シャーク ネタバレ29話(漫画)兵頭が最後に聡に教えたい二つの技、その一つはなんと尾崎専用だった！

また見違えるを成長した聡、どのくらい成長したのか

尾崎に夢中になっている間に、聡はまた見違えるほど成長しましたね。

最初の頃の聡と同一人物とは思えないレベルです。

体も大きくなり、顔つきまで変わり、教えた兵頭も目を見張る違いだと思います。

しかし、聡は見た目だけでなくどのくらい鍛えられたのかも気になりますね。

そして、兵頭が、近々ここを出るつもりなのか、そうなったら聡的にはピンチでしょうから、兵頭の動向も気になるところです。

シャーク29話のネタバレ込みあらすじ

聡はどこまで成長したのか

聡はフェイクだといい飛び蹴りを交わしますが、そんなの簡単に見抜ける兵頭にかわされてしまいます。

そして、何度もパンチを出しますがどれも簡単にガードされ、わき目で兵頭が時計を見るともう少しなことから、今から構えろといい、今度は兵頭がパンチを出したのでした。

聡は頑張ってかわしますが、そのパンチは顔の目の前で寸止めされ、気づくと聡の体は木に追い詰められ、兵頭のパンチが目の前に放たれます。

もうだめだ、避けられないと聡が諦めたその時、大きな音とともに、木が揺らめくと、聡の顔のすぐ横の木に、兵頭は思いっきりパンチをし、木に大きな穴が開きました。

そんな、唖然としている聡に、兵頭は、今日は、聡にしてはまあまあ良かったと優しい目で評価したのでした。

その夜聡は、一発も当たらなかったことを反省すると、兵頭は世界チャンピオンですら自分の顔にパンチを課することはほぼないとフォローします。

ほぼということは過去に会ったのかと聡が言うと、油断した時にあったが反撃して終わらせたし引退試合にふさわしいものだったと真剣なまなざしで答えるのでした。

兵頭は、自分がここを出ていった後の聡のことを考える

そして、兵頭は聡に、来週兵頭の誕生日なことを知っているか確認すると、聡は不安そうな、悲しげな何とも言えない表情をして、知っていることを答えました。

そんな聡を察し、聡は自分のようなボディーガードがいなくてももう大丈夫なことくらい強くなったこと、その辺りのヤンキーなら余裕で倒せることを告げたのです。

すべて兵頭のおかげだと感謝する聡に、兵頭は聡の頑張りだと答えます。

そして、特訓機関が短かったことから、まだ同年代の強いもの、たとえばここの３トップなどに勝つのは難しいだろうという見解も告げました。

兵頭は、そのレベルだと尾崎にももちろんかなわないだろうが、特訓を今後も一人で続けること、そして残り一週間で二つの技を教えることも約束したのでした。

兵頭が一週間で教える二つの技とは

一つは、格闘技ではほぼ使われていない業だが、尾崎にはかなり有効であろうと思われる、尾崎専用攻撃だといいました。

兵頭は、出所後すぐは尾崎との喧嘩を避けるだけ避ける事、三年特訓しても追いつけるレベルではないことを忠告したのです。

しかし、万が一喧嘩をするしかない場合、ゼロパーセントの可能性を10パーセントにまで上げることができるこの技を使えば、上手くいけば尾崎は暗闇の中で聡と戦うしかなくなるとアドバイスしました。

よく見るように忠告し兵頭が構えその技を放つと、聡は言葉が出てきませんでした。

兵頭は、肩がポイントだといいますが、聡は誰にでも十分有効そうな技なのになぜ尾崎専用なのかと聞きます。

すると兵頭は、この技は欠点が多いこと、スピードが意外となくて、尾崎のように動体視力に優れた相手だとカウンターパンチを常に気にしないといけないため、一度きりのチャンスをいざという時に使うことを教えました。

そして、もう一つの技は、公式では使えない、人の命を奪いかねない危険な技だと言うと、聡はそんな危険なこと自分は出来ないし、教わりたくないと即拒絶します。

兵頭は最後まで話を聞くように忠告し、その上でただ人に殴られたりカツアゲされたくらいでは絶対に使わないこと、そして、今後聡の大切な人の命が危ない時など、そういう時に使う最後の武器だと鋭い目で言いました。

聡は守りたい人という言葉にピンとこない桃の、反応します。

兵頭は、この技を聡に教えるべきか、今日の朝まで悩んだと前置きしたうえで、聡の性格などを知っているから信じてはいるが、人間はいつどうなるか予想がつかないことを話し、結論は聡に任せると言い放ったのです。

教わりたいか教わりたくないかは、聡が自分で決めるように告げたのです。

その兵頭の重い言葉に、聡は視線を下に向けて考え込むのでした。