シークレットレディ ネタバレ14話【ピッコマ漫画】シャルトゥスとのダンス

シャルトゥスの想い

ロアンをダンスに誘うシャルトゥスですが、ロアンはそう簡単には靡きません。
シャルトゥスにとってロアンとは……。

シークレットレディ14話のネタバレ込みあらすじ

ダンスの時間

手にキスをされ、ダンスに誘われたロアン。
ふと感じた既視感は、昔のシャルトゥスと出会った時のものでした。
まだ幼く、天使のようだったシャルトゥスとの思い出です。

誘うような流し目でロアンを見るシャルトゥスに昔の面影を見たロアン。
ここまで露骨にされたら知らないふりは出来ません。
ダンスは不得手だと言いながらもシャルトゥスの誘いに乗るのです。

ダンスは不得手というのはもちろん嘘です。
ロアンはロゼンタイン、次期アルゼン公爵なのですから。
公爵家の名に恥じない振る舞いは心得ているのです。

シャルトゥスにリードされ、ロアンは悪くないと思いながら踊ります。
繋いだ手の温もりは思ったよりも温かく、思ったよりも優しく。
こんな慰め方なら悪くありません。

ロアンはシャルトゥスに尋ねました。
シャルトゥスの今日の最初のパートナーなのかと。
驚くことにシャルトゥスにとって、今日のパートナーはロアンが最初で最後だったのです。

侍女の身である自分には分不相応だと言ってもシャルトゥスは意に介しません。
そこでロアンは思い切ってシャルトゥスに顔を近づけました。
まるで自分を誘惑しているようだ、と。

ロアンはシャルトゥスがアクラナで最も美男子であることは認めています。
しかし、ロアンには譲れないことがありました。
ロアンは軽い男が嫌いなのです。

ロアンはシャルトゥスを突き放しました。
契約上、夜の相手はしないことになっていたからです。
今日だけは特別に誘いに乗ってあげただけなのです。

あっけに取られたようなシャルトゥスでしたが、シャルトゥスとてロアンの気持ちを蔑ろにするつもりはありません。
弁解の余地もないのですが、それでもダンスは最後まで踊ってほしいようです。
楽しませてくれるなら、とロアンは了承するのでした。

心地よい夜風に吹かれて笑顔を見せるロアンに、シャルトゥスは笑みを隠せません。
今まで誰も、自分ですらもシャルトゥスのために命を投げ出すような真似はしなかったのです。
しかしロアンは違いました。

シャルトゥスがロアンに礼を言おうとしたその時、ルセンが顔を出しました。
いくら待ってもシャルトゥスが来なかったので迎えにきたそうです。
心配はあまりしていなかったようですが。

ルセンはロアンに忠告します。
今までどれだけの令嬢がシャルトゥスに泣かされてきたかと。
しかしロアンはそれを無視してシャルトゥスに話しかけました。

そう簡単に惚れるな、と。
軽い男は嫌いと言ったはずだと。
驚くルセンに服を投げつけるように渡し、そのまま気持ちよく去っていくのでした。

シャルトゥスがロアンに興味を示していることを感じたルセン。
しかしシャルトゥスは、自由を求める鳥をカゴに閉じ込めることはできないと肩を落とします。
呪われた皇家、たとえシャルトゥスが望んだとしても……。