獄の主もよつばの異変の理由について何も知らないと言います。
よつばは地獄の主に、悪魔は生きるために人の命を奪っているのか、それとも人の命を奪うために生きているのかとたずねました。
すると地獄の主はどちらとも言えると答えます。
けれども、悪魔には人の命を奪うために生きていてほしいと思うとも言うのでした。
それを聞いたよつばは、地獄の主が悪魔を子供として愛しているのではなく、人間の命を奪うための道具として使っているのだということに気が付きます。
地獄の主にとってよつばよりも地獄の秩序こそが重要なのです。
地獄から開放されたい
よつばが自分も人間の命を奪うことに傷つかない普通の悪魔になることができたらよかったのにと思います。
しかしそうなることのできないよつばはある決心をしました。
それは、この苦しみから解放されるために自ら命を経つことです。
次に召喚されたときには召喚者から逃げることで「1年間召喚者の願いを叶えられなかった悪魔は死ぬ」という掟を利用しようとしたのでした。
悪魔は自分で死ぬこともできないのだと、涙を流すよつば。
こんな大嫌いな自分は、もう誰にも愛されなくてもいいのだと絶望しています。
何も言えなかった流星
そんなよつばの過去を見ている流星は、よつばを抱きしめなければと思いつつもどういうわけか体が動きませんでした。
流星はよつばに何と言えばいいのかも分からずに立ち尽くしています。
よつばが流星に嘘をついていなかったことは過去を見たことで証明されました。
けれども流星の想像以上に過酷だったよつばの置かれた状況に、言葉が見つからない様子です。
流星と一緒にいる間もずっとよつばは死ぬつもりだったのだと流星は思い至ります。
そのとき、よつばは自分を見ている流星に気が付きました。
よつばが流星の方に手を伸ばしますが、流星は思わず後ずさってしまいます。
流星は弁解しようとしますが、よつばはただ涙を流しながら謝るのでした。
慌てて流星も謝りますが手遅れでした。
暗闇のようだったこの世界で流星を見つけたとき流星を星だと思ったのだというよつばの声が流星に聞こてきた直後、泣き叫ぶ現実のよつばの声によって流星は過去から現実へと引き戻されてしまいました。
連れ去られたよつば
泣き叫ぶよつばに驚くNO.427。
流星がよつばに何かをしたのだと思ったNO.427は、流星からよつばの魔力を奪い返しました。
流星はそのショックで倒れてしまいます。
よつばをなんとしてでも生かすと誓ったのだとNO.427が語りますが、流星は何も言うことができません。
流星もよつばの魔力が自分の中から消えて命のシェアが解消されたことを感じています。
NO.427は流星にもうよつばのことを忘れるように告げ、よつばを連れ去ってしまいました。
よつばを泣かせたままにしてしまったことを悔いる流星ですが、NO.427とよつばは遠ざかっていきます。
そして意識を失った流星の元へ加賀里と灯志が駆け寄ったのでした。
死がふたりを分かつとも 27話の感想と次回28話の展開を私的考察で予想!
今回は、ずっと笑顔だったよつばが本当は命を断つつもりだったことが明かされ私もショックを受けました。
よつばと一緒に召喚者探しをしてきた流星にとってはもっとショックだったことでしょう。
NO.427も悪魔なりによつばを思っていることが分かりましたが、よつばとあんな別れ方をするのは流星の本意ではないはずです。
28話では流星がよつばを探す方法を模索する展開になるのではと予想します。
まとめ
今回は漫画『死がふたりを分かつとも』27話の注目ポイントやネタバレ込みあらすじ、感想をご紹介しました。
今回は、地獄にも自分にも絶望していたよつばは召喚者の願いを叶えないことによって命を断つつもりでいたことが分かりました。
それを知った流星は何も言うことができず、よつばを傷つけてしまいます。
NO.427は流星からよつばの魔力を取り返しよつばを連れ去ってしまいました。
倒れた流星の元に加賀里と灯志が駆け寄ってきますが、流星は気を失ってしまいます。
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