お兄様を誘惑するつもりだったのに！ネタバレ65話｜クララはショッピングをすることに

クララは目の前の女性が、この小説の主人公であるアドリアナだと分かりました。

そのアドリアナは、ニコッとしてクララに話しかけてきます。

名前を聞かれたクララは、とっさにララと答えました。

自分の本名を答えて良いのか迷ったからです。

その場を去ったクララでしたが、こんな形で会うとは思っていませんでした。

クララはダニエル皇子の所へ行きます。

ダニエル皇子は、髪の色を魔法で変えて返送していました。

そして、ネルハを案内したいと誘ったのです。

お兄様を誘惑するつもりだったのに！　65話のネタバレ込みあらすじ

とっさに女性を助けてしまったクララは、その女性がアドリアナだとは気が付きませんでした。

彼女から話しかけられて、初めてこの小説の主人公・アドリアナだと知ったのです。

アドリアナは、クララが助けてくれたことに感謝しました。

そして、クララの名前を聞きます。

クララは、自分の本名を明かすのはダメだと思い、ララだと偽りました。

アドリアナはお礼をして、その場を去って行きます。

クララはこんな所で、アドリアナに会うなんて思っていませんでした。

でも気を取り直して、ダニエル皇子の所へ行くことにします。

広場で待っていると、ダニエル皇子がやってきました。

よく見ると、ダニエル皇子の髪の色が変わっています。

クララが聞くと、魔法で変装していたのでした。

でも、あんまり役には立っていないようです。

元々、イケメンのダニエル皇子は、金髪でなくても周囲から目立ってしまうのでした。

ダニエル皇子は、クララも変装しては？と提案します。

でも実はクララも、イオに魔法をかけてもらっていて、別人に見えるようにしてもらっていました。

なので、変装は不要だと話します。

ダニエル皇子は、物足りなさを感じました。

それに、ネルハを紹介したかったので、クララをショッピングに誘ったのです。

ダニエル皇子は手を差し伸べました。

でも本来、その手をつかむのはアドリアナです。

ダニエル皇子はアドリアナと結ばれる予定なのでした。

それを思い出した、クララはダニエル皇子の手を握らなかったのです。

一行は、そのままショッピングに向かうことにしました。

数日後、クララはセシリアの邸宅にいます。

自分はダニエル皇子とどんな関係なのか・・・とクララは悩んでいました。

セシリアもその様子を見て、心配になります。

クララはさすがに、セシリアに悩みを打ち明ける訳にはいかないので、大丈夫だと話しました。

でもクララは思います。

ダニエル皇子は、主人公なので、別に何もしなくても上手くやるのでは？と思ったのでした。

悩んでいるクララを、何とか気晴らしできないかと思った、セシリアはクララに自分の書いた絵を見てみないか？と提案します。

実は、建国記念の行事で陛下を描く大会があったのでした。

クララは、ぜひ見たい！と喜びます。

セシリアの親切な気遣いに、クララは嬉しくなったのでした。

そのセシリアの絵を見て、クララはげんなります。

絵はとても上手で素敵なのですが、モデルのバスティアン陛下の顔がかけ離れているのでした。

すると、後ろからそのバスティアン陛下がやってきます。

クララが頻繁に、セシリアの所に行くと話して外出するからでした。

クララは危ない・・・と思います。

バスティアン陛下は頻繁に外出するクララを怪しがっていました。

セシリアは、バスティアン陛下にも自分の絵を見せます。

バスティアン陛下は絵を見て、上手なことは認めましたが、もう少し慈悲深い感じが出ると良いな・・・とまんざらでもない様子でした。

クララはセシリアの才能を褒めます。

なんでもできる上に、絵画の才能まであるセシリアをクララは尊敬したのでした。

バスティアン陛下はそんな、才能あふれるセシリアだから、クララが頻繁に訪れるのかと聞きます。

セシリアはさすがに、言葉に詰まりました。

クララも、セシリアが困っていることが分かります。

なので、自分が来たいから来ているのだと、バスティアン陛下に説明しました。

でもバスティアン陛下は気に入りません。

こんなに頻繁に訪問しなくても良いではないか！と怒ったのです。

それに、以前のクララはこんなに外出することなどありませんでした。

それも、バスティアン陛下は疑問に思っていたのです。

そんな陛下に、クララはイラっとします。

まるで、セシリアを責めているように感じたので、止めてほしいとお願いしました。

そして、バスティアン陛下に、反抗します。

自分は大人なんだから、構わないでくれと話したのでした。

なので、これ以上干渉するなら、ひねくれるぞ！とクララは話したのです。