お別れを希望します。 ネタバレ11話【ピッコマ漫画】シオンを連れて帰ることにしたアイネを待っていたのは？

シオンとのお別れに失敗したアイネ。

仕方なくシオン連れたまま家へと帰ることにしました。

家に着いたアイネとシオンを待っていたのはなんと…？

上手く別れられないことに焦りを感じるアイネですが、11話ではさらなる困難がアイネの元に降りかかりそうです。

はたしてその困難とは！？

お別れを希望します。11話のネタバレ込みあらすじ

何をやってもうまくいかないことに頭を悩ませながら、馬車へと向かうアイネ。

後ろにはぴったりとシオンがくっついています。

歩きながら、アイネはシオンに別れを告げた時のことを回想します。

小屋に閉じ込められた上に鎖でつながれ、アイネのことを殺したいほど憎んでいるシオン。

それなのに、アイネに捨てられてしまったら生きていけないシオンは、涙を流しながら、ご主人様のことが必要なんだと訴えたのでした。

そんな状態のシオンを、アイネはどうしても解放できなかったのです。

自由を与えると言いながら、結局は自分の気持ちを楽にしたいだけだったのだと気付いたのでした。

従者にも詳しいことを告げずに、とにかくシオンと一緒に馬車に乗ります。

馬車の扉が閉まる音にもおびえてしまうシオン。

馬車の中でもずっとアイネにしがみついているシオンを見て、アイネは転生する前の自分の境遇を思い出します。

彼女も、毎日のように虐待されながらも、捨てられることがこわくて引き止めるしかない、という経験をしていたのでした。

シオンも、虐待するアイネに対して強い恨みや怒りを感じていながらも、アイネがいなくては生きていけないので、引き止めるしかないのです。

そんなシオンの様子を見て、アイネは優しく顔をなで、気持ちを落ち着かせます。

家に帰ると待っていたお客様とは！？

やがて、馬車は家へとたどり着きます。

出迎えたメイドのリタは、シオンを見て驚きながらも、アイネにお客様が来ていると告げます。

そのお客様とは、なんと、ラインハルト大公。

アイネの元へと近づきながら、挨拶をするラインハルト大公ですが、途中でアイネの後ろにいるシオンに気付きます。

ラインハルト大公に対して敵意をむき出しにするシオン。

ラインハルト大公もまた、シオンに対していい感情を持っていない様子。

不穏な空気を感じたアイネは、何とかしなくてはと思い、シオンに優しく触れ、落ち着かせます。

その様子を見ていたラインハルト大公は、とても機嫌が悪そう。

どうしてラインハルト大公の機嫌が悪くなったのか不思議に思いながらも、アイネはラインハルト大公に訪ねてきた理由を聞きます。

どうやら、ラインハルト大公はあらかじめ手紙を出していたようですが、トラブルがありその手紙が届いていなかったようです。

アイネとしても、そろそろ連絡しなくてはと思っていたので、ちょうど良かったのですが、ラインハルト大公と話しをするためには、シオンをなんとかしなくてはいけません。

少しの間だけ他の部屋で待つように伝えようとしますが、捨てられることへの恐怖心からか、シオンはアイネのそばから離れようとしません。

それを見たラインハルト大公は、シオンに対して話しかけます。

アイネが困っているのにわがままを言うのはおかしい、相手の気持ちを考えろ、それが好きな人に対する態度ではないのか。

そう言われたシオンは、アイネに嫌われたくない気持ちから、我慢してアイネのそばから離れることに決めます。

あいかわらずシオンとラインハルト大公の空気は最悪なものですが、ひとまず安心したアイネは、リタにシオンを自分の部屋の隣の部屋に連れていき、着替えも用意するように命じます。

ラインハルト大公と二人で話をするため、家の中に入ったアイネ。

アイネに対して、ラインハルト大公はシオンは彼氏なのかと尋ねます。

恋人ではないと答えるアイネに、じゃあ何なんだと詰め寄るラインハルト大公。

しかしアイネは、自分とシオンの関係をどうして気にするのか、関係ないではないかと言い返します。

そんなアイネに対して、ラインハルト大公は衝撃的なことを告げます。

なんと、ラインハルト大公は、婚約破棄の書類を持ってきたのではなく、婚約を破棄しないということを伝えにきたのでした。