お父さん、私この結婚イヤです！ ネタバレ27話｜漫画｜お姫様抱っこで会場を闊歩するレジス、恥ずかしくて赤面するジュベリアン…

変なところをレジスに目撃されてしまったジュベリアンとマクスミリアン。

ジュベリアンはあそこまで怒りを顕にしている理由にはやっぱり気づきません。

大事にされているってつゆほども思わないジュベリアン。

原作の結末を知っているからだけど、それがかえって真実を見逃すことになっています。

誰がどう見ても娘を溺愛する父親なのですが…。

今回も素敵なお父様ぶりが堪能できます。

お父さん、私この結婚イヤです！27話のネタバレ込みあらすじ

後ろに倒れそうになっているジュベリアンを支えているマクスミリアンは、覆いかぶさるような体勢。

目の当たりにしたレジスは手にしていたワイングラスを握りつぶすほどの怒りを顕にします。

何の真似だ!?とマクスミリアンを睨みつけました。

蛇に睨まれた蛙!?レジスVSミハイル

レジスはテラスに来る前から若干苛立っていました。

初めは娘と穏やかな1日を過ごそうと思っていたレジスですが、貴族の話を聞いているのは面倒でげんなりします。

ジュベリアンがテラスに出ていくのが見えましたが、大丈夫だろうとしばらく放っておきました。

ところが、そのとき勘違い男のミハイルがジュベリアンの後を追ってテラスに出ようとします。

人のいないところで行ったってことは、俺を誘っているんだろうと勝手に思っているミハイル。

レジスが見逃すわけがありません。

横を通り過ぎようとするミハイルを睨みつけました。

ぎょっとしたミハイルが目を反らせずにいると、レジスも凝視したまま。

ものすごい威圧感を感じるミハイル。

ジュベリアンと別れたらこんなに急変するのかと驚きますが、同時に恐怖心も感じます。

踵を返して戻っていきました。

レジスはジュベリアンが宛のミハイルの手紙を読んでいたので心底軽蔑しています。

虫けらとさえ思っていました。

あんな奴のためにジュベリアンの楽しい時間を邪魔させてたまるかと防波堤を張っていたのです。

レジスは見た!

ミハイルがジュベリアンのところに行くのをを阻止したレジスですが、今度はテラスからジュベリアンの声が聞こえてきて怪訝な顔に…。

曇ガラスの向こうに影が写り、ジュベリアンが誰かと一緒なことに気づきます。

それも男…。

俺の目をすり抜けたとは、相当な奴だと感心するレジス。

後で家柄を調べても遅くはないだろうと、見過ごすつもりでいました。

ところが、ジュベリアンの小さな悲鳴が聞こえたので、レジスは血相を変えてテラスへと向かいます。

そこで目に飛び込んできたのは、ジュベリアンに覆いかぶさるマクスミリアン!

そして冒頭部分へと戻ります…。

マクスミリアンに怒り心頭のレジス

ものすごい形相でレジスが睨みつけるので、そーっと離れるジュベリアンとマクスミリアン。

レジスは、マクスミリアンのことを容姿と剣術の腕は認めていますが、その性格はとんでもないと思っています。

先代皇后の顔を立てて弟子にしたのに、娘に手を出したとあっては許せるものではありません。

怒り心頭のレジスは、ワイングラスを握りつぶした手にさらに力を込めます。

血がポタポタと滴り落ちる手を、ジュベリアンが両手で必死に開かせようとしました。

レジスの表情が緩みます。

レジスはジュベリアンには優しい顔で、とりあえず中へ入ろうと言って自分の手に添えられているジュベリアンの手左手をもうひとつの手で握りしめました。

マクスミリアンがジュベリアンの右手を掴み、足を痛めたんじゃないかと訊きます。

レジスはその手を振り払うと、娘のことは心配しなくていいと言い放ちました。

ヒョイッとジュベリアンを抱き上げるレジス。

マクスミリアンには、これからは家に来るなと告げて会場へ入っていきました。

こんな注目の仕方はいやだ!

ジュベリアンは、レジスのこの行為も勘違いします。

弟子を大事にしているんだな…と!?

僕の娘だと言われたことに対しても、原作の結末が邪魔をして喜ぶことができないのです。

レジスはジュベリアンを抱えたまま会場に入っていきました。

当然周りの人たちからは注目の的。

降ろしてもらっても大丈夫だとジュベリアンが言っても、足を痛めたんだから無理する必要はないと言って降ろしてくれません。

お姫様抱っこで会場を突っ切ることになってしまって、恥ずかしくて仕方ないジュベリアン…。