漫画『死がふたりを分かつとも』は天色ちゆ先生の作品でマンガMeeで配信されています。
今回は『死がふたりを分かつとも』21話「傷だらけの子供たち」を読んだので、ネタバレ込みあらすじと読んだ感想をご紹介します!
20話では、よつばとキスをすることで暴走した流星の力のバランスをとることができることが判明しました。
流星はよつばを地獄へと帰さない方法を探すことを決意します。
そして、流星は手の人に失われた過去を思い出せば流星の力もまた増大することを教えられました。
よつばのためにつらい過去を思い出す痛みを受け入れる覚悟があるかと問われた流星は……!?
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Contents
死がふたりを分かつとも 21話の見どころ・考察予想!
今回の見どころは、流星の灯志への想いです。
灯志の勘違いのせいで留置所にまで入れらた経験を持つ流星ですが、友達になって以来だいぶ打ち解けてきました。
流星が灯志のことを気遣うのは、友達だからという理由だけではないようです。
その理由とはどんなものなのでしょうか??
死がふたりを分かつとも 21話のネタバレ込みあらすじ
よつばのためなら
よつばに抱きしめれた流星は、自分のある気持ちに気づきます。
いままでの流星は、本気で自分の記憶を取り戻したいとは思っていませんでした。
けれども、よつばのためにならつらい記憶でも取り戻したいと流星は思います。
よつばがいてくれれば記憶を取り戻すことは怖くはない。
その痛みくらいでよつばを諦めたりはしないと、よつばにキスをしながら流星は思うのでした。
加賀里と灯志とのおだやかな時間
前回、悪魔の登場によって流星たちは加賀里と灯志と遊ぶ約束を破ってしまいました。
なので、今回みんなで遊ぶことにしたようです。
加賀里と灯志は流星の身体を気遣います。
それに対し流星は、火之宮グループである御曹司である灯志の方がずっと忙しいはずだと言います。
けれども灯志は、仕事よりもこの楽しい時間が大切なのだと照れたような笑顔で答えました。
ふたりともつかれているのなら、次はみんなで温泉旅行に行こうと盛り上がります。
灯志が個人秘書である黛にいい温泉を探すように依頼すると、どこからか黛が登場。
よつばは灯志の友達なら自分にとっても大切な人だからと、黛も温泉旅行に誘います。
すると、それを快諾した黛はよつばの手のひらにキスをしました。
これに驚いた流星は、思わずよつばをガードするように抱きしめたのでした。
流星の兄の面影
流星によると、灯志の負のオーラは相変わらずのようです。
毒親を持ち、年の離れた弟妹がおり、その妹をひどいめに合わせてしまったという自責の念にかられている灯志。
その姿は自分の兄に重なる部分があると流星は語ります。
流星の兄が事件を起こしたのは、兄や流星を虐げた者へ報復するためでした。
日記に流星の兄の当時の気持ちが書き残されていたようです。
責任感に押しつぶされて事件を起こしてしまった兄のように、灯志も加賀里の痛みに気づけないほど追い詰められてたのではないかと心配する流星。
加賀里と同じように灯志にも心の傷があるはずだと語ります。
流星はその傷がどんなものであっても受け止めたいのだと言います。
灯志の力になろうと、流星とよつばは顔を見合わせながら決意します。
そして、友達ならば頭ごなしに責めたりせずに灯志に何があったかを聞かなければと流星は思うのでした。
悪魔の誘惑
一方、灯志のところへよつばの幼馴染だという悪魔が現れます。
19話で名前が出てきたNO.427です。
灯志はNO.427の召喚者ではないため、直接的に灯志の願いを叶えることはできません。
けれどもNO.427はそれを手伝うことを提案します。
NO.427が手にとったのは机の上に置かれていたあるファイルです。
それはどうやら灯志の両親に関連した書類が入っているようですね。
灯志は黛と協力して両親に何らかの制裁を加えようとしていたのです。
NO.427は両親への報復はこの程度でいいのかと灯志に語りかけます。
灯志はもっと怒っていいのだと言うNO.427は、何かを灯志の耳元で囁きました。
それを聞いた灯志は呆然とします。
その瞬間、流星は灯志が自分を呼ぶ気配を察知しました。
同時に灯志の悲しい気持ちも伝わってきたようです。
灯志が何か事件を起こしてしまうのではと心配する流星は、灯志の過去に連れて行ってほしいと手の人に頼みました。
覚悟を決めたのかと問いかける手の人に、当たり前だと流星は答えます。
しかし、よつばには手の人が見えていないのか困惑した様子です。
よつばは流星に誰と話しているのかと尋ねます。
そして、流星の目が黒く染まり始めたのを見たよつばは、自分も流星について行くと言って流星に抱きついたのでした。
死がふたりを分かつとも 21話の感想と次回22話の展開を私的考察で予想!
今回は、よつばのために自分のつらい過去の記憶と取り戻すと決めた流星が格好良かったですね!
友達であり、自分の兄とどこか似ている灯志のために迷わず過去へと飛び込んでゆく姿にもしびれました。
22話では、灯志の過去が明らかになると思います。
灯志の耳元で悪魔が囁いたこととはなんだったのでしょうか、次回も目が離せません。
まとめ
今回は漫画『死がふたりを分かつとも』21話の注目ポイントやネタバレ込みあらすじ、感想をご紹介しました。
21話では、流星がよつばのために過去の記憶を取り戻すことを決意しました。
また、流星は灯志が抱えている傷も受け止めてみせると誓います。
灯志の元へと現れた悪魔によって灯志に異変が起こります。
それを察知した流星とよつばは、灯志の過去へと行くことになりました。
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