漫画『死がふたりを分かつとも』は天色ちゆ先生の作品でマンガMeeで配信されています。
今回は『死がふたりを分かつとも』26話『「NO.428」』を読んだので、ネタバレ込みあらすじと読んだ感想をご紹介します!
25話では、流星とNO.427が熱いバトルを繰り広げました。
流星がよつばに惹かれていることに気づいたNO.427は、悪魔が人間の命を奪って生きていること、悪魔が元々は人間であったことを流星に教えます。
それを聞いた流星は、よつばが自分に嘘をついているのかどうかを知るために、よつばの過去をのぞこうとしたのでした。
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Contents
死がふたりを分かつとも 26話の見どころ・考察予想!
今回の見どころは、流星が知ったよつばの過去です。
NO.427によると悪魔は人間の命を奪って生きているのだと言います。
悪魔になったよつばはいままでどのようにして生きてきたのでしょうか?
そしてそれを知った流星がよつばの事情をどう受け止めるのかも気になりますね。
死がふたりを分かつとも 26話のネタバレ込みあらすじ
暗闇の世界
よつばにとって地獄とは暗闇の世界でした。
悪魔になったばかりのよつばは、地獄の主に人間は悪魔の食料であると教わります。
初めて現世に呼ばれたよつばが行った先には、戦場で死にかけている召喚者がいました。
少ししか寿命の残っていなかったその召喚者はよつばの目の前で死んでしまいます。
地獄の主は、地獄に帰ってきてなお怯え続けるよつばに、愛していると言って行いを褒めました。
地獄の主の胸で泣きながら、よつばは人の命を奪ってでも生きる自分のことが大嫌いだと思います。
悪魔のノルマ
悪魔は一定のノルマを超えなければ大人の姿になることができません。
よつばと同じ時期に悪魔になったNO.427はもう大人の姿になっていますが、よつばはまだ子供姿のままです。
大きな願いになるほど、その代償は大きくなります。
けれども初めての召喚者を死なせてしまって以来、よつばは召喚者に願いの代償についてを説明してできるだけ小さな願いを叶えるようにしていました。
そのため、たくさんの寿命を奪うことができずずっと子供の姿のままだったのです。
どうして地獄を作ったのかと疑問に思うよつばに、地獄の主は自分は人間が嫌いなのだと答えます。
人間の世界でつらい思いをした者を悪魔にして自分の子供として可愛がっているのだと言うのです。
しかし、よつばは自分の人間だった頃の記憶がありません。
地獄の主が悪魔たちのつらい過去を思うと涙が出ると言うと、よつばは泣かないでほしいと慌てます。
すると地獄の主は、よつばが味方でいてくれれば自分は泣かないと言うのでした。
よつばのやりたいこと
よつばはNO.427に人間だった頃の記憶があるかと相談します。
けれどもNO.427にも人間を憎んでいる感情は残っていても、人間だった頃の記憶は残っていないようです。
悩むよつばに、NO.427は自分の価値を証明する努力をするように諭します。
そう言われたよつばは、いまの自分が地獄の主に愛されることでしか自分を肯定することができないことに気づきました。
考えた結果、よつばは自分のやりたいことは人との共存だと気づきます。
願いの代償についての説明をすれば命を削って願いを叶える人間は減るはずだと説明するよつば。
しかし、他の悪魔は食料である人間にそんなことを言う必要はないと言ってよつばを馬鹿にします。
そしてよつばは他の悪魔たちに暴力を振るわれてしまいました。
傷を負い倒れていたよつばの元に、NO.556がやって来ます。
悪魔同士の戦闘で負った傷はすぐに治るため、よつばの体は眠っているうちに回復したようです。
NO.556はたくさんの寿命を人間から奪うことができたことを褒めてほしいと言ってよつばに抱きつきます。
NO.556にすごいと言って褒めながらも、よつばの目からは涙があふれてしまいます。
どうしてよつばが泣いているのかNO.556には分からない様子です。
よつばの寿命
相手が人間でも悪魔でも誰かが死ぬところを見たくないと思うよつばは、人間からたくさんの寿命を奪うことができません。
そのせいでよつばの寿命が尽きようとしていました。
よつばの寿命として表示された数字はわずか「002」。
それを見た地獄の主は、召喚者の願いを成長させ巨大にした上で命を奪うようよつばに言います。
当然、よつばはためらいました。
しかし、それ以上によつばは地獄の主に嫌われることが恐ろしくてたまりません。
よつばは地獄の主に愛してもらえなければ自分の命には何の価値もないと思っているのです。
愛されるために頑張らなくてはいけない、とよつばは決意します。
召喚された先でいつものように人間との対話を試みるよつばでしたが、今回は上手くいきません。
よつばは頑張らなければと自分に言い聞かせながらも、人の命を奪うのはどうしても嫌だと思ってしまいます。
人間の願いを叶えることができないでいたよつばの元に、地獄の主がやって来て来ました。
そのまま地獄の主はよつばの後ろから悪魔の力を使い、目の前にいたふたりの人間を殺してしまいます。
それを見たよつばは泣き出してしまいました。
人間を殺したくなかったのだと言うよつば。
そんなよつばに、地獄の主は自分を裏切らないよう釘を刺します。
召喚者の願いを1年以内に叶えることができない悪魔は死んでしまいます。
その理由をよつばがたずねると、地獄の主は無能な子供は愛せなくなるからそう決めたのだと答えました。
そしてある日、よつばが目を覚ますとよつばは大人の体に変わっていました。
確認すると寿命も「071」まで増えています。
死がふたりを分かつとも 26話の感想と次回27話の展開を私的考察で予想!
今回は、よつばが悪魔になってからつらい日々を過ごしていたことが分かりました。
よつばは他の悪魔たちのように人間の寿命を奪うことができず、自分の命が危うくなるほどでした。
過去を見たことによって、よつばが流星に嘘をついていたなったことが証明されました。
次回27話で流星がどんな反応を示すのかに注目です!
まとめ
今回は漫画『死がふたりを分かつとも』26話の注目ポイントやネタバレ込みあらすじ、感想をご紹介しました。
26話では悪魔になったよつばが人間の寿命をなるべく奪わなくて済むように、召喚者の願いをなるべく小さなもにするように説得していたことが分かりました。
人間との共存を願うよつばは、一時は自分の寿命が尽きかけてしまいます。
それを阻止するために地獄の主は無理矢理よつばの召喚者の命を奪います。
そしてある日よつばが目を覚ますと、知らない間に大人の体にへと変化して寿命も増えていました。
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