悪女を殺して ネタバレ40話｜ピッコマ漫画｜エリスVS父親、エリスVS皇后、論戦勃発

また、話の後半では、さらに別の人物とも言い争うことになるエリス。

二人の人物を華麗に論破していくエリスに注目して、読み進めていきましょう。

悪女を殺して40話のネタバレ込みあらすじ

エリスの告白

部屋に呼び出した父親は、さっそくエリスにアナキンとの仲について、問いただしました。

あえて、遠回しな言い方で…。

エリスは本当は何を言おうとしているかわかっているのに、わからないふりをしました。

それでも、父親は一歩も引かない姿勢を見せたので、エリスは勝負に出ました。

自分はあなたの娘ではない、それをあなたもわかっているのに…と。

父親は怒りを込めて、答えようとしますが、エリスは自分が娘でないことを認めた父親に次々と言葉を浴びせます。

いうことをきかないと殺す、といった脅迫は意味のないこと。

なぜなら自分は死にたくてしょうがないのだから。

そして、父親は本物のエリスのことを愛していなかったこと。

父親の言い分

父親は言葉に詰まりました。

エリスは小説を読んでいたので、父親の気持ちはわかっています。

娘の思うがままに、与えてきたように見える父親ですが、実のところ父親の得になるように娘を仕向けていたことを。

無言の父親に畳みかけるように、エリスは続けました。

自分が本当のエリスじゃないことに気づくほど繊細な感覚の持ち主なら、当然本物のエリスが皇太子の態度に傷ついていたことにも気づいていたはず。

にもかかわらず、父親自身の利益のために、娘の気持ちをないがしろにしてきたのだと。

しかし父親は、エリスに黙れ、と怒りをあらわにし、娘を最高の地位につけてやりたかったのだ！と声を荒げました。

エリスはそんな父親に、最高の地位にいる人々が、幸せではないことも、わかっているくせに、とさらに反論するのでした。

皇后からの呼び出し

二人が言い争っていると、ドアをノックする者がいます。

皇后陛下がエリスと話したい、と言って使いの馬車をよこしたのです。

エリスは、皇后を待たすことはできないといって、そそくさと部屋を出て行ってしまいました。

皇后の部屋につくと、エリスには真っ黒なお茶が出されました。

それは皇后のいじめの一つです。

皇后から発せられる言葉の一つ一つもすべて、エリスを貶めるような内容でした。

皇后は、エリスの成人式に、ヘレナに全く同じドレスを着るように仕向けたのが自分だと、嫌味たっぷりに言いました。

そして自分がエリスが嫌いだと宣言するのです。

皇后とエリスの論戦

皇后は、エリスの性格の問題、家系が強力すぎる問題などをあげ、皇后に不向きだと言い放ちました。

しかしエリスも負けていません。

ヘレナは平民の出で、皇后のための教育も受けていないから、皇后はつとまらないと言い返しました。

皇后はついに、自分はエリスを殺したいほど憎んでいると、はっきり宣言しました。

自分の息子を殺したも同然の侯爵が、最も大事にしている一人娘。

そんな女を皇室に入れたくないと震えながらつぶやく皇后。

エリスは、そこで、自分は皇太子と結婚したいなどとは思っていないとはっきり告げます。

皇后は驚いて、侯爵はそれで納得しているのか？と質問しました。

しかしエリスは、父親がどう思っているかなど問題ではない！皇后が自分の考えを理解してくれるのかが問題なのだ、とあくまで自分の考えを貫きとおすのでした。