お嬢様はロイヤルシェフ ネタバレ11話！お爺様の好物はまさかの熟れたやわらかい柿!?

ガヴェインはそのはったりにどう反応するのでしょうか?

そして、お爺様の好物を果たして教えてくれるのでしょうか。

教えてくれたとして何が好物なのか??

晩餐会の様子は恐らく第一話に描かれていました。

あの時は一見まる焦げの七面鳥でしたがお爺様は焦げたものが好きなのか……??

謎が深まるばかりです。

また、はったりを受けたガヴェインがこのことをランスロットに相談するシーンがあります。

何が語られたのでしょうか。

注目しましょう!!

お嬢様はロイヤルシェフ11話のネタバレ込みあらすじ

セニアナのはったり……効果のほどは?

「この書類を渡さなければ私をぶちますか?」

ガヴェインは困惑してしまいます。

そもそも、なぜセニアナはこんなことを言い出したのか。

セニアナはどうしても、お爺様の好物を知らないといけないかったのです。

覚悟はできていました。

むしろ殴られた方が楽とまで考えています。

なぜなら、痛みは耐えればいいからです。

セニアナがまだセナだった頃。

それは殴られる毎日でした。

小さいときは、父親から借金を取り立てる借金取り。

施設に預けられてからは施設の人からの虐待。

ほっぺたや腕、脚、全身を殴られていました。

セニアナにとって、暴力とはあたりまえに受ける者だと思っていました。

そう思って、セニアナは殴られてもいたくないような態勢をとります。

そんなことはよそにガヴェインは殴りませんでした。

むしろ、なぜ殴らなければいけないのかわからない様子です。

セニアナは驚きの返事に思わずガヴェインと目を合わせます。

そして、安心したのか満面の笑みでガヴェインに「意外にやさしいんですね」と伝えます。

むしろ、ガヴェインはその一言に怒りを覚えました。

自分が女を殴るような人だと妹に思われていたなんて。

でも、こういった手前何もできません。

セニアナは改めてお爺様の好物を教えて欲しいと念押しします。

ガヴェインは半信半疑になりながらもこたえるのでした。

お爺様の好物はやわらかい柿!そして、最近麺類を食べるようになったって

「柿、それもやわらかい柿だ」。

「わかったらそれをよこせ」。

ガヴェインは面倒になったのか意外にもすんなり答えてくれました。

柔らかい柿……、熟柿か!!

セニアナはさらにヒントを得るため、質問を続けます。

「甘いものがお好きということですか?」

ガヴェインによると、お爺様は特別甘いものが好きというわけではないようです。

それでも、最近はやわらかい柿を食べているよう。

他にも、以前は苦手だった麺類も食べるようになったそうです。

それを聞いてセニアナは思いつきました!!

ガヴェインに書類を渡して、精いっぱい感謝します。

そして早速、キッチンに戻ってシトロンと話し合います。

そして、シトロンに幾つかの食材を手に入れるようお願いしました。

ちょっと、シトロンは不安そうですが。

自分勝手なセニアナが変わろうとしている。認めなよ。

セニアナがキッチンで試行錯誤している頃、ガヴェインはランスロットと二人でキッチンに面する外を歩いていました。

キッチンからは賑やかな音が聞こえます。

それを聞いて、ガヴェインは半分馬鹿にしたような態度でランスロットにセニアナがお爺様の晩餐会に料理をだすことを話しました。

しかし、ランスロットはガヴェインをなだめて、セニアナが変わったという事実を認めるよう諭します。

昔、セニアナはセナがのりうつる前まではそれは気味の悪い女性でした。

まるで生きるしかばねのように目には生気がなく、顔も青白い、すぐにでも倒れてしまいそうな姿をしていました。

自分勝手で他人を寄せ付けなかったセニアナ。

でも、そんなセニアナが変わったのです。

以前、セニアナが頭をなでさせてくれたときのことをランスロットは思い出します。

ぼさっとした髪の毛、しかし、それが思いのほかさわり心地がよく、セニアナの顔も猫がのどのを鳴らしているように気持ちよさそうにしていました。

それが、ランスロットには何よりもうれしかったのでした。

そんなことを思い出して、一人笑うランスロット。

ガヴェインに気持ち悪がられますが、一人そのときのことを妙な気分であったと振り返ります。